『つくづくと』
朝方は雨が降るでしょ。そんな予報が外れとっても良いお天気の朝になりましたよ。でも、午後からはにわか雨になり夜には大雨も予想されているとか。今、近づいている台風の影響なのでしょうね。「中秋の名月」だというのに、残念ですよね。
さて、あほまろは、わずか一泊二日の出張でしたが、昨日のナナちゃんは家で荒れ狂っていたようですね。その証拠に書斎の本棚から本が数冊落っこってます。それも、深い歯形付きでね。女房によると、あほまろの帰りを玄関でじ〜っと待っていたようです。でも、帰って来てナナちゃんと呼んであげると、チラッとこっちを見るだけで自分の寝床に行ってしまったんですよね。ナナちゃんは安心したのか、怒ってるのか、それとも冷たい性格なのかな・・・。亡くなったモモちゃんだったら、寂しかったよ〜って、鳴きながら飛びついて来たんですけどね・・・。
今朝、一丁来の革靴が悲惨な状態になっていました。昨夜はモモちゃんの怒りが革靴に集中してしまったようです。靴の下敷きはくしゃくしゃ、更に、その下の本体までガリガリ剥がれているのです。舶来の高級靴だったのに、これじゃもう使うことができませんよ。昨夜は疲れて帰って来たので、靴を玄関に脱ぎ捨てたままで仕舞わなかったのがいけなかったんですよね。ナナちゃんを叱っても元に戻る訳じゃないので、泣き寝入りだよ。まったくぅ・・・。

当初かららの予想通り、オリンピックはブラジルに決まって良かったですね。政府も今の日本にオリンピックの無駄遣いが無くなってホッとしてることでしょう。もともと、民主党は開催を反対していたのですから招致運動で国内が盛り上がる訳無いよね。これで始めて南米でオリンピックが開催されることになるのを、日本のみなさんも歓迎してあげましょう。

『拡張現実』
京都市と京都精華大学の共同事業で運営する日本初の「京都国際マンガミュージアム」を訪れてきました。このミュージアムは、博物館的機能と図書館的機能を併せ持った、新しい文化施設です。元龍池小学校の昭和4年建造の校舎を再利用し、当時の佇まいをそのまま残した建物です。

京都国際マンガミュージアム館長は東京大学名誉教授養老孟司氏ですが、非常勤のため、机の上には、弟子の多麻呂が得意とする針金細工が常駐してましたよ。

京都国際マンガミュージアムに保存されるマンガ資料は、明治の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料や現在の人気作品はもちろん、海外で出版されたマンガまで、約30万点が保存され一般公開もされているのです。将来的にこれらをデジタルアーカイブ化する予定だそうです。
ここでは、これらの展示物を如何に有効利用するかの模索として、iPhoneを使った「セカイカメラ」の実験が行われています。ミュージアムにいらした方が見たままの情景やアイデアが、そのまま伝わることはなかなか難しいのです。しかし、その場所に残された情報を共有することによって、人間同士の思考を結びつけられるのではないかとの発想で、入館者にiPhone「セカイカメラ」を貸し出し、多様な情報を双方向で共有しようとの実験なのです。
まずは、多麻呂と喫茶店で実験に使うiPhoneをチェック。各々iPhoneを2台づつ持って準備中。

現実を拡張するとこのような情報が並びます。これらアイコンをクリックしながら、現実世界と仮想世界を行き来する窓として機能しているのです。

展示室に置かれた特殊なバーにカメラを向けると、コーナーの開設が見られる。これは特に目新しい技術では無いのですが、これらの情報を更に拡張した機能が「セカイカメラ」だと思えば良いでしょう。

まずは、展示解説を見た方々の意見でも読んで、

展示された現物と見比べてみるのも、新しい展示方法ですよね。

正面には、等身大(?)の火の鳥が飾られています。

これから、マンガミュージアム内の教室で行われる多麻呂先生の授業風景を見てから帰ろうと予定していたのですが、iPhoneで新幹線の予約状況を見ると、金曜日なので東京方面の混雑が予想されているとか。雨も激しくなったようなので、早めに引き上げることにしました。
みなさんも京都にお出かけの際は、ぜひ京都国際マンガミュージアムも訪れてみましょう。

『東京スカイツリー』
一日お休みしただけで、もうこんなに高くなってしまいましたね・・・。手前のクレーンは、隅田川で行われている工事用で、タワーとは関係ありません。それを除けるため、いつもよりも左側寄りで撮りました。

散歩の帰り。


「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |