『今朝の浅草』
蒸し暑い朝です。昨夜のあほまろはまあ何といいましょうか、友人たちと重すぎず軽すぎず、遅すぎず早すぎず、飲み過ぎず飲まれすぎずで目覚めが悪く、ちょっと遅めの散歩になってしまったのが功を奏したのか、ちょうど雨の上がった時間の散歩でした。雨が上がったのは良いのですが、これがまたとんでもなく蒸し暑くなってしまったのです。おかげで、身体中はが汗だくでおまけにモモちゃんが嫌がるし、強引に引っ張って歩いている途中に道路の真ん中でウンチをしてしまうし、車が来たので慌てて除けた瞬間、水溜まりにはまってしまうし、散々な散歩ですよ。
でも、憎き水溜まりを振り返ってみると、そこは何も無かったかのように雷門の標識と赤信号が映っているではありませんか。憎き水溜まりであっても、話題の無い朝の被写体としては使えるかもと、カメラを向けた瞬間に政党は政府与党の選挙カーが水を蹴散らして走り去ったのでした。何でこんなに早くから選挙カーが通るのでしょう。でも、まだ演説は行っていないので単なる移動だけなのでしょう。坊主憎けりゃ袈裟まで・・・、じゃないけど、たかが水溜まり、されど水溜まり、国民はなぜ安倍内閣を見放したかなんて、お門違いの思惑にまで発展してしまった、あほまろの頭の中はやっぱ昨夜の重すぎず軽すぎずが重かったのかな・・・。
浅草寺境内に5日前に設置された建物といって良いのか悪いのか。いったい何のためにこんなのを造ったのだろうと不思議に思いながら見ていたのでしたが、実は、日中はここにベンチが置かれ観光客が休憩することが出来る簡易休憩所だったそうです。昨夜、ご一緒したJ君、“ここを利用している人は、みんなとっても幸せそうだったよ。浅草寺も良いことをするね。こんな設備、みんなもお金を出し合ってもっといっぱい造ってあげたら、浅草寺を訪れるみなさんに浅草の誠意が伝わるだろうね。こんなことをしてくれるのなら、僕だったら絶対に寄付を惜しまないよ”と、熱く語っていたのです。
そうですよね。この日記でもしょっちゅう書いていたように、浅草寺を訪れる観光客は、休み所も無くて可愛そうだったのです。特に、修学旅行で訪れるみなさんの多くは、浅草寺境内で弁当が配られ、みんな地べたに直接座って食べていたのですからね。でも、夜間は世捨て人に占領されてしまいそうなので、椅子は午後4時半に片づけられてしまうようです。それでも、浅草寺にとって重重すぎず軽すぎず、かなりの変化であることは間違いないようです。今日の日中、椅子が置かれた休憩所の写真、抑えておかなければいけませんね。
今朝からまた奥山に屋台が設置されました。屋台で食事をされる方はお店が用意した休憩所で食べることができるのですが、そこで買わない方は利用することができません。こちら側にも同様の休憩所が出来たら良いですね。観光客に浅草の印象を少しでも良くするために、みんなで浅草寺に嘆願してみませんか。
『今朝の雷門』
週末になると、観光客だけじゃなく、場外馬券場を目当てに浅草に来る方も増えるのです。競馬の発走は午前10時頃からですが、その前に馬券を買うつもりなのか、午前7を過ぎた頃から競馬新聞を持った方々が集まり始めるのです。あほまろが雷門前に着いたと同時に、地下鉄から降りた方々が群れを成して雷門前を通り過ぎていきました。みんさん競馬新聞を見ながら歩いているのです。その姿がとっても滑稽でしたが、カメラを向けたら睨まれそうですね。いつか、こっそりそんな連中の表情も撮ってみたいな。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
週末になると、場外馬券場だけじゃ無く、浅草寺を訪れる観光客も増えるのです。今朝は重すぎず軽すぎずで、ちょっと遅めの散歩だったので、午前7時半には、既に観光客が押し寄せてきましたよ。
『今朝の一写』
簡易休憩所の屋根はよしず張りなので、雨除けの効果はありませんが、これから暑い日が続くと、太陽光や、外部からの視線を遮りながら風を通して気持が良いでしょうね。
『今朝の境内』
簡易休憩所に貼られている案内です。午後4時半まで利用することができるのですよ。

