『今朝の浅草』
いよいよ浅草も師走に突入しました。浅草だけじゃ無く、全国的に師走なのですが、特にここ浅草の仲見世では弥が上にも師走を感じさせてくれる演出で、訪れる人々に年の瀬を感じさせてくれところなのです。
雷門を潜ったすぐには浅草花形歌舞伎の出演者の看板が並び、その後ろには「賀正」と書かれた大きな和凧、羽子板、獅子舞、そして来年の干支が描かれた絵馬などが仲見世通り300メートルを彩るのです。もう、ここに居るだけで気分は年末年始ですよね。
年末年始とは、12月の終わりから翌年の初頭まで、日付で言えば例年12月29日(御用納めの翌日)〜翌年の1月3日(正月三が日、御用始め=1月4日の前日)の期間の総称ですが、ここ浅草では、12月1日から来年の1月31日までこの飾りが続くのです。これを境に、浅草の年末の行事として、17〜19日までが収めの観音「羽子板市」、15日から29日までは、観音裏で「ガサ市」が行われます。この「ガサ市」は、かつて「江戸随一の市」として名をとどろかせた市で、今でも正月の〆飾等を扱うお店が約30件軒を連ねるのです。名前の由来は、注連縄などの材料の藁(わら)を運ぶ時に出る音、「ガサガサ」から名付けられたとか。でも、一般客には売らない業者向けの卸し市で、顧客の多くは町内を仕切り鳶職人たちなのです。浅草では、「羽子板市」と共に、師走を象徴する伝統文化になっているのですよ。
年末までまだ一月ありますが、早々に年末を感じたい方、是非浅草にいらしてください。あ〜、今年も終わってしまうんだな・・・。クリスマスの飾りで賑わう他の街と違って、浅草だけは一足先に年末とお正月を感じさせてくれる街なのです。
かつて竹下登内閣が行ったふるさと創生事業、全国の市区町村に対し各1億円を交付し「自ら考え自ら行う地域づくり事業」に使って欲しいと、様々な使い方が話題になりましたね。その中でも特に目立ったのは、この時とばかりに純金でこしらえた地域の名物の登場には驚かされましたね。その中の高知県高岡郡中土佐町「純金のカツオ像」は、盗まれて溶かされてしまったり、兵庫県津名町では1億円分の金塊のまま展示し、そのうちに売却されてしまったりと散々な末路でした。
今朝の新聞には、青森県黒石市が製作した純金こけしが売却されたとの報道がなされています。重さ約58キログラムで現在の時価は1億7000万円台を一般競争入札を募ったところ、健康食品製造会社「ジャパン・ヘルス・サミット」が落札したことが報じられていました。この会社の社長が青森県出身なので「故郷にお手伝いをさせていただきたいと考えた」とのコメント、落札価格はいったい幾らだったのかは公表されないそうです。
ハッキリいって、純金を見せびらかすなんてのはお金の使い方が解らない連中が考えそうなことですね。純金以外では、日本一の自由の女神像、日本一長いすべり台、世界一大きい美濃焼のこま犬、直系五尺の和太鼓等々、端から見てそれがどうしたの、なんて言いたくなるようなモノばっかしだったような。
また、財政破綻で一躍全国で有名になった北海夕張市では、この1億円で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」を開催。以後、主要産業を石炭事業から観光事業へ転換を図る中での中心的な役割を担っていたのでしたが、それが元で財政破綻に追い込まれてしまったのです。
ちなみにここ台東区では、浅草雷門前の「からくり時計」に使われました。これはこれで、観光客に喜ばれているようなので、地元の吉見として許してあげましょうかね。でも、これが設置されている観光センターのビルが近々取り壊されることになっているので、その後もこの「からくり時計」は生き続けるのでしょうかね。
『今朝の雷門』
“ねえねえ。昨日山谷で指定暴力団国勇会の事務所で発砲事件が有ったの知ってる”、え、国勇会って聞いたこと無いけど・・・。“冗談よ、家のすぐ側のマンモス交番を組事務所に見立てて暴力団抗争対策訓練をやってたの。警察官がヤクザになってもの凄い迫力だったわよ。まるでヤクザ映画のようでみんな興奮しちゃったよ”、なんだ、訓練だっのか、それで、架空の組名を使ったんだね。
昔から浅草は抗争事件が多発している所なので警察官も真剣だったのでしょう。でもね、本物の暴力団なら拳銃を持って立てこもりなんてバカなことしませんよね。今までの発砲事件は、目的に数発発射してトンズラだったね。どんな時でも尻込みしないで突き進んで行くための訓練だったのかな・・・。
このように最近は散歩をされているみなさん達、浅草で起こった事を教えてくれるんですよ。あほまろはまるで浅草の事件記者のように思われているのでしょうかね(笑)。でも、あほまろは平和主義者、たとえ近所で抗争事件が起こっても、写真を撮りたいとは思いませんよ。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
仲見世に取り付けられるお正月飾り。あほまろが通った時点ではまだどこも取り付けられていませんでした。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
“おはよう、今年最後の飾りだよ”、トラックの荷台から元気な声が、これから飾りの取り付け作業にかかる新門の鳶職人さんたちです。
『浅草な人』
“年末の特番を浅草で撮りたいので・・・”、テレビの製作会社の「浅草な人」たちがロケハン(ロケを行う前の現地視察、ロケーション。ハンティングの略)を行っていました。そういえば、昨年の年末も「浅草ふくまる旅館」の宣伝番組の撮影をしましたよね。あの時はあほまろのコレクションが役立ったんですよ。きっと、今年も借りに来るんだろうな。
『今朝のワンちゃん』
最初にお逢いしたのは、ジャックラッセルのフミコちゃん。久しぶりでしたよ。
こちらはお馴染み不二家のペコちゃんのように舌が可愛いリリーちゃん。
ジャックラッセルのナナちゃんは、この後、境内でも遊びましたよ。
東からは、昨日勇壮なお相撲を見せてくれたランディ君です。
そして西からはココアちゃん。でも、お相撲なんてしませんよね。
おとうさんは昨日のお相撲の様子、本堂内でお勤めをしながら気になっていたとか。
今朝のココアちゃんは可愛いスカートを見せたいのか、カメラを向けると後ろ向きのなってしまうんです。
ボビちゃんはお洋服を嫌がるんですって。
お洋服だけじゃ無く、他のワンちゃんも嫌なんですよね。好きなのはおばあちゃんだけなんですよ。
おや、今朝は違うワンちゃんを連れて来ましたね。ガクちゃんといって、コリーと紀州犬の混血なのです。珍しいワンちゃんだね。
同じ日本犬の血が流れているので、モモちゃんも安心して近寄ってましたよ。
今朝のメグちゃんはワールドカップ日本代表の制服です。みんなお洒落なんだから。
ガク君とナナちゃんのご挨拶。
ナナちゃんは怖いモノ知らずのワンちゃんですが、いつもこのように降参してしまうので他のワンちゃん達から危害を被らないのですよ。可愛いでしょ。モモちゃんにもこんな格好で応対してくれたりもするんです。
思い出しました、いつか、“群馬県のグンと覚えてね”っていってたワンちゃんですね。良く判りませんけど、純粋のコーギなのですって。
ボブちゃんが吠えているのは・・・。
はい、数日前にモナカちゃんとお相撲をとっていたボクちゃんです。強がっても、ボクちゃんの相手では無いよね。
こちらはペコちゃん。まだ怖がってモモちゃんに慣れてくれないのです。
今朝もお相撲で遊びたかったモナカちゃん、ちょっと遅くなったので、もう誰も居なくなってしまいましたよ。
残念そうに帰路に着くモナカちゃんとおとうさん。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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