おはよう、ビクトリー君。
今朝は小雨が降っていたせいでしょうか、いつもより少し遅く、夜が明けてからやって来ましたよ。
ところで、ビクトリー君たちは、いったい毎晩どこで眠っているのでしょうね。
毎朝のように本堂前まで「あほまろ、おはよう」と顔を見せに来てくれるのに、彼らのお家を見たことがありません。
木の枝の上なのか、それとも本堂や境内の建物の軒下あたりに、雨風をしのげるお気に入りの寝床を持っているのでしょうか。
雨でもハート君も来てくれましたよ。
小雨が降っているというのに、みんなの羽はほとんど濡れていませんでした。
きっと昨夜は、雨の当たらない屋根の下か、どこか居心地のよい場所でぐっすり眠っていたのでしょうね。
毎朝、元気に飛び回っている姿ばかりを見ていますが、たまには羽に顔をうずめて眠っているビクトリー君たちの寝顔も見てみたいものですよ。
そして今朝も、小雨などまるで気にする様子もなく、いつものように本堂前で華麗な乱舞を披露してくれました。
雨の日には雨の日の舞いがあります。
翼を大きく広げ、くるりと身を翻してあほまろの手に足をかけて、「少しくらいの雨で朝の挨拶を休むわけにはいかないよ」とでも言っているようでした。
「雨の朝 寝床はどこと鳩に問う 答えの代わりに 羽ばたきひとつ」(阿呆人也)
そんなビクトリー君たちとの朝のひとときを楽しませていただきましたよ。
舞を終えて、お疲れさま。