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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年5月6日(日) 旧暦3月20日仏滅

- 雨の傘雨忌 -

日記写真


『今朝の浅草』 
 雨です。それもとっても強く降っています。しかし、皮肉なものでこの日記をウエブにアップしながら外を見ると、雨は止んでお日さまも覗いています。なんで散歩の時だけあんなに激しかったのでしょうね。おかげで、普段は撮れないカットも撮れたことだし、それはそれで由としましょうかね。

「暮雨」、「傘雨」と称したことから「傘雨忌」ともよばれていることからか、毎年雨になることが多いですね。確か、昨年も雨だったような・・・。浅草下町の情趣を描いて勇舞な戯曲「雨空」に代表されるように、彼の作品には「雨」が多いのです。それで、死してもまだ自然に影響をもたらしているのでしょうかね。

 土砂降りの雨でモモちゃんは用を足すのをためらっています。雷門前の並木通りの中央分離帯の植え込みを行ったり来たりしていると、雷門前にウエディングドレスを着た方がやって来ました。結婚式の前に記念写真を撮っているのでしょうかね。でも、確か今日は仏滅、まさか今日、式を挙げるわけじゃないのでしょうね。あほまろも早く行って写真を撮らせてもらおうと思ったのですが、モモちゃんがなかなか用を足してくれないのです。おかげで雷門前に着いた時には既に撮影は終了していました。でも、横断歩道を渡る前の花嫁、すでにかかあ天下のような花嫁、こっそり撮らせてもらいましたよ。「今朝の一写」をご覧ください。

 遅れて散歩に出かけたナナちゃんと境内で遭遇、モモちゃんと一緒に写真を撮ろうと努力も虚しく雨の中、お互いが嫌がってましたよ。そう、それはそれとして、ナナちゃんは昨年の5月5日に我が家にやってきたのです。今日から2年目となるのですよ。身体はモモちゃんよりもず〜っと大きいばかりじゃなく、態度だって我が家で一番デカイ顔しているのです。来た時は、あほまろの手の平に乗っかるほど小さかったんですけどね・・・。その頃のナナちゃんは、昨年の日記を見直してくださいね。小さいけど、顔つきだけは今と全く同じ、生意気なんですよ。
   
