新年明けましておめでとうございます。
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『今朝の浅草』
初夢は見ましたか。あほまろは何か見たんですけど、寝起きの瞬間に忘れてしまいました。確か延々と鉄道模型の線路を敷いて遊んでいたのですが、どうしても脱線してしまってなかなか上手く走ってくれない・・・、そんな夢だったようです。確か一緒に居た人間が嫌な奴だった。残念ながら鷹も富士もなすびも出て来なかったような、想い出すのはそれだけです。でも、なぜ初夢は2日の夜と決まってしまったんでしょう。元旦の夜は幼なじみと将来を語りながらジンギスカン屋さんで盛り上がっている、そんな素晴らしい夢を見て懐かしさを味わったのはしっかりと記憶しているんですけど・・・。
その夢こそ、幼なじみと将来を語り合って、富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉の「成す」、そのものだったんですよ。やっぱり今年は七福神の枕絵を置かなかったからなのでしょうかね・・・、残念。
初夢に良い夢を見るためのおまじないとして昔から知られているものに、七福神の乗った宝船の絵を枕の下に入れておくとか、
なかきよのとをのねぶりのみなめざめ
なみのりぶねのをとのよきかな
(長き世のとをの眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな)
このように、上から読んでも下から読んでも同じ言葉(回文)を書いた物を入れて寝るなんてこと言われてますが、昨夜のあほまろは寝ながら遊んでいた任天堂DSが枕元に転がっているのが悪かったのでしょう。なにしろ、「御当地検定」なるソフトで全国を列車で旅する感覚の遊び、茨城県あたりででかなかなクリアできずにいらいらしながら寝てしまったことが、鉄道模型の夢に繋がってしまったのかも・・・。来年こそは宝船の絵を枕元に置いて寝ましょうね。
お正月も楽しいのは元旦とせいぜい二日目くらいですね。早朝から初詣に訪れる方々を見ていると、まだまだお正月してるのは確かですけど、三日目になるとなんとなく普段の生活に戻ってしまうように感じるのは、あほまろだけでしょうか。
人が少なくなって歩きやすくなった雷門前で犬たちの記念写真を撮ってあげようとすると、モモちゃんはちゃんとお座りをして待っているというのに、ナナちゃんは異様にはしゃぐのです。嫌がるモモちゃんの顔をなめたり、背中に飛びついていったり。そんな時でもひと言も声を発しないモモちゃん、態度では表さないのけど、これも子供に対する愛情なのかなとか思ってしまいました。お互いに血のつながりは無いけれども一緒に暮らしているうちに家族関係を意識するようになってしまったのでしょうね。どっちも可愛いあほまろ家の住犬なのです。今年一年、このように仲良く暮らして欲しいですね。

昨日の朝は、浅草公会堂の浅草歌舞伎こけら落としの鏡割りが行われました。マスコミ関係はみなさん離婚騒動渦中にある中村獅童に集中していたので、獅童の樽だけがうまく割れずにやり直すハプニングなんてのも興ってしまいました。そんな下世話な話題とは関係なく、あほまろは片岡愛之助の笑顔がとっても素敵に感じた鏡割りでした。この様子は今年から新設した「浅草通信・網」をご覧ください。
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『今朝の雷門』
三日目ともなると活詣で客が激減しますね。でも、今日までは雷門通りの歩行者天国が続けられるのです。また、例の黄色い旗を持って「死後さばきにあう」連中がやって来るのでしょうね・・・。

ちょっとだけですが、お正月中は雷門の大提灯が畳まれます。こんなことするのは、ここに頭が引っかかる人が居るのでしょうかね・・・。背の低いあほまろには関係無いことですけど。

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『今朝の一写』
さて、浅草寺のお札売り場がそろそろ開店です。お札のサンプルを持って歩いてきた係員、これって毎日仕舞っていたのですね。知らなかった。

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『今朝の境内』
夜のお勤めを終えたお坊さんがご帰宅です。お寺は閉めても、本堂の中では定期的にお経をあげておるのでしょう。お坊さんにも夜勤が有るのです。

さて、これから何処に行こうか・・・。初詣を済ませたお嬢さんたち、どこかで朝食をとりたいのでしょうかね。きょろきょろ何かを探してましたよ。後ろからナナちゃんも来てますね。

おや、マンガの本を三冊持ってお詣りしてますね。ちょっと変わった雰囲気だったもので・・・。
お札がいっぱい詰まったお財布の中から小銭を探しているのでしょうかね。お金持ちなんですから、小銭と言わずにそのまま札束を差し上げたらいかが?
久しぶりに境内に自転車が帰ってきました。この時期は混雑してるので誰も自転車で乗り付けることが無かったので、懐かしい気分だったりして。

浅草神社にも早朝からお詣りの人が居ますね。

新種発見。屋台の「バーベキュー」これって、とってもキッチュかも。いったいどんなバーベキューを売っているんでしょうね。

五重塔通り(現在はおまいりまちと改名されたようです)にも屋台が並びます。トキワ堂では雷おこしの福袋が売られてますよ。運が良ければこの中に大相撲の桟敷席の券や、液晶テレビの当たり券が入っているそうです。

六区の劇場も「謹賀新年」、普段は誰も入らない劇場ですが、昨日は、晴れ着姿の女性までも入っていきましたよ。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『新年慕情』
昨日の雷門通りです。午後からは歩行者天国になって混雑しております。中央のテントは、ロータリークラブか主催する献血運動です。ここで献血に協力するとイノシシのぬいぐるみが貰えますよ。

午後1時頃の雷門前です。

仲見世は横切ることが出来ないほどの混雑です。まるで最盛期の六区興行外の絵葉書に出てくるような光景ですね。

仲見世に通じる脇道からもどんどん入ってきます。こちらは新仲見世。

あほまろは反対側に行きたかったのですけが、あまりの人で仲見世横断を断念しました。

人形焼きの木村屋さんにご挨拶し、その角から宝蔵門前を見たところです。今年は修復工事中なので、入口が狭められてしまったため、ここのた溜まりが最高の混雑でした。

手水場は閉められ、柵越に並ぶ人の列が見えてますね。こんなところまで閉めなくても良いのに、隣で写真を撮っていた新聞社の記者が、“ここには賽銭箱が無いので来て貰ってもしょうがないんでしょうね”、だって。ちょっと納得かも。

雷門から380メートルでようやくたどり着いた本堂前では入場規制が行われています。本堂内に入る人は200名を目処にしているそうです。ようやく入れた安堵感でみなさん笑顔がこぼれてました。

お詣りが済むとおみくじです。このお嬢さん「大吉」を引いたのですけど、いったい何が書かれているのか解らないで困ってましたよ。難しい漢字を並べるよりも現在風にくだけた文章にしても良いのにね・・・。

おねえちゃんも「大吉」ですね。でも、読めますか。

そして腹ごしらえ。これが本当の浅草の光景なのです。

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