『つくづくと』
東京は、台風14号の直接の影響なくスッキリ晴れて青空が広がっています。涼しい北東風が強く吹いてはいますが、かえってそれが爽やかに感じる朝の散歩となりました。でも、ナナちゃんにとっては少々寒いのか、立ち止まった時に小刻みに震えているのが判るのです。すっかり抜け落ちてしまった体毛が再び生えて来るまでは、我慢を強いなければいけないようですね。
今日は「空の日」、明治44年に山田猪三郎氏が開発した山田式飛行船が東京上空を初飛行したのを記念して昭和15年に「航空の日」が制定されたのです。戦後は一時中断されていましたが、昭和28年に当時の運輸省と日本航空協会が復活させたそうです。毎年、この日は、全国の空港等のうち1ヵ所をスカイフェスタ会場として大規模なイベントを行うほか、各地の空港、レーダー事務所等において、管制塔などの空港施設見学、航空教室等が開催されております。今年の会場は那覇空港のようですが、開催は10月17〜18日になっていますね。
あほまろも調布飛行場で開催されたスカイフェスタを撮影したことがありました。管制塔内で発着を見守る子どもたちを撮った写真が翌年のスカイフェスタのポスターに採用されたのです。そんなことから、毎年、この日が来るたびに思い出すんですよね・・・。今朝の秋晴れの空を見あげていると、「空の日」としては最高だよね。航空関係者のみなさん、空の安全もよろしくお願いしますよ。
昨日から東京芸術大の大学院美術研究科の方々が、「上野タウンアートミュージアム2009」の一環としてユニークな仕掛けを施したアートリヤカー七台で上野公園を巡回展示会しているようです。1200個の空き缶を積み上げたものや、段ボールで飾ったものとか、子どもたちに人気はシャボン玉が飛び出す三角屋根のリヤカーとか。もっと早くその情報を知っていたら、あほまろも見に生きたかったんですよね。今日は、午後から、そのリヤカーを連ねて浅草雷門前までパレードを行うそうです。
でもね・・・、実は、今日の午後から浅草には居ないんですよ。弟子の古麻呂の実家がある目黒の碑文谷八幡宮の例大祭が行われるのです。実は、町会長さんから頼まれ、5年前から記録を撮っているのです。ざんねんながら、今回のリヤカー展示会は見ることができないようです。どなたか、写真を撮られた方がいらっしゃたら、見せて欲しいな・・・。
上野タウンアートミュージアム とは、「社会と連携した芸術教育プロジェクト」という観点から、様々な地域で、学外展示、市民講座、インスタレーション、ワークショップ、シンポジウムなどの活動を行っています。これらの活動は実験的な試みであり、相互に関係することなく独立した研究創作活動として行われてきました。
実験は、街全体がいわばミュージアムとなり、地域文化の活性化に寄与し、教育研究活動の還元の場としていくことを理想としています。
(上野タウンアートミュージアムより)
町全体がアート。もし来年はチャンスがあったら、あほまろも参加してみたいな・・・。
散歩から帰って、寒かったのかナナちゃん小刻みに来震えているのです。でも、写真じゃ判らないか(笑)。


『東京スカイツリー』
どんどん高さを増していくので、そろそろ望遠レンズの画角から外れてしまいそうですね。

ますます暗くなってしまうので、これからはこの位置からも抑えておきますね。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |