令和7年(2025)10月20日(月)旧暦8月28日 赤口
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 17 ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数188枚
- 新聞広告の日に寄せて -
今日は、日本新聞協会が制定した「新聞広告の日」だそうです。 ネットのニュースを眺めていたら、懐かしい話題を見つけましたよ。あの松下電器産業(今のパナソニック)が、平成30年(2018)に創業100周年を迎えた際に、創業者・松下幸之助氏と全国47都道府県との絆をテーマにした広告を、全国60紙に掲載したという記事でした。 その中でも、東京版の広告には、浅草が大きく関わっておりました。 そう、昭和35年(1960)に再建された雷門――あの堂々たる姿は、幸之助氏の寄進によるものです。火災で焼失して以来、実に95年ものあいだ、雷門は「門のない雷門」として空を仰いでいたのですよ。 広告には、寄進お披露目のテープカットの写真が掲載されておりました。 そこに写る幸之助氏の笑顔は、まるで浅草の街が再び灯を取り戻したことを、心から喜んでいるように見えました。寄進の理由も、また心温まるものです。かつて病を患った幸之助氏が浅草寺で快癒祈願をし、その願いが叶ったことへの感謝から、この雷門の再建を決意したのだそうです。 幸之助氏は広告の中でこう語っていました。 「幸い立派な雷門ができて、東京の人々にも喜ばれているようです」まるで雷門が東京の象徴となる未来を、見通していたかのような言葉ですね。時は流れ、いまや雷門は“浅草の顔”を超えて、“日本の顔”となっているのですからね。 写真は、パナソニック ミュージアムよりの転載。 今朝も大提灯の下を訪れる旅人が、記念写真を撮り、笑い声を響かせておりましたよ。 なんと、これこそが本来の「広告」の姿ではありませんか。 企業の利益ではなく、人と人、時代と時代、想いと場所をつなぐ“心の告白”こそが広告の原点。そこには、読む人を笑顔にし、誰かの心を灯す温もりがありますよね。 しかしながら、現代のネット広告ときたらどうでしょう。 ポップアップ、全画面、勝手に音が鳴る動画…。 あほまろがニュースを見ようとした瞬間、いきなり画面の端から飛び出してくる“強引な営業マン”のような広告たち。 本来の情報を覆い隠し、「クリックしてください」と誘う手口は、まるでデジタル時代の押し売りですよ。 しかも最近は、誤クリックを狙った悪質広告や、マルウェアに誘導する罠まで潜んでいます。 スマートフォンの小さな画面では、逃げ場もありません。 まるで、逃げようとする人の背中に「広告忍者」が貼りついてくるようなものですよ。 とはいえ、そんな世の中でも、あほまろはたまに紙の新聞を手に取ります。 コンビニでスポーツ紙を広げると、指先にインクの香りが移り、それだけで昔を思い出すのです。そこには誤クリックも、突然鳴り出す動画もありません。ただし最近は、偏った報道が増えてきたので、油断は禁物ですけどね。 それでも、あの紙面に印刷された「雷門再建の広告」を思うと、やはり新聞というメディアの重みを感じます。 一枚の紙が、時代を語り、人の心を動かす。それができるのは、AIでもネットでもなく、「人の想い」で紡がれた言葉だけなのです。 「雷門 寄進の心 時を越え 紙に宿りて 風に残れり」(阿呆人也) 今朝の外気温15℃、肌寒い朝となりました。散歩に出かけた時は小雨程度でしたが、歩を進めるうちに本降りとなり、今日はお参りだけを済ませて、開門を待たずに戻ってまいりましたよ。 吐く息が白く見えるほどではありませんが、指先に感じる冷たさが、季節の移ろいを静かに告げているようでした。 今日の最高気温は20℃に届かないとのこと。どうやら、一日を通して冷たい空気に包まれそうですね。 全国的にも季節が進み、北海道・稚内では、全国の気象台で今季初の「初雪」が観測されたそうです。浅草の空にも、冬の足音がもうすぐ届きそうな気配。 今朝の日の出は午前5時51分。 秋を飛び越え、季節はゆっくりと、確実に冬へと向かっているようですね。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は93%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、ポタージュにクルミパン。デザートはミカン。 妻のコレクションは、ブティックで買い物してきた、レンちゃんとラウルちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、コーンスープにