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令和8年(2026)7月16日(木)

 おや、電線の上に留まっているのは、ゴマちゃんですね。
「おはよう、ゴマちゃん。降りていらっしゃい。」
 そう声をかけてみましたが、今朝は電線の上から境内を見下ろしたまま、なかなか降りてきてはくれませんでした。
 高い場所で朝の風に当たりながら、のんびり過ごしたかったのでしょうか。それとも、まだ足の具合を気にして、安全な場所から様子を眺めていたのかも知れませんね。

 そんなことを考えていると、遠くから見慣れた姿が、こちらへ向かって一目散に走ってまいりました。

 おはよう、ビクトリー君。

 今日も元気いっぱいです。まるで「あほまろ、お待たせ!」とでも言っているように、迷うことなく棚の上までやって来てくれました。

 ビクトリー君は相変わらず人懐っこく、胸を張って堂々と歩く姿は、境内の案内役そのもの。首元の羽は朝の柔らかな光を受けて、緑や紫に美しく輝いておりました。

 アップで撮らせてもらうと、つぶらな瞳の中には、朝の境内が小さく映り込み、首元の羽には緑や紫の金属光沢が浮かび上がります。毎朝見慣れているビクトリー君ですが、こうして近寄ってみるたびに、自然が作り出した色彩の美しさには感心させられてしまいますね。

 丁寧に羽づくろいを始めました。嘴で一枚一枚の羽を整えながら、今日も一日元気に飛び回るための身支度をしているのでしょう。

 人間は鏡を見ながら身なりを整えますが、鳩には鏡など必要ありません。一本一本の羽を丹念に整えるその姿は、まるで職人が道具を磨き上げるようでもありました。

 今朝もビクトリー君のおかげで、あほまろの一日は穏やかに始まったのであります。ゴマちゃんも、どうか無理をせず、また元気な姿を見せてくださいね。きっと、ビクトリー君も心のどこかでそう願っていることでしょうね。

 今日も鳩たちとの楽しいひとときを写真に収めることができました。それぞれに個性あふれる表情や仕草をご覧いただきながら、境内の小さな仲間たちとの朝のひとときを、どうぞお楽しみください。

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 おや、この子とは初めてお会いしましたよ。

 よく見ると、左足を怪我しているようですが、それでも懸命に歩いておりました。痛みをこらえながらも、一歩一歩前へ進む姿を見ていると、思わず「頑張れ」と声をかけたくなってしまいますね。
 以前、足を痛めたゴマちゃんにはスプレー式のマキロンを吹きかけてあげたことがありました。そのおかげかどうかは分かりませんが、今では元気に歩けるようになりました。

 この子にも塗ってあげたい。そう思ってバッグから取り出すと、残念ながらマキロンは使い切って空になっておりました。応急処置とはいえ、少しでも役に立てるのであれば、今後のためにも新しいものを一本買っておかなくてはいけませんね。
 怪我をしていても、たくましく生きる鳩たち。どうかこの子も、一日も早く元気な足取りを取り戻してくれることを願うばかりでございます。

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