おはよう、ビクトリー君。
今朝も日の出前から、元気いっぱいに境内を飛び回っておりましたよ。
四万六千日・ほおずき市も終わり、あれほど賑わっていた屋台は、夕べのうちにすべて撤去されておりました。
しかし、大勢の参拝客や観光客が訪れた名残なのでしょう。
屋台の跡には餌になりそうな食べ物があちこちに散らばっているようで、今朝はたくさんの鳩たちが群がっておりました。
それでもビクトリー君は、食べ物を探すよりも、あほまろと遊ぶ方が楽しいようでしたよ。
今朝はいつもより長い時間、目の前で見事な乱舞を披露してくれましたよ。
あほまろ、ゴマちゃんも来たよ。
おや、ゴマちゃん、おはよう。
ようやく、みんなと仲良く過ごせるようになったのですね。
ゴマちゃんが初めて境内にやって来た頃は、足に輪を付けた伝書鳩と一緒でした。
しかし、その伝書鳩が姿を見せなくなってからは、しばらくの間、一羽だけで宝蔵門の前にぽつんと座っている姿が続いていました。
足を痛めて思うように歩けなかったにもかかわらず、ほかの鳩たちにいじめられることもなく、ビクトリー君も時折そばへやって来て、一緒に遊ぶような仕草を見せてくれていました。
その光景を見るたびに、鳩の世界にも仲間を思いやる優しさがあるのだと、あほまろは心を温められていたのでございます。
そして今朝は、とても嬉しい出来事がありました。
なんとゴマちゃんが、ビクトリー君と息を合わせるように、境内の空で見事な乱舞を披露してくれたのです。
その軽やかな飛び姿を見ていると、もう足の具合はすっかり良くなったようですね。あれほど心配していた日々が、まるで遠い昔のことのように思えました。これからは、元気な姿で仲間たちと一緒に、浅草寺の空を思う存分飛び回ってくださいね。
ハート君も喜んでいるようでした。