今朝は小雨が降っていたせいか、境内にはハトたちの姿が見えませんでした。「雨が止めば、きっと出て来るだろう」と思いながら歩いていると、後ろから羽音が聞こえ、おなじみのビクトリー君が飛んで来てくれましたよ。
おはよう、ビクトリー君。雨の中でも来てくれたのですね。
そんなふうに声をかけると、ビクトリー君はいつものように、あほまろと一緒に境内を巡ってくれました。
そして手水場へ近づくと、先回りするように棚の上へ飛び上がり、
いつもの定位置で待っていてくれたのでした。
雨が降り止むまでのひとときは、まるでビクトリー君との撮影会。
今朝はたっぷりモデルになってもらい、その愛らしい姿を心ゆくまで写真に収めることができましたよ。
今朝も観音裏広場では、子ガラスたちが餌を求めて歩き回っておりました。すっかり親鳥と見間違えるほど大きく成長し、雨に誘われて地面へ這い出した虫を、一生懸命探しているようでしたよ。
少し離れた場所では、お母さんカラスが静かに子どもたちの様子を見守っておりました。しかし、もう口移しで餌を与えることはありません。危険がないかを気にかけながらも、あえて手を貸さず、自分の力で生きていく術を学ばせているのでしょう。
長い子育ての季節も、どうやら終わりを迎えたようですね。毎朝その成長を見守ってきたあほまろにとっても、少し嬉しく、そして少し寂しい、そんな親離れ・子離れの朝となりました。