おはよう、ゴマちゃん。
今朝は最初に、ゴマちゃんと出会いましたよ。
足の腫れはまだ完全には引いていないようですが、以前より足取りはずっと軽くなり、どこか嬉しそうに境内を歩いておりました。
心なしか表情まで明るく見えたのであります。
それもそのはず。どうやらゴマちゃんにも、ついにパートナーができたようなのです。
お相手の名前は、あほまろが勝手に「シオちゃん」と名付けることにしました。ゴマちゃんとシオちゃん。
**「ゴマ・シオ」**なら、一度聞いたら忘れませんよね。
そんなことを考えながら眺めていると、いつもの仲間たちも次々と集まってきました。
ビクトリー君とレインボーちゃん、ハート君とピースちゃん、そして新しい仲良しコンビ、ゴマちゃんとシオちゃん。
今朝はみんな揃って、境内を思い思いに歩き回り、ときには寄り添い、ときには少し離れて、それでも互いを気にかけながら仲良く遊んでおりました。
毎朝のように顔を合わせている鳩たちですが、こうして新しい出会いや小さな変化を見せてくれるから、あほまろの早朝散歩は飽きることがないのでございます。今日は、ゴマちゃんの幸せそうな姿を見られただけで、なんだかこちらまで嬉しい気持ちになってしまいましたよ。
みんなで仲良くしてくださいね。
観音裏広場では、子ガラスが盛んに鳴いておりました。
両親を呼んでいるのか、それともお腹が空いているのか、今朝はいつも以上に大きな声で鳴き続けていたのです。
そんな子ガラスの様子を、おとうさんカラスは少し離れた場所から黙って見守っておりました。
おかあさんも近くにはいましたが、以前のようにすぐ餌を与えることはありません。
親離れの時期を迎えた今、子どもが自分の力で生きる術を覚えることも大切なのでしょう。
それでも、あまりに激しく鳴き続ける姿を見て、さすがに気になったのでしょうか。おとうさんは、少し離れた場所に隠してあった黒い袋をくちばしで引っ張り出し、中をごそごそと探り始めました。
その様子を、おかあさんは静かに見守っておりました。
やがて、おとうさんは袋の中にしまってあった食べ物を見つけ出し、それを子ガラスに与えたのであります。
子ガラスは大きく口を開け、待ちかねたように餌を受け取ると、とても満足そうな表情を見せておりました。
とはいえ、もう子離れの時期です。親心はよく分かりますが、あまり甘やかしてばかりでは、一人前のカラスにはなれませんよね。
そんな親子のやり取りを眺めながら、「厳しさもまた親の愛情なのだな」と、あほまろは改めて感じさせられた朝でございました。