『今朝の浅草』
家を出る時の気温は5度と昨日よりも低くいのですが、風の無い朝は暖かく感じますね。うろこ雲が点々と浮かぶ空では、朱色がどんどん薄まっていきます。そろそろお日様の顔も出尽くしたのでしょうね。浅草からは日の出は見えませんが、このように雲の色によって日の出を知ることができるのです。我が家から見る日の出、この時期はちょうど新しく出来る新東京タワーの位置を昇って来るのです。日の出に手を合わせだけで、なんとなく今日一日が良い日になるようで、ありがたくも感じてしまうのです。
そうです、今日は我々仏教徒には特別な日でもあるのです。「成道会(じょうどうえ)」といって、お釈迦さまが35歳で悟りを開かれて仏陀となられた記念日なのです。
ところで、悟りを開くということはいったいどんな状況になるのでしょう。菩提樹の下で21日間の瞑想の後、ついに悟りを開かれたお釈迦さまの話は有名ですね。それは良いとして、あほまろが疑問を持っているのは、お釈迦さまが悟りを開いた後、暫くその喜びを味わっておられ、すぐに悟りの内容を人に伝えるべきかどうかという迷いが生じたのでした。と、釈迦伝説に記されています。そう、そこが疑問、悟りを開かれた方が、どうしてすぐに迷いを生じたのでしょうね・・・。とはいえ、俗人には到底理解が出来ませんが、その悟りを人々に知らせたことによって、現在の仏教が生まれたのです。
その後の伝説によると、梵天や帝釈天などの神々が「是非お説き下さい」と懇願したので、お釈迦さまも心を決められたと伝えられています。この時の梵天による言葉が、大乗仏教のどの宗派も唱えている「願わくはこの功徳(くどく)をもって普(あまねく)く一切に及ぼし、我等(われら)と衆生(しゅじょう)と皆共に仏道を成ぜん」という法華経「化城喩品(けじょうゆほん)」の一節になったとか。結局、お釈迦様が迷ったのは、きっと、現世と悟りの境地の端境期だったからなのでしょうね。
悟りとは無縁のあほまろ、しょっちゅう悩んでいます。そんな時には、観音様の本堂に向かって手を合わせながら考えることにしているのです。もちろんそんなことをしても仏様が悩みを解決してくれる訳は無いのですが、悩みの対象を観音様にぶつけることで気が晴れるってことも有るのです。いわゆる、八つ当たり的扱いかな。でも、正にこれが信仰心といえるのかも知れませんね。お釈迦さまの教えは、対立でなく共和をめざしていくこと。これで長い間、我々人類を救ってくれているのですから。
今日の「成道会」、当然、浅草寺の本堂にも釈迦像が掲げられました。アジアの精神文化に大きな影響をあたえた、お釈迦さまの教えによって、境内に集まるワンちゃんたちも幸せを与えられているのですよね。毎日、お詣りとしているので、モモちゃんだって、もっともっと長生きすることでしょう。
不生不減不垢不浄不増不減乃至無老死亦無老死尽・・・
『今朝の雷門』
この時期になると、テレビの年末特番で浅草が取り上げられることが多いですね。袈裟も、朝の浅草寺を詣でる方々にテレビ局のアナウンサーがお決まりの質問“あなたにとって今年は・・・?”、そんなインタビューをしておりました。あほまろとモモちゃんにも声をかけられたので、“今年も無事に生きてました”とだけ答えておきました。こんなのもちろんカットされるでしょうけどね。
反対に、どうして早朝の浅草寺を選んだのかを質問したところ、“上司から言われたもので”、お互い、朝っぱらからど〜でも良いことやってるんですね。そんなど〜でも良い連中でも、お釈迦様のご慈悲は平等なのでしょうかね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
京○さんが歩いてきましたね。彼は、記録的な大雪の函館から、昨日帰って来たばっかりなので、浅草は暖かく感じていることでしょう。

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
今日から、仲見世に「羽子板市」の看板が掲げられました。この行事で本当に今年も終わってしまうのですね。
伝法院のお庭です。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
浅草神社のお庭も銀杏の絨毯ができはじめてました。
『今朝の一写』
浅草神社の境内で、東京ウォーキング協会の方が、受付のテーブルを出しています。今日これから、ウォーキングの会が開催されるのでしょう。案内の矢印を見ると、この団体はNPO法人のようです。NPO法人といえば、行政・企業とは別に社会的活動をする非営利の民間組織、こんな団体にも適用されているのですね。
『浅草な人』
龍ちゃん家族が年賀状の写真撮影にやって来ました。おとうさんとお揃いのネズミの帽子を被って可愛いかったのですが、撮影を頼まれたカメラに夢中になって、あほまろのカメラで撮れなかったよ。ちゃんと写ってたのかな・・・。
『今朝のワンちゃん』
バビちゃんのおかあさんはネットを見ることができません。でも、昨日は会社の忘年会でみんなが見ているって教えてくれたそうです。ネットは難しく無いので、おかあさんもチャレンジしては如何でしょうかね。

テンちゃんでしたよね。歩き方がとっても個性的なので覚えてますよ。

今朝のボクちゃんはとっても大人しくモモちゃんに接してくれました。
こちらは大人しく無いランディ君です。今朝もモモちゃんを襲いそうになってますね。散歩の後のおかあさん、きっと筋肉痛でしょうね。
アックス君とそっくりですが、アルゴ君です。黒光りしているので、お顔の表情が写らないのが残念です。
さっそくランディ君が遊びたいと近づいてきましたよ。でも、今朝は遊んでもらえなかったんだよね。
今朝のココアちゃん、あかあさんと一緒です。
可愛いお洋服を撮ってあげているのに、最近はあほまろに甘えてくれなくなったんですよ。本当のモデルさんのように冷たい女になってしまったのかな。
ぬいぐるみのようなゴンタ君はモモちゃんとも挨拶してくれましたよ。
メグちゃんは相変わらずカメラを向けると横を向いてしまうのです。でも、こっちを向いた一瞬を捉えてしまいました。
おばあちゃんとボビちゃんです。
これからも健康で暮らせますように。90才を超えてもお元気なおばあちゃん、毎朝、観音様に詣でているからなのでしょうね。
メイチャンです。今朝はモモちゃんと挨拶できませんでした。
ポッキーちゃん10才とは久しぶりですね。ネット見ましたよ、っておっしゃってました。今日も見てくれたかな。
お互いにお年を召しているので、どことなくのんびりムードの二匹なのです。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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