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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年12月10日(月) 旧暦11月1日大安

- 黄色い世界 -

日記写真


『今朝の浅草』
 ヒューヒューと窓を吹き抜けて行く風の音で夜中に目覚めたのは午前3時でした。ベランダを覗くと、木々の葉擦れが風に乗りながら窓を吹き抜けていった痕跡が散らばっています。我が家はマンションの10階だというのに黄色い銀杏の葉が落ちているのです。今朝の風はそこまで力強く吹いているのですね・・・。
 
 黄色といえばあほまろのイメージは菜の花かな。でも、菜の花といえば春に咲く花ですよね。今は冬の黄色い世界といえば、昨夜の風で舞い落ちた落葉に覆われた浅草寺境内、今年一年の出来事総てが黄色い世界に飲み込まれていくようにも思えてくるのでした。

 黄色はもちろん「黄の色」のことで、その由来は平安時代に色の名称として確立したとされています。それまでは、赤の一種とされ、奈良時代の落ち葉の色は「赤葉」と記されていたのです。その後、飾り気の無い色の意味で「き(生)」から生じた設や、汚い話ですがウンコのクソ色、漢字で書けば「糞色」「く」「黄」の語源にあたることから生じたとも。何はともあれ、黄色い世界を見ていると先人達が必死に書きとどめておきたい努力が伝わってくるようですね。おかげで、今では「黄色い世界」と書くだけで雰囲気を伝えることが出来るのですから、ありがたいことですね。

 見上げても、見下ろしても、一面に黄色の世界が広がっている今朝の浅草、モモちゃんと一緒にいつもよりも長めの散歩を楽しんでしまったために時間切れ、そんなことで今朝の日記はこれにてお終い。


『今朝の雷門』
 あほまろさ〜ん! 仲見世に響き渡るほどの黄色い声、先日、本堂前でお逢いした女性が今朝もやって来ました。彼女は、浅草を舞台にした小説を書いているとのことで、朝一番にお詣りにいらっしゃる地元の方々の様子を取材するために時々やって来るのです。

 昨夜の風でマンションの10階まで運ばれてしまった銀杏の葉の事を教えてあげると、“その話は頂かも”なんて言ってましたが、いったいそれの何が頂きだったのかは教えてくれませんでしたよ。
 
 このように、朝の浅草寺には様々なクリエーター達もやって来るのです。それだけ、この場所には興味をそそる何かがあるのでしょう。そんなみんさんは、口々に浅草に住んでいる方が羨ましいとか、浅草に住みたいとか言うのですが、浅草に住んでいる者としては、特にこの場所が変わっているとは思ってはいないのです。

 “何をおっしゃるのですか、あほまろさんの日記は浅草の観音様から発信しているということで読者が増えているのですよ。私の住んでいる大宮のお寺からの散歩日記じゃ、誰も見てくれないんだから”。それには、何と応えて良いのやら・・・。
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『今朝の宝蔵門』
 
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『今朝の本堂』
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『本堂から宝蔵門』
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 ボビちゃんのおばあちゃんも見えますね。
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『今朝の二天門』 
 
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 境内全体が黄色い世界になっているのですが、まだ薄暗い境内なので、写真ではそれを感じませんね。
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『今朝の境内』
  
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 仲見世の沿道も黄色い銀杏の葉が覆っているのです。
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 弁天山の下も黄色い絨毯が敷き詰められました。
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 こちらは伝法院のお庭です。
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 あほまろが毎日詣でている三地蔵さんの広場も真っ黄色です。今朝のモモちゃんの写真はここで撮ったのですよ。
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『今朝の浅草神社』 
 浅草神社です。
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 神社の横も真っ黄色。
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『今朝の一写』
 いつも一人でお詣りにいらっしゃる前田のおばあちゃん。ココアちゃんを抱っこしながら亡くなったミニちゃんのことを思い出しているのでしょうね。
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『浅草な人』
 私のデジカメは良く壊れるんですよと「浅草な人」。せっかくの浅草だっていうのに、真新しいデジカメが動かなくなってしまったようです。デジカメの中身はコンピュータ、電池を抜いても治らなければ強制リセットをかけたら直るかもよ。たいていは電池を入れる蓋の周りにリセットスイッチが有るはず、やっぱり有りましたね。持っていたボールペンの先で突いて、はい直ったよ。こんな簡単なことを、カメラにもっと大きく書いて欲しいですね。
 今朝も二回目の良い行いをしてしまいましたよ。一回目?、ほら、“その話は頂かも”と言われた黄色い世界のことですよ。
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『今朝のワンちゃん』
 リリーちゃん、モモちゃんを見付けると大回りに避けて通って行くのです。
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 ナナちゃんと
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 ランディ君は
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 じゃれ合うことも無く、朝のご挨拶です。
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 そこにココアちゃんもやって来ました。
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 そして龍ちゃんも仲間入り。
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 龍ちゃん遊んで遊んでと挑発するランディの姿を見て、
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 龍ちゃんも同じ格好で遊んで遊んでってやってしまったよ。それを見ていたココアちゃん、ばっかじゃ無いの。
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 黄色い絨毯の上で記念写真はボブちゃんです。
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 おや、珍しくモモちゃんとご挨拶。こんなの始めてですね。これも黄色い世界の誘惑なのかな。
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 ランディともご挨拶なんて、やはり今朝は黄色い世界のなせる技かも。
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 アックス君も呼び止めて、
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 黄色い世界で遊びましょうね。
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 珍しく、チャコちゃんもやって来ました。最近は寒いので散歩はおとうさんに任せっきりなんですよね。
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 おはよう、サスケ君。お互いお年だけど頑張ろうね。
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 メグちゃんはいつもお座りをしてお詣りを終えるの待っています。
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 シュガーちゃんのおとうさん、テプコの展示を褒めてくれましたよ。
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 バビちゃんとおばあちゃん。お線香の煙で御利益を頂いてました。
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 ヒナちゃんにゴン君も黄色い世界を楽しんでますね。
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 本当にどこを向いても黄色い世界。ボクちゃんの目にはどんな景色に見えているのでしょうね。
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『浅草ジンタ』
 浅草ジンタ発売記念店頭ライブの模様です。今回発売されたCDは、限定1000枚マキシシングル「Fes!Fes!Fes!」。祭り!祭り!祭り!って意味のCDなのです。
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 路上ライブなので、関係の無い通行人の姿に浅草らしさも見えていました。
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 午後4時と5時の二回開催された店頭ライブ、近所の方々からの苦情も無く無事終了。
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 そしてCDを買ってくれた方にはサイン会も開催されました。昨日のライブの様子は、浅草ジンタの別特集で大きな画像でご覧いただけるように加工中です。少々お時間を。
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『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』

 江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、 また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより 廃業する銭湯の数は少なくありません。
 今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。 
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 あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
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  展示内容
 ・江戸時代の「湯屋」の模型展示
 ・現代の銭湯の模型展示
 ・台東区内「銭湯めぐり」写真展
 ・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
  開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
  ※休館日を除く

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 今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。


今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数179枚
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