令和7年(2025)11月29日(土)旧暦10月10日 先勝
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 17 ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数496枚
- いよいよオールドメディアの危機か -
今朝の外気温は 8℃。そこへ冷たい北風が容赦なく吹きつけ、身にしみる厳しい寒さでございましたよ。しかし、日中は14℃まで上がる予報で、青空が広がり、日差しの温もりも感じられそうです。まさに穏やかな行楽日和ですね。 昼間の柔らかな光に包まれれば、いよいよ終盤を迎えた紅葉も、最後の輝きを見せてくれることでしょう。 「散りゆけば 音も立てずに 消ゆる紙 オールドメディアは 秋の枯れ葉よ」(阿呆人也) あほまろは大阪・関西万博には行けませんでしたが、まるで会場にいたかのような気分で楽しんでおりましたよ。というのも、YouTubeやSNSで、来場者たちが次々と現地の様子を発信してくれるおかげで、家に居ながら万博巡りができてしまったのです。便利な世の中というものは、時に旅費すら不要にしてしまうのですね。 もしこれが、かつてのようにテレビや新聞だけが情報源という時代だったらどうでしょう。きれいに整えられた“表向き”しか見えず、裏側のリアルを知りたくて、あほまろはきっと無理をしてでも大阪まで足を運んでいたかもしれません。オールドメディアが語らない部分こそ、人は知りたくなる生き物ですからね。 そんな“情報のあり方”を考えると、どうしても思い出してしまうのが、あほまろが新聞をやめた日のこと。あれはもう二十年ほど前でしょうか。昔は朝刊を広げると、紙の匂いが一日のスイッチでした。しかし今ではスマホひとつで世界中の動きを知ることができる。紙のページをめくる音よりも、拡大表示の方がありがたい年頃にもなりましたしね。 ある月、集金の日に思い切って担当者さんへ、「来月から購読をやめたいんですよ」と伝えたのです。すると、満面の笑顔とともに返ってきたのが、「契約期間がまだ残っていますので、解約はできません」。 いやあ、その笑顔の冷たさといったら、北風のようでしたよ。 契約書を見返すと、たしかに小さく“あと4か月”と書いてある。 その瞬間あほまろは悟りました。「紙にサインする者は、紙に泣かされる」と。とはいえ、大人のあほまろは契約を守りました。残りの4か月、新聞を広げては“読んだふり”をし、無事に契約を全うしたのです。まさに紙との最後の付き合いでしたよ。 そんな昔話を思い返しながら最近の新聞事情を眺めると、どうにも雲行きが怪しい。発行部数は減る一方で、「いよいよ新聞の危機か」とは、もはや定番の話題です。 紙の匂いや活字のぬくもりを愛する読者が一定数いるのは事実ですが、時代の流れというものは残酷ですね。発行部数の正式な数字を探しても、ネットではなかなか出てこない。 一般社団法人「日本ABC協会」が詳しい数字を持っているらしいものの、会員限定公開。いわば“秘密の花園”。新聞社が“自らの発行部数”をニュースにしてくれれば良いのですが、あほまろ、その手の記事を見た記憶がないのですよ。 広告主に向けて発行部数を誇る読売新聞広告局のサイトも見ましたが、数字は古いのか、あるいは気持ちが大きくなっているのか、判断が難しい。 こうなると、あほまろの探求心がむくむくと膨らみ、徹底的に調べたくなってしまったのです。 そしてたどり着いたのが、ジャーナリストが運営するサイト「MEDIA KOKUSYO」や、独立系広告プランナー氏の「広告代理店の未来を考えるブログ」。 そこには、ついに“現代の新聞の実像”が示されておりましたよ。 その推移が、なかなか衝撃的なのです。 読売新聞:2024年1月 607万部 → 2025年8月 537万部(12%減) 朝日新聞:2024年1月 349万部 → 2025年8月 321万部(8%減) 毎日新聞:2024年1月 158万部 → 2025年8月 118万部(25%減) 日経新聞:2024年1月 139万部 → 2025年8月 128万部(8%減) 産経新聞:2024年1月 88万部 → 2025年8月 80万部(9%減) しかし、これはあくまで“発行部数”。実際に読者が代金を払って受け取っている部数とは大違いなのです。 その押し紙分を除くと―― 読売は 500万部を割り込み、 朝日は 300万部を割り込み、 毎日は 100万部すれすれ だというのです。 ここまで来ると、単なる産業構造の変化ではなく、“時代の転換点”のように思えてまいります。特にリベラル系新聞の部数は顕著で、政治の風向き、社会の変化をそのまま映しているようですね。 高市人気が持続し、立憲民主党や共産党の支持層が減っていけば、新聞界の冬はますます厳しいものになる。 まさに“冬将軍”が紙面へと吹き込んでいるのです。 しかし――、ここであほまろは、一つの希望も感じるのですよ。 新聞という形が消えても、人々の「真実を知りたい」という心は消えません。人間が情報と共に生きる限り、紙であれ、液晶であれ、その使命は必ずどこかに生き続けるはずです。 万博をスマホで“疑似体験”できるようになった今こそ、情報というものが姿かたちを変えながら私たちの生活に寄り添っているのだと実感するのです。 もっとも、あほまろはもう契約を引き延ばされることはありませんので、当分はネットニュースで十分満足しておりますけどね。 最後に一句。 「押し紙も 時代の波に押し流れ 紙の未来をネットがくわえる」(阿呆人也) 今朝も「冬の大三角形」を望めました。 今朝の日の出は午前6時30分。 今朝のビクトリー君は、なんと開門ギリギリの“滑り込み出勤”でございましたよ。あほまろがカメラを構える間もなく、ちょこんと棚の上に立って、「おはよう、間に合った?」とでも言いたげな表情。 せっかくの可愛いポーズも、今日はゆっくり撮らせてはくれませんでしたよ。 レンズ越しに見つめ返してくるあの澄んだお目々―― 「写真は一枚だけでいいよ」と言われているようで、それはそれで愛おしいものですが、やっぱり心残りなのですよ。 明日こそは、もう少し早めに姿を見せておくれ、ビクトリー君。あほまろは毎朝、君の“元気な乱舞を楽しみにしているのですからね。 おはようございます。今朝は開門3分前に山本さん、五味さん、陽子さん、野崎さん、金山さんと高橋さんがやって来ました。 野崎さんは、病院の検査が続いているようでした。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 冬の境内をご覧下さい。 定点観察中のイロハモミジ。 すっかり色に染まってしまったソメイヨシノ。 今日はお天気が良いので、終盤を迎えた紅葉も、最後の輝きを見せてくれることでしょう。 あほまろ今日は、浅草商店連合会のイベントの記録を撮るため、秘密基地でのんびりできません。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は91%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、北海道のニシン漬と野菜とタマゴ焼きに食パン。デザートは柿。 妻のコレクションは、レアちゃんとさくらさん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、鰻の蒲焼きと北海道のニシン漬。デザートは柿。 妻のコレクションは、デザイナーのアンナさんとおされなラウルちゃん。 Memo iPhone 17 ProMAX