『つくづくと』
雨か・・・、まだ暗い街を霧雨のカーテンが覆っています。目覚めが早かったのか散歩の時間までまだ1時間以上もあるじゃないですか。もうちょっと寝ていたら晴れるかも・・・。待てばカイロのひよりあり、ナナちゃんはまだ熟睡しているようだし、あほまろももうちょっと寝ているか。
あなた、何時だと思ってるの!突然女房に起こされてビックリ、時計を見るともう5時半じゃないですか。30分以上も遅刻でしたよ。しかし、それが功を奏し、既に雨が上がってましたよ。でも、用心のために傘を持って飛び出したのですが、結局最後まで無用の長物でしたよ。
あほまろはどうも寝過ぎてしまうと反対に寝不足感が増すようです。いつものように歩きながらもウトウトというか、頭は完全に睡眠状態で歩いていることもあるンだよ。その証拠に、今朝も途中で誰かに挨拶されたって記憶はあるんだけど、誰だったっけ・・・。それも、男性だったかか女性だったかすら記憶に無いんだよね・・・。それって、ちょっと危険な性格かも。きっと、日頃の疲れが出ているのかもね。
歩きながらといえば、最近はしなくなりましたが、若い頃のあほまろは、いすに座って読書をするより、歩きながらのほうが明らかに頭に入っていたのです。体を動かすと体全体の血液の流れがよくなるので、脳へ循環する血流量も増え、記憶力のみならず、発想力、想像力も高まると主治医の先生もおっしゃってました。それで、以前は散歩をしているときに日記のアイデアもひらめいていたのです。ご存じ、マキを背負って歩きながら勉強していた二宮金次郎さん。あの大業の秘密は、きっと歩きながら勉強したことにあるはず、これは意外と効率のよいお手本なのかも、彼の真似をし「歩きながら族」の仲間に入れてもらおう。そんなこと真剣に考えていた時期もあったンだよ。
ところが、最近は歩いていても何の考えも浮かびません、ただただ疲れるだけ、おかげで、朝の日記も何を書いて良いのやら延々悩んで結局この程度しか書けなくなってしまったンよ。やっぱ、年には勝てないよね・・・。
ところで、ナナちゃんは歩きながらいったい何を考えているのかな。きっと、早く帰ってご飯を食べたいってことだけかもね。

30分遅れの出発だったので、雷門前到着はちょうど日の出の午前5時34分でした。でも、雨だったのでいつもよりも暗かったよ。

昨日、午後2時頃、仕事をしていると外から騒々しいエンジン音が響いてきました。いったい何かな・・・。
飲酒運転撲滅運動のパレードのようですね。

それも派手なデコバイクを連ねて歩いています。騒々しいエンジン音はおやじ暴走族のハーレーだったンだね。

デコレーション・ハーレーが12台も並んでいましたよ。

飲酒運転撲滅にハーレーの隊列。うぅ〜ん、飲酒運転禁止をアピールすることは出来るでしょうけど、この排気ガスの匂いからして、省エネとは無縁だよね・・・。彼らに酒を飲ませて、運転させないようにする方が意味大きかったりして。
みなさんも飲酒運転は止めましょうね。もちろんあほまろは、50才で運転するのを止めてしまったし、酒だって、絶対に止めようと努力しているんだよ。昨夜の晩酌なんて良く冷えた缶麦茶、たったの二缶だけだよ。

『東京スカイツリー』
雨上がりなので、霞んで良くわかんない。

いつもの散歩帰り。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |