令和8年(2026)6月16日(火)  旧暦5月2日 赤口
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 ●枚
- 夏至を前に、青い銀杏の実を見上げて  -

 梅雨のさなかではありますが、今日は晴れて、ひとまず「梅雨の中休み」となりそうですよ。
 今朝の外気温は17℃でしたが、空気はカラッとしており、肌寒さは感じませんでした。梅雨入りしている関東では、貴重な日差しとなり、日中の最高気温は28℃まで上がる予想です。

 今度の日曜日、6月21日は「夏至」です。
 夏至とは、太陽が一年で最も北寄りの道筋を通り、北半球では日の出から日没までの時間が最も長く、夜が最も短くなる日のことです。
 令和8年、2026年の夏至は、暦の上でも6月21日と定められております。もっとも、夏至を過ぎた途端に日が急に短くなるわけではなく、しばらくは「まだ明るいのか」と時計を疑うような夕暮れが続きます。太陽にも、季節の引き継ぎには多少の猶予期間が必要なのでしょう。 二十四節気では、夏至は夏の真ん中に当たります。しかし、実際の暑さはこれからが本番です。つまり、昼の長さは頂上に達したのに、暑さの方はまだ登山口付近で準備運動をしているようなものなのです。太陽が長時間働いた熱は、少し遅れて地面や海に蓄えられ、やがて小暑、大暑へと向かってまいります。

 人間の世界では、働き過ぎると「少し休みなさい」と注意されますが、夏至の太陽だけは、朝早くから夜遅くまで働いても誰にも叱られません。それどころか、日照不足になれば文句を言われ、照り過ぎれば「暑い」と嫌われるのですから、太陽というものも、なかなか報われない商売なのでございます。
 そんな夏至を目前にした今朝、浅草寺境内のイチョウを見上げると、枝々に青々とした若い銀杏が、ずいぶん目立つようになっておりました。
 ついこの前までは、新緑の葉陰に隠れていた小さな粒でしたが、いつの間にやら丸みを増し、青空を背景に、あちらにもこちらにも鈴なりになっています。緑色の小さな銀杏が日ごとに膨らんでいく姿を眺めていると、季節というものは、暦の数字ではなく、木の枝先で静かに進んでいるのだと実感いたしますね

 ところで、一般には「イチョウの実」と呼んでおりますが、植物学的には、銀杏は果物のような本当の「果実」ではありません。イチョウは裸子植物なので、私たちが実と思っているものは、種子を柔らかな外側の部分が包んだものなのです。
 もっとも、境内で見上げる分には、果実でも種子でも、どちらでも構いません。専門家が「それは実ではありません」と説明している横で、秋になれば皆さん、落ちた銀杏を拾うのです。学問は厳密でも、人間の食欲は、だいたい大らかにできているのでございます。
 これから若い銀杏は、夏の日差しと雨を受けながら、さらにふっくらと育っていきます。そして秋が深まる10月下旬から11月ごろになると、外側が黄色く熟し、やがて枝を離れて地面へ落ちてまいります。熟す時期や落下の時期は、その年の気温や地域によって多少異なるようですが、銀杏が落ち始めると、境内にもいよいよ秋が訪れたことを感じるのです。

 ただし、銀杏というものは、枝に付いているうちは、丸く愛らしい秋の贈り物です。それが地面へ落ち、人に踏まれた途端、事情が一変いたします。
 見た目は黄金色の宝石なのに、香りの方は、どうひいき目に見ても「秋の芳香」とは申せません。自然界には、ときどき見た目と中身がまるで一致しないものがありますが、それは銀杏に限ったことではなく、人間社会にも、立派な肩書きを掲げながら、近づいてみると少々鼻につく方がいらっしゃいますよね。
 銀杏の場合は、外側の臭い部分を取り除き、よく洗って乾かし、殻を割れば、翡翠色の美しい中身が姿を現します。煎った銀杏を口に含むと、ほろ苦さの中に独特の甘みがあり、秋の味覚として格別です。

 かつてのあほまろなら、「これは日本酒が欲しくなる」と言っていたところでしょう。しかし、今のあほまろは酒を断っておりますので、銀杏はノンアルコール飲料のお供です。
 酒を飲まなくなっても、つまみだけは昔と変わりません。これでは断酒というより、酒だけが食卓から退職し、つまみがそのまま居座っているようなものですね。ノンアルコールの缶を片手に銀杏をつまみながら、「昔はこれで一杯やったものだ」と懐かしむのも、また味のうちなのでございます。
 もっとも、銀杏はおいしいからといって、いくらでも食べてよいものではありません。何事もほどほどが肝心です。若い頃は何でも勢いで済ませられましたが、この歳になりますと、食べ過ぎの勘定書きは、翌日きっちり身体へ届きます。自然は気前よく実りを与えてくれますが、胃袋までは保証してくれないのでございます。

 あほまろは毎朝、境内を歩きながら、木々や草花がどのような変化を遂げているのかを記録しております。
 春には芽吹き、花を咲かせ、やがて実を結び、秋には葉を染め、冬になると静かに枝だけの姿へ戻っていく。その営みは、毎年ほとんど同じように見えて、よく観察すると、花の咲く日も、実の膨らみ方も、葉の色づきも、少しずつ違っております。
「毎年同じことを見て、何がおもしろいのですか」と尋ねる方もおりますが、同じように見えるからこそ、その違いがおもしろいのです。
 人間も毎朝目を覚まし、同じように食事をし、同じ道を歩いているようでいて、昨日と今日では、心も身体もわずかに違っております。木々の一年と人間の一生は、流れる時間の速さこそ違いますが、生まれ、育ち、実り、やがて次の世代へ何かを残していくところは、どこか似ているのでございます。
 ただし、木々は一年ごとに葉を落としても、翌春にはまた若葉を出します。人間も同じように若返ることができればありがたいのですが、こちらは葉を落とすばかりで、なかなか新芽が生えてまいりません。せめて気持ちだけでも青葉のつもりでおりますが、鏡を見ると、どうやら幹の方は、ずいぶん年輪を重ねてしまったようです。
 それでも、毎朝こうして銀杏の実が少しずつ育つ様子を見上げられることは、ありがたいことですよ。