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『今朝の雷門』
 産経新聞によると、旅行業界は、今までのディズニー依存を脱却し、江戸文化や隠れた名所などを東京の新鮮な観光資源として発掘、パックツアーに仕立てて売り出した商品に人気が集中しているそうです。今までは、地方からの東京観光といえば、もっぱら東京ディズニーランドに頼る“一極集中”型だったものが、近年はかげりがみえ、旅行各社は観光地・東京の奥深い魅力を引き出した国内旅行再活性化への胸算用をはじいているのです。
 そんなわけで、ここ浅草も国内旅行地として再認識されてきたのでしょう。せっかくの連休も今日で最後、生憎の雨になってしまいましたが、今日もこれから大勢の観光客で賑わうのでしょうね。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の浅草寺』
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『今朝の一写』
 “絶対に濡らさないでよね”、雷門前で記念写真を撮っていた方達は、これからご夫婦?になられる方なのでしょう。モデル関係だとしたらもうちょっと気の利いた・・・、なんていったら失礼でしょうけど、花嫁さんの態度からして、絶対に夫婦なんでしょうね。あ〜ぁ、結婚してしまったら女はますます強くなってしまうんですよ。
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『今朝の境内』
 雨の伝法院。昨日のこどもの日、ここかた子ども達の「宝の舞」が出発したのです。
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 見えても見えなくても良いのです。
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 狙ってます。どっちがどっちを狙っているのでしょう。カラスと子猫、じ〜っと見つめ合ったままでしたよ。そこにモモちゃんが近付いたので、両者の視線がモモちゃんに。先日もハトの子供を狙ったように、凶暴なカラス、子猫くらい平気で銜えて巣に飛び立つのです。
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 その点、雀は何も考えないでカラスの残りものをいただいてましたよ。
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 雨の日はレンズが濡れるので困ります。そのためにいつもポケットに「武富士」のチィッシュは欠かせないのです。質の悪いティッシュで拭くと、小さな紙切れが残ってしまってかえって汚れてしまうんです。そう、レンズ拭きには「武富士」が最高なんですが、業績が悪くなったと伝えられているようなので、これからも配り続けてくれるのでしょうかね・・・。あほまろはティッシュ以外、利用したことは無いけどね。
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 今朝の仲見世340メートル。連休最終日なので、訪れる人がぐ〜んと減ってしまいましたね。
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 こちらは、昨日の正午頃の同じ場所から撮りました。この人口密度の違い、どのように表現したらみなさんに正しく伝わるのでしょうかね・・・。
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 激しく降る雨、この時がいちばん大粒だったのです。後ろの大提灯は二天門です。
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 雨なので、屋台の場所を変えるんだよ。いつもの安○さん、ずぶ濡れになりながらも、手押し車を押して大移動です。
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 ハイチーズとは言ってませんね。だって、この方は天水桶に流れ込む雨を撮っているようですから。チャンチャン。
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 相合い傘を見かけると、なんとなく心が和みますね。これがもし、他人同士が雨を避けるために行われることもあるのです。今朝、ずぶ濡れになりながらも写真を撮っていたアメリカからやって来た女性に、あほまろはそっと傘を差しだしてあげました。彼女は喜んで、ちょうどレンズを拭こうと思っていたので助かりましたと喜んでくれましたよ。ホテルが近いので、ちょっとそこまでと出てきたら降られてしまったそうです。
 このように、もしも貴方が誰かと相合い傘をする場合、それが恋人であれば、それはどこか気恥ずかしい特別な結びつきも肌で感じるでしょう。また、それが友人であれば、友としての実感と結びつきを感じるかも。でも、今朝のあほまろは、単にカメラが可愛そうと思って彼女に傘を差しだしてあげただけなのですけど・・・。
 やっぱ、本当の相合い傘
って羨ましいよね。何もアンタの左手、そんなところに、そんなことしなくても良さそうなものを・・・。まいったね。
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 浅草神社です。
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 誰もいない雨の境内。
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 傘も差さずに長靴履いてよ〜。炭坑の歌にそんなの無かったっけ。
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 いつものお気に入りの場所で、雨に濡れるツツジが可憐で可愛くて。
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『昨日の行事』
 昨日、こどもの日は、浅草寺幼稚園の園児達によって宝舟を曳く「宝の舞」が開催されました。

 「福徳をあらわす七福神を乗せた船として古来人気のあったのが宝船です。浅草寺ご本尊の観音様は、浜成、竹成という兄弟の漁師によって示現されました。その故事にちなみ、この宝船を多勢の幼稚園児が漁師の衣装に身をつつみ引きます。観音様の福徳をたたえるとともに、子供の健やかな成長を祈って行われます」。(浅草観光連盟HPより)


 伝法院の横の浅草公会堂前から行列が出発しました。
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 オレンジ通りから雷門通りに入る子ども達。みんさん観音縁起に従った漁師の格好をしているのです。
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 この日の気温は26度、炎天下でも気分を害する子供もいなく、みんな元気に行進をしていましたよ。
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 いよいよ雷門を通って仲見世に入ります。
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 はい、混雑しているので一列に並んで歩きましょうね。
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 「宝の舞」は、改修工事が終了した宝蔵門を通って境内です。
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 みんな揃って観音様にお詣りしましょうね。
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 これが「宝船」です。金銀財宝がてんこ盛りですよ。
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 観音堂東側に用意された祭壇でお経を聞く子ども達。
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 さすが、浅草の子ども達はみんな仏教に親しんでいるようですね。
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 最後に記念写真を撮って午前中の部のお終い。午後の部は午後1時半から、同じコースで行われました。
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』

 昨日、クラシックカーが浅草を連なって走ったんです。詳細をご覧になりたい方は、ポスターをクリックしてください。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数113枚
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