『今朝の浅草』
このところ連日、この冬の寒さを更新しているようですね。今朝も寒い、もうどうでも良いほど寒いんです。カメラを持つ手はおろか、モモちゃんのリードさえも持っているのかどうかも解らなくなってしまうほど手の感触も無くなっているのですよ。寒けりゃ厚着をすれば良いのが道理ですけど、いくら身体は暖かいといえ、カメラを操る指先だけは素手じゃないといけないのです。あ〜、あほまろはなんでこれまでして写真を撮らなければいけないのでしょう。ポケットに手を入れて暖かそうに歩いている方々を見るたび、つくづく考えてしまいましたよ。これも浅草に住んでしまった因果ってことなのでしょうかね・・・。
因果とは、元々は仏教用語でしたが、転じて原因と結果のことを指すようになったようです。誰に頼まれた訳でも無く、ただひたすら自分とモモちゃんのための散歩の付加価値として、あほまろが毎日の浅草を記録することになった原因は、浅草に住んでしまったこと。それによる結果がこの日記として表現をしていることなのでしょう。
そんなことを指す「因果応報」って言葉がありますね。「善い行いをすれば、感謝などの善い行いで返り、悪い行いをすれば、懲罰などの報いで返る」と、ただひたすら「行動」と「結果」の結びつかないことを続けているだけなのです。それでも最近はこのホームページの見てくれている方々の反応と励ましを考えると、毎日の行動と結果の因果関係に矛盾や無理がどんどん払拭されつつあるのを感じるようになっているのです。
確かに、毎日浅草寺境内を散歩するワンちゃんたちにとっては日々の記録として喜んでもらっているのですが、その一方で、意味のないことを続けて何の徳が有るのかを問われることもあります。それも一理でしょう。たとえ日記を続けなくても、写真を撮らなくても、あほまろはモモちゃんという犬を飼っている責任から毎朝の散歩をしているだけなのです。日記はその記録で、写真はおまけ。たまたまおまけを載せたことから、目見え無い責任感が芽生えてしまったんでしょう。飲酒や喫煙などの規則性と同じく、因果律を歪めたいとの欲望だけが、あほまろに行動をさせているのかも知れません。
自因自果、これからも行動と結果の因果関係に矛盾や無理が存在しないように頑張っていこう。今朝は歩きながら、そんなことを考えてしまいました。
くどくどと、浅草の話題からかけ離れたことを書いてしまって申し訳ございませんね。ちょっと思うところがあって、今日の記録に留めておきたかっただけなのです。
さて、ご承知のように、ここだけは世間で騒がれているクリスマス気分はみじんも感じさせない師走と新年が入り乱れた街になっています。商店街のみなさんは、納めの観音「羽子板市」で、今年を終えようとしている浅草の最後の行事の御利益に肖りたいと、各町会でも様々な年末の行事が企画されています。
そんな中の一つに、三年前の年末にリニューアルされた伝法院通り商店街では、「伝法院通りご縁日祭り」の案内が張りだされていました。浅草寺納めの観音に合わせ、13日〜19日まで、ライトアップ営業を行うようです。お姉さんが手に持った扇子にイベントの詳細が書かれています。それによると、「伝法院小町と一緒に人力車撮影会」「振る舞い甘酒」「第1回伝法院検定」「東京ガールズ」等々、あほまろがちょっと気になったのは、今はやりの「伝法院検定」かな。いったいどんな問題が出されるのでしょうね。それと、伝法院小町も気になったりして。

表紙の写真は、観音裏広場で準備中の「ガサ市」会場設営と、本堂前の敷石工事の様子です。以前にガス漏れを起こしたことから張替を行っているのです。
『今朝の雷門』
今朝も撮影が行われるのでしょう。寒い中にもかかわらず集まってきた女性たちにスケジュールを発表するスタッフの言葉を聞いていると、着物関係の宣伝写真のようですね。この時期は、仲見世のお正月飾りをバックに和服の撮影も多くなって来るのです。
そういえば、昨年のデパートの宣伝に仲見世を歩くモモちゃんが写っていたんですよ。あほまろはモデルに隠れて見えませんでしたけどね。

『今朝の宝蔵門』
大きな看板は良いのですけど、もうちょっとバランスってのも考えて欲しかったよね。たとえば、浅草寺の額を中心に「記念」と「開帳」、その上に、落慶50周年と期日を並べるとか・・・。余計なこといってごめんね。

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
寒いので人影はまばらです。手前の水溜まりは朝の水打ちによって濡れているのです。

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
お地蔵さんの間から見える「記念開帳」の文字が気になったもので。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
やはり着物の撮影を行うようです。マイクロバスの中には、晴れ着が数十枚ぶら下がってましたよ。もれをモデルさんが取っ替えひっかえ撮るのかな。
『浅草な人』
朝日に映える観音温泉の壁と紅葉した蔦の葉が眩しいですね。その前で記念写真を撮る「浅草な人」、きっと朱く染まった浅草の思いでになるのでしょうね。
今朝の龍ちゃん。散水用のホースが気になってましたよ。係の方に“今日は水まきを手伝ってくれるのかな”、なんて言われてしまいましたよね。

『今朝のワンちゃん』
久しぶりのバビちゃんです。会社でみんなが見ているので、今朝は散歩を遅くしてバビちゃんを撮ってもらいたかったんですって。

とっても人なつっこいバビちゃんです。一時期よりスマートになりましたね。これも散歩の効果でしょうね。
いつも埼玉に住んでいる息子が見ていますよ。おかげで、浅草に住んでいる私よりも浅草に詳しいんだから。プリッツ君のおとうさんでした。
プリッツ君は確か10才を超えていましたよね。とっても若作りですけど。
チャコちゃんは何を見ているのかな。
そっか、みんな集まって来たのですね。
さっそくランディ君とアックス君は戦い開始。じゃれ合っているだけでもが、大きいので迫力ありますよね。
ナナちゃんもやって来ました。
小さいワンちゃんたちは、怖いのでランディ君とアックス君には近寄らないのです。
こっちからも来たよと、チャコちゃん。
今朝もお洒落なココアちゃんですね。
いかなる因果にて我らはかやうにあさましき事や・・・。
ランディ君、今度はモナカちゃんにちょっかい出しています。
ダメだってば、今朝のモナカちゃんはじゃれたく無いようですけど・・・、
しつこく迫るランディ君です。
もう、ダメだってば!
いい加減にしないと怖い目に合うよ。
ま、まいった・・・。今朝のモナカちゃんは強いね。
でも、モモちゃんとは優しくご挨拶ですよ。
みんなが去った後にチョロちゃんがやって来ました。
おはようモモちゃん、ご挨拶。女の子同士は優しくて良いよね。
神社の前でシオン君。
男の子だけど、モモちゃんとは仲良しです。
てな調子で、明日もまた境内に集まるワンちゃんたちとの因果関係が続くのですよ。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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