 今日より明日、明日より明後日と、目には見えないほどの歩みを積み重ねながら、若い銀杏は秋へ向かって膨らんでいきます。その姿は、「急がなくても、止まらなければよい」と、あほまろに教えてくれているようでもあります。
 境内の銀杏は何も語りません。しかし、何も語らないからこそ、こちらが勝手にいろいろと考えられるのでございます。人生の教訓とは、案外、誰かの長い演説よりも、朝日に照らされた小さな青い実の中に、ひっそり隠されているものなのかもしれませんね。
 ヒロちゃんも写真の隅から目を細め、銀杏の成長を見守っているようです。しかし、猫には夏至も銀杏も関係なく、日が長くなろうが短くなろうが、眠たい時に眠るだけなのですけどね。
 それを思えば、時計や暦に追われている人間よりも、猫の方がよほど自然の時間に忠実なのかもしれませんね。

「日は長し 猫は寝るなり銀杏は 実り急がず人だけ焦る」(阿呆人也)

 夏至を境に、昼の時間はほんの少しずつ短くなっていきます。しかし、境内の生命は、これからますます濃く、たくましく育ってまいります。
 季節は折り返しても、命の歩みはまだ夏の入口です。あほまろも銀杏に負けぬよう、焦らず、無理せず、そして時にはノンアルコールでひと息つきながら、明日も境内の小さな変化を見つけに歩いてまいりますよ。

 あほまろにとっては、散歩の途中で足を踏み入れるネムの花咲く観音裏広場、忙しなく流れていた時間が、ふっと緩やかにほどけていくような、不思議な感覚に包まれるのです。
 誰にも気づかれることなく、ただ静かに在り続ける風景――それこそが、この場所の何よりの魅力なのかもしれませんね。

 今朝の日の出は午前4時24分。

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 アメリカデイゴの花。

 ムラサキクンシラン。

 ねむの花。

 境内の紫陽花は、そろそろ見頃の終わりが近づいてきました。華やかだった花色も少しずつ褪せ始め、梅雨の季節が静かに移ろっていくのを感じますね。

 境内のハナカイドウの実も、少しずつ大きく育ってまいりました。今はまだ青く小さな実ですが、これから季節が進むにつれて、次第に美しい赤色へと染まっていくのですよ。
 花の華やかさが去ったあとにも、こうして静かに実を結び、秋へ向かって姿を変えていく様子を見ていると、自然は休むことなく次の季節を準備しているのだと感じますね。

 おはようございます。今朝は開門3分半前にやって来た、野崎さんと高橋さん。

 おはよう益美さん。

 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

 奥山の奥に移動され、入ることが出来なくなった「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像。

 「トウネズミモチ」の実も膨らんで来ました。これからの季節は実の成長を楽しみつつ、秋から冬にかけての黒熟に備える期間となります。

 イロハモミジも境内に夏の勢いを感じさせてくれるのです。

 定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろはこの木の幹桜の葉が好きで、その様子を記録し続けているのでございます。

 昨年から落ちることなく、新葉にそっと覆われながら、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。新葉の下ですよ。

「移ろえば 残るものさえ遠くなり 時の無情を噛みしめて立つ」(阿呆人也)

 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしたいけど、午後からサンバカーニバルの事務所開きに行かなくちゃいけないのです。

 昨日、待ちに待った二台目の写真機が、ようやく届きましたよ。
 ただし、毎朝の早朝散歩にちょうど良いレンズがまだ揃っていないため、残念ながら、すぐに日記用の主力として活躍してもらうわけにはまいりません。それでも、せっかく我が家へやって来た新入りですから、箱の中で眠らせたままでは可哀想です。そこで今朝は、試しに散歩へ連れ出してみましたよ。

 写真機も、人間と同じで、たまには外の空気を吸わせてあげなくてはいけませんね。これから出番は少しずつ増えていくことでしょうが、まずは浅草寺の朝の空気に慣れてもらうところから始めましょう。

 さっそく、新しい写真機の試写には、あほまろの専属モデルのウメちゃんに登場してもらいましたよ。
 いつものように抱っこされながら、少し眠たそうな表情までしっかり写っております。さすが専属モデルだけあって、新しい写真機を向けても動じる様子はありません。むしろ、「ちゃんと可愛く撮れているでしょうね」と、あほまろの腕前を確かめているようにも見えますね。

 これからも、新しい写真機の調子を見るたびに、ウメちゃんにはモデルをお願いすることになりそうです。もっとも、ウメちゃんにしてみれば、写真機が何台増えようとも、おやつが増えなければ大した違いではないのかもしれませんけどね。
 さすがHasselblad、この立体感が素晴らしいでしょ。

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 夕べの睡眠は85%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、ソーセージと野菜とゆで卵に納豆ごはん。デザートはデコポン。

 妻のコレクションは、ペコママからいただいたおみやげに喜ぶ、ユキちゃんとソフィアちゃん。

 昨日の東京スカイツリー。

 しゅと犬くん。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、肉丼風味。デザートはアメチェリとノンアル。

 妻のコレクションは、瑞風さんとロイヤルさん。

Memo
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