『つくづくと』
昨日は、目黒の碑文谷八幡例大祭で走り回ったおかげで、起きるのが辛かったんですよね・・・。つくづく自分の年を感じてしまいましたよ。祭りを追いかけるなんて、還暦を過ぎた人間のすることじゃ無いんですけどね。
今朝もいつもの時間になってもナナちゃんは熟睡しているのです。先月までは時間になると確実に起こしてくれていたのに、いったいどうなってしまったのでしょう。毛が抜け落ちて寒くなったこと以外、何の変化も無いのですけどね・・・。今朝もまだ真っ暗な散歩に出かけた途端、その原因が分かりましたよ。そうです、日の出が遅くなってしまったからなんです。時計の時間は、便宜上人間が考え出したもの、しかし、動物は太陽と月とのバランスで生活のリズムが出来ているのですよね。それで、ナナちゃんの体内時計はまだ起きる時間じゃ無かったってことですよね。なにしろ、日の出時間が先月末より30分以上も遅くなっているのですから無理も無いことだったのですよ。
後10日後には浅草寺の開門も30分遅れになります。そうなったら、またナナちゃんは時間通り起こしてくれることでしょう。自然界からかけ離れた生活で体内時計がまともであればね。
さて、昨日は目黒の碑文谷八幡例大祭に行ってきました。あほまろと目黒には何の関係もありませんが、弟子の古麻呂の実家が碑文谷八幡の氏子地区、しかるべき理由で腹町西町会のお神輿渡御の記録を撮ってあげているのです。早いもので、今年で6年目となるんです。
碑文谷八幡の氏子町会は幾つあるのかは忘れましたが、原町西町会は東急目黒線の西小山駅と東横線の都立大学駅の中間地点に位置する町会で、近所には皇太子妃の実家もある住宅街なのです。
秋期例大祭は、隣接する三町会(原西・千束北・南一)連合で碑文谷八幡さまに宮入渡御をするのです。

最近は、どこの町会も担ぎ手が足りず他の地域から応援を要請しており、プロ(?)の担ぎ手もたくさん入り込ん
でいるのです。でも、プロばっかりになって本格的になり過ぎては地元の人たちが近寄りがたくなってしまいますよね。そんなことから、核家族化や引越しによって地元を離れた方々を積極的に呼び戻そう、若者たちが積極的に動いているようです。
そのおかげか、ここで生まれ育ち、現在は金沢八景で暮らしているとおっしゃる方も、このお祭りだけは毎年参加しているとおっしる方も担いでましたよ。
昨日の写真は、これから整理が終り次第、例年通り「浅草通信網」の写真館で公開いたします。今朝はその一部だけでもご覧ください。

碑文谷八幡さまの狭い境内を抜けるお神輿。ここは女性だけで担ぐのが恒例になっています。狭すぎていつも写真を撮るのに苦労するんですよね。しかし、6年も撮っている場慣れですよ。

二の鳥居を潜った後は、男性も混じって宮入道中の盛り上がりもピークに達するのです。

三基のお神輿が宮入をしました。

全員で神様にお神輿を差し出します。

チョンチョン、木が入って、宮入が無事に終了しました。

宮入を終え、三町会の中心にある原町小学校校庭で記念撮影。ネットでは小さい写真ですが、みなさんの顔はしっかり写っているので、ご安心ください。

日没間際まで連合渡御が続き、町会の分かれ目の交差点で、連合渡御の終了です。

原西町会のお神輿も神酒所に戻ります。出発の合図は原西町会にお住まいの青木目黒区長さんです。

そして、神酒所入り。毎年、最後の盛り上がりは迫力満点なのです。また来年も撮ってあげますね。




『東京スカイツリー』
昨日と変化無しですね。


「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |