『今朝の浅草』
11月も今日で終わってしまって、いよいよ明日から師走を迎えてしまうんですね。雷門前には納めの観音「羽子板市」の幟が並び、仲見世の軒先飾りも、明日からのお正月飾りの下準備として紅白の繭玉が取り付けられました。そんなこんなで、本当に今年も終わってしまうんだな・・・。
今年は、あほまろにとって人生の節目、還暦を迎えたことによって、過去最大の転機を決断した年でもありました。過去のしがらみを総てぬぐい去るため、35年以上も所属していた組織を去り、真の隠居生活で余生を送ることに専念するための証として、かつてから念願だった隠遁の場、いわゆる現代の「茶室」とでも表現できるような男のロマン、「浅時庵」の完成をみたのでした。
60才はまだまだ若いと思われる方も多いでしょう。しかし、世間では人生は一度しか無いといわれています。その一度しか無い人生を無駄にしたくない。いや、一度だけじゃ無く、二度は楽しみたい。そんな想いで25才の時に立てた人生の設計図、その設計図をなぞるかのようにがむしゃらに働いた30〜40代でした。そして、念願の上場を果たしたのです。社員たちが望んでいた上場を果たしたことで責任を全うした安堵感と充実感、だったはずが達成と同時にあほまろは大病を患ってしまったのです。あの時、思いましたよ。神様は人生に二度のチャンスは与えてくれないのかな・・・。なんてね。
そこまでが、あほまろの第一の人生の終了です。会社の取締役を降板し、浅草に住まいを移して第二の人生のスタートです。がむしゃらに働いていた時でも、趣味の収集は続いていたのですが整理の時間も無く、それでも出張先で見付けたコレクショングッズを買いあさってせっせと契約していた倉庫に送るだけでした。絶対に50才で会社を引退し、収集品の整理で余生を送りたい。そんな強い想いが会社を育てた要因にもなったのかも知れません。しかし、世の中は設計図通りにはいかないことも多いのです。バブルの崩壊がもたらした予期せぬ事態によって、予定していた上場が2年以上も遅れてしまった結果、仕事を離れた時には、あほまろは52才になっていたのです。
人生の設計図から2年遅れで始まった第二の人生、まだ8年しか経っていません。残された時間もわずかになってしまいましたが、今でも次々に移り変わる興味の対象を自分自身でコントロールしかねていることもあって、なかなか当初の目的を達成出来ずに困っているのも確かなのです。もし、求めていることを生涯で達成出来なかったとしても、きっと、弟子の古麻呂が達成してくれる、それに期待するしか無いのかも。
そんな訳で、人生の課題を忘れて取り組んでしまった鉄道模型の製作、早く仕上げてしまわなくっちゃね。
あら、今朝はモモちゃんの話題を書かなかったね。
『今朝の雷門』
仲見世の飾りも良いけど、一葉桜のイルミネーションも素晴らしいですよ。毎朝、雷門前でお逢いする観音裏にお住いのご夫婦が教えてくれました。浅草観音裏の一葉桜・小松橋通りは、春のイベントは浅草にどんどん浸透してきましたが、今年からは、冬も楽しめる商店街にしようと、「冬の一葉桜まつり イルミネーション」が開催されることになったのです。約千三百メートルの桜並木を電飾で飾って満開の明かりが冬の夜を彩るこのイベント、クリスマスの25日まで続けられるそうです。あほまろも、近日中に行ってみますね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
ゴン君とヒナちゃんが帰って行きますね。

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
仲見世の繭玉飾り。明日からは派手なお正月の飾りで埋め尽くされるのです。
伝法院前にも「羽子板市」の幟が並びました。
今年も羽子板商共同組合から、大羽子板が奉納されました。羽子板商共同組合は、今年で創立60周年だそうです。組合も還暦だね。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
ナナちゃんを撮ろうとした時に横切って行ったおねえさん。素晴らしく高そうな和服だったもので・・・。
『浅草な人』
街路樹も冬を迎える準備をする「浅草な人」です。枝が増えて来ると信号を隠してしまうので剪定されてしまうんですね。
『今朝のワンちゃん』
リリーちゃんはモモちゃんの目の前にボールが転がってしまったので、とりに行けず困ってましたよ。リリーちゃんは人間は好きですが、他のワンちゃんたちは苦手なのです。
フータ君、横目でモモちゃんを睨みながら行ってしまいましたよ。
お馴染み龍ちゃん。にうしっかりとした足取りで歩いてますよ。
今朝は機嫌が悪かったのか、モモちゃんと遊んでくらなかったよね。
ボビちゃんも大きくなりましたね。我が家の娘のランちゃんヨークシャテリア、まだ4ヶ月ですが、ボビちゃんくらい大きくなってしまったんですよ。
我が家のナナちゃん。これ以上大きくなって欲しく無いよね。
おや、今朝のココアちゃんはお兄ちゃんとお散歩ですね。
何か寂しげでしたよ。やっぱりおとうさんとの散歩が良いのかな・・・。
さて、今日も大相撲の始まりです。
ひがぁ〜しぃ〜、モナカぁ〜まぁ〜るぅ〜、モナカぁ〜まぁ〜ぁるぅ〜〜〜!
にぃ〜ぃしぃ〜、らんでぃ〜ぃ〜やぁぁまぁ、らんでぃ〜ぃ〜やぁぁまぁ〜〜!
いきなり飛びかかってきたモナカちゃん。潜り込んで上手を取ろうとランディ君。
モナカちゃんは大きな体で体当たり、土俵際で必死に堪えるランディ君。
体制を持ち直して・・・、
のこったのこったのこった・・・。
ここで一気に巻き返しに出てきたランディ君、モナカちゃん苦しそう。
がっちり四つに組んで・・・。
下手投げを挑んで来たランディ君、こらえるモナカちゃん。
更に技を仕掛け・・・、
寄り切りでランディ君の勝ち! もの凄い迫力でじゃれ合っていたのです。これも、ワンちゃんたちにとっては楽しいのでしょうね。でも、モモちゃんは怖がって離れていました。
私だって怖いよ・・・と、ナナちゃん。
いや、止めて、私怖いよ〜。ランディ君が勢い余ってナナちゃんとも相撲をしたがっているのかな。
シオン君も ナナちゃんと同じ犬種なのかな。
モモちゃんも同じ大きさのワンちゃんだったら怖がらないんですよね。
やはり、これだけ大きくなるとあほまろの後ろに隠れています。アックス君は何も悪さをしませんよ。
横断歩道ですれ違ったビーちゃん。おはよう!
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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