仲見世商店街の屋根は、降ろしぱなしにすると世捨て人の溜まり場になってしまうのを嫌って開店時に降ろすことになっているようです。でも、今朝は早くから屋根が降りているところがありましたよ。昨夜上げるのを忘れたのでしょうかね。
雨上がりの浅草寺。今日はこれから再び雨になるようです。

雨でも仲の良いカップルの他のデートには関係無さそうですね。

ガイドブックをいっぱい持った海外からの観光客です。この辺でコーヒーを飲めるところはありますかと聞かれたのですが、思いついたのは我が家の近所のスターバックスでした。でも、彼女は、せっかく日本に来たのだから日本風の喫茶店を希望しているのです。この時間じゃまだどこも開いてませんよね・・・。

浅草寺をお詣りすると功徳が得られるとあって、毎朝お詣りは欠かせません。もちろんあほまろもモモちゃんもお詣りをしているのですけが、昨夜の重すぎず軽すぎずで話題になったのは、四万六千日のことでした。
7月10日にお詣りをすると、四万六千日毎日お詣りとしたと同じ功徳がえられるってことは、生涯に一度だけ浅草寺を詣でればそれで良いってことになってしまうんじゃないのかな。一日で、そんなにたくさんの功徳を与えたら、儲からなくなってしまうんじゃないのかな。せいぜい月一で来られるように、三十日とかに変えたら良いのに。それも理にかなっている意見かもね。
この方もガイドブック片手に観光ですね。携帯電話で写真を撮ってもらいたかったのか、こっちをじ〜っと見ていたのですが、声はかけられませんでした。きっと、昨夜の重すぎず軽すぎずで、怖い顔して歩いていたのかも・・・。
『今朝の浅草神社』
いつもの浅草神社です。このアングル、全く変化は無いので、続ける意味がありますかね・・・。

こちらの浅草の神田は、刈り取りまで続けますよ。

でも、この数日で育ちの変化が止まってしまったかのようです。

ナスビとトマト。ナスビはそろそろ採り時かな。

『今朝のごあいさつ』
影向堂の大香炉には、毎朝お線香の束が三本だけ立っているのです。誰がお供えしているかご存じですか。実は、ここの管理人さんが毎朝お供えしているのです。いわゆるよび火ってことでしょうかね。でも、浅草寺本堂前の大香炉のような人気は無いので、いつまでも三本だけなのです。

ワンちゃんも影向堂でお詣りですね。お洋服がかわいいね。
信号待ちのワンちゃん、モモちゃんが気になってましたよ。
『今朝の自転車』
いつもの自転車ですが、週末は境内を走る台数は少ないですね。

こちらはこれから変貌を遂げるであろう花やしき通りです。

自転車では無いけど、同じような車が付いているもので。

『今朝の街並み』
雨の朝は食べ物が少ないのか、街中にカラスが目立つのです。このカラス、電線の上から猫が食べている餌を狙っているのですよ。猫がモモちゃんを見て逃げ出したすきに餌を盗って飛び去りました。

藤棚の入口に設置されていたコインロッカーが撤去されるようです。そろそろ花やしき通りの改修工事が行われるのでしょうね。

競馬の開催日は、どこの居酒屋さんも早起きです。

浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
昨夜の重すぎず軽すぎずは、浅草の江戸時代から続く老舗の料亭「一直」さんが、今月いっぱいで閉店してしまうということで、最後にみんなで盛り上がろうと、K久さんが計画した集まりだったのです。現在の建物は戦後のものですが、それでも五間の長さを持つ杉の一枚板の鴨居や、総桐造りの天井など贅を尽くした建物、“誰か欲しい方がいらっしゃったら差し上げますよ”、と若女将に言われてもこんな大きいのを置く場所なんてないよね。
珍しい一直の家紋「さくら」を象った照明器具は、取り壊し後は浅草寺に寄贈されるそうです。
ここで飲めるのもこれが最後・・・。神妙な面持ちでがぶ飲みする、ご存じの方です。
最後に玄関で記念写真。観音裏の趣、また一つ消えていくのです。

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