あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和8年(2026)3月3日(火) 旧暦1月15日 先負

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今朝の撮影 Data

SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
181

- 末小吉 末とは言えど慈悲は満ち 三十三の春を数えつ -

日記写真

 本日は「ひな祭り」です。しかしながら、本州の南岸を低気圧が通過する影響で、全国的に天気は下り坂のようでございますね。
 今朝の外気温は9℃。数字だけを見ればそれほど低くはないはずなのですが、湿り気を帯びた空気のせいでしょうか、いつもより肌寒く感じられました。
 そして今夜は、日本全国で皆既月食が起こるとのこと。天体好きとしては胸が高鳴る出来事でございますが、この空模様では、すっきりと晴れる地域は少なそうで、なんとも残念でございますね。
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 三月三日。世の中はひな祭りで桃色に染まっておりますが、今日という日はもうひとつ、実にありがたい名を持っておりますよ。

「三十三観音の日」でございます。

 仏教において「三十三」という数字は、ただの数合わせではございません。古代インドの神話に由来し、主要な神々が三十三神いるとされたことに始まり、やがて日本の信仰世界へと静かに流れ込みました。
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 さらに『法華経』において、観音菩薩は衆生を救うため三十三の姿に変化して現れると説かれております。これが「三十三応現身」。
 困っている者の前に、必要な姿で現れてくださる。何とも融通無碍で、実に頼もしいお方でございます。
 京都の『三十三間堂』の「三十三」も、そこに由来しておりますし、関東の『坂東三十三箇所』、関西の『西国三十三所』といった霊場巡りも、この信仰の流れの中にございますね。
 そして、ここ金龍山『浅草寺』は、坂東三十三箇所の第十三番札所。
「十三番。」
 中途半端に見えて、実はなかなか味わい深い位置でございます。人生もそうですが、真ん中あたりがいちばん揺れるのですからね。
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 そして、浅草寺のおみくじ。これがまた、なかなか手厳しいのであります。
 分配確率は百籤中――

大吉17%、吉35%、半吉5%、小吉4%、末小吉3%、末吉6%、凶30%。

 凶が三割とは、観音さま、なかなか現実的でございます。ちなみに三十三番は「吉」。焦らず、着実に進めば道は開けるという、いかにも観音様らしいお言葉でございますね。
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 あほまろは毎月一日におみくじを引いております。三月のあほまろは、なんと確率わずか3%の「末小吉」を引き当ててしまいましたよ。
 普通なら落ち込むところですが、不思議なものでございます。末小吉を手にした瞬間、「ああ、観音さまはあほまろを急がせないつもりだな」と、妙に腑に落ちてしまうのであります。
 大吉は派手でございます。しかし、末小吉は静かです。静かに「今のままでよろしい」と、背中をそっと押してくださる。
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 高齢者と呼ばれるのを嫌うあほまろでございますが、七十八年も生きておりますと、派手な運より、地味な慈悲のほうが身に沁みるのでございますよ。
 浅草寺の御詠歌に、こうございます。

「ふかきとが 今よりのちは よもあらじ つみ浅草に まいる身なれば」

 どれほど深い罪や咎があろうとも、観音さまに手を合わせる身となれば、もう恐れることはない――。
 この言葉を口にするたび、あほまろは思うのです。人は完璧でなくてよい。欠けているからこそ、救われる余地があるのだとね。
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 今夜、雨の雛人形の灯りの向こうで、観音さまは三十三のどの姿で微笑んでおられるのでしょうか。
 あほまろの前には、きっと「少し鈍くさい老人を見守る姿」で現れてくださっているに違いありません。
 それで十分でございます。
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 最後に、本日の狂歌をひとつ。

「末小吉 末とは言えど慈悲は満ち 三十三の春を数えつ」(阿呆人也)

 派手でなくとも、春は巡る。観音さまの数と同じ三十三。人の数だけ姿を変える慈悲。そのうちの一つが、今朝のあほまろに向けられていたのだと思えば、なんともありがたい三月三日でございます。
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 あほまろは毎朝四時から浅草を歩き、季節の移ろいを写真に収め、こうして日記を書きながら日々を重ねている七十八歳。
 これもまた、「三十三応現身」のうちのひとつなのでございましょうかね。
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「まだまだ歩けますよ」
 観音さまはきっと、あの「末小吉」のように、派手ではなく、けれど確かな慈悲をたたえた微笑みで、そっと見守ってくださっているのでありましょう。
 七十八歳、現在進行形。好奇心を手放さぬ翁の姿――それが今のあほまろでございますよ。
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 途中から小雨が降り出してまいりました。これからは霙まじりの雨が激しくなるとの予報。うっかり傘を忘れてしまったあほまろは、無理をせず定点観察を切り上げ、早々に引き返してまいりましたよ。
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 三月とはいえ、空気の底にはまだ冬が潜んでおります。春の顔をしていても、油断は禁物でございますね。
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 予報によりますと、この雨は明日まで降り続くようでございます。しとしと、時にみぞれを交えながら、静かに乾燥した街を濡らし続けるのでしょうね。
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 あほまろは、今日も秘密基地でダラダラと過ごすことにいたしますよ。
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 秘密基地でコーヒーを淹れ、撮り溜めた写真を眺め、量子力学の難解な理屈に少しだけ首を突っ込み、そしてすぐに脱出する――。
 これを世間では「ダラダラ」と申しますが、あほまろに言わせれば、これは立派な“充電”でございましょう。
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 春はまだ足踏み中。ならばこちらも、焦らず足踏み。雨の日の静けさもまた、余生の味わいでございましょう。
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 夕べの睡眠は86%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、お肉と野菜とタマゴ焼きに、クルミパン。デザートは柿。
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 妻のコレクションは、おひな様を飾った、シンディーちゃんとマドンナちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、青森のニンニク焼きうどん。美味しかったよ。デザートはデコポン。
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 妻のコレクションは、さくらさんとモモちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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