『今朝の浅草』
いつもならあほまろの書斎から、五重塔の上から三層と浅草寺本堂の屋根が見えるのですが、朝靄でほとんど見えないほど霞んでいます。この時期は朝方急激に気温が上昇するので起こる現象なのですね。
モモちゃんと雷門通りに出ると、隅田川の対岸のウコンビルまで霞んでいました。ぼ〜っと幻想的な雰囲気を眺めていると、毎日見ているウコンの姿に似て非なり。これは芸術なのかも。
先日、浅草の人力車がお客さんにこのビルと説明しているところに遭遇しました。
“この姿は俗にウ○コビルとも呼ばれていますが、実は炎なのです。そして、下のビルはその聖火台、フランスのデザイナーの手による炎のオブジェなのです”
そこに、別の会社の人力車が停まりました。同じく、ウコンビルの解説です。
“あの大きなビルがアサヒビールの本社で、ジョッキーにビールを注いだ様子を表しているのです。上層部の白いところが泡ですね。その泡がお隣のビルの上にこぼれたのがあのオブジェなのです。設計時には、ジョッキーからこぼれたように泡が三個上向きで描かれていたそうですが、日照権の問題から横向きに変更され、数も一つになったのです”
おや、全く違った解説。なにはともあれ、それが炎であろうと、ビールの泡であろうと、このビルを見る者にとってはウコンしかないのです。誰が言い出しっぺなのか、今となっては知る由も無いのですけど、素晴らしいネーミングだと思いませんか。きっと、これを設計したフランス人も納得しているのでしょう。
フランスといえば、猿孤児死じゃなくてサルコジ氏が新しい大統領になりました。フランス語って言葉、我々にあまり馴染みは無いのですが、サルコジって名前、日本人が親しみを感じる名前だとは思いませんか。なんとなくサルを連想させてくれそうなご尊顔でもあるような。
彼が初めてテレビで紹介された時、あほまろは今年の一月に飛騨高山を旅した時、どこのお店にも並んでいたサルボボを思い出してしまいました。そういえば、学生時代の友人の出身地、北海道宗谷郡猿払村に流れるサルコツ川にも似てるかもよ。
このように、外国人の名前を日本語の意味にすると笑ってしまうこともありますね。以前、ノルディックスキーの選手でマスコミからは「鉄仮面の男」とも呼ばれていた、アホネン選手。本名は、「イヤンネ・アホネン(Janne
Ahonen)」とこれまた日本語では誤解されそう。長野オリンピックの中継で、アナウンサーが、“アホネン、イヤ〜ンネアホネン”と連呼していたの、覚えてますか。フィンランドの方です。
昔、フィンランドの会社とお付き合いをしたいた時の担当者もアホネン。その時に一緒に仕事をしていた人の中に、「カレヴィ・アホ」さんという有名な作曲家がいらっしゃいました。彼は、自分の苗字が日本で笑われる意味であることに興味を持ち、東洋の音階を積極的に取り入れた交響曲や歌劇を創り上げているのです。
とある新聞社のコラム欄で、ペンネーム「あほまろ」は勘弁してくれと、勝手に本名を使われたことがありました。それ以外にも結構「あほ」は使えないといわれることも多いのです。最近は、そんなことをいう会社とはお付き合いをしないと割り切って仕事をしているのです。でも、外国人の名前となったらどこの出版社も平気で書くのが不思議ですよね。
またまた朝っぱらから、頭の悪い文章になってしまってゴメンね。いつも勢いだけで書いているもので、時間も無いので訂正は無しで掲載してしまいましょう。
仲見世でじゃれるナナちゃんですが、モモちゃんは無視しています。まだ1才の子供なので、煩わしいんでしょうね。

今朝、宝蔵門前でお逢いしたビビアンちゃん12才。モモちゃんは珍しくこの子に興味を持ってくっついて行くのです。大きくて頼りがいがあるのでしょうね。

『今朝の雷門』

『今朝の宝蔵門』
朝のラジオ体操のみなさん、お詣りを済ませて帰ってきました。新しく塗り替えられた朱色、朝靄の中でも鮮やかですね。

『今朝の浅草寺』

『今朝の一写』
ビビアンちゃんは、駒形に住んでいます。こんなに大きくても、毎日お母さんの足もとで寝ているんですって。考えてみたら、モモちゃんと一緒に寝たことはありませんね。いつもあほまろの書斎で独りで寝るのが好きなんです。
でも、あほまろが時々秘密基地で横になっていると、一緒に寝たいと上がってくることもあるのですよ。しかたがないのでお腹の上で寝せてあげるのですけど、7キロの身体はけっこう重たいんですよ。

『今朝の境内』
伝法院のお庭です。

いつものいつもの場所。

遠くからナナちゃんが歩いてきたよ。今朝はモモちゃんよりも早く出かけたようです。

三地蔵広場、敷石の工事が始まりましたね。完成するまで立ち入り禁止なので、お地蔵さんにお線香もあげられないのです。

公衆便所は完成し、使用されていますが、その回りはこれから整備が始まります。

ビビアンちゃんのお母さんがお詣りしてますね。今朝はいつもより人出の少ない浅草寺でした。

340メートルの仲見世もご覧の通りです。中に居るのが12名だけですね。

平日だというのに、通勤通学の姿が全く無いのです。いつもの写真を撮るために、ここで結構待ったんですよ。

ビューホテルも霞んで見えるように、肉眼ではもっと深い霞だったのですよ。

『今朝のごあいさつ』
おはよう。仕草が可愛かったものでゴメンネ。

『今朝の浅草神社』
浅草神社です。

三社祭の奉納提灯。まだ8割ほどですね。

歯抜けの奉納提灯が埋まるのはいつごろかな。
『今朝の自転車』
いつものコレクション。




浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
浅草の路地、どんどん少なくなってきましたね。ここ東参道の東側、初音小路を突っ切る路地には、野良猫が多いのです。いつもこの路地を歩いているおばさんが猫にエサを持ってくるのです。それを知って、おばちゃんが来る時間になると猫が集まってきます。2月頃には、手前の猫に子供が産まれ、おばちゃんが来る時間になるとゾロゾロ出てきました。そんな子ども達は先月独立してしまい、今はおばちゃんと同じく一緒で独り暮らし。独立した子ども達はいったいどこに去っていったのでしょう。
路地と野良猫とおばちゃんの関係すてきですね。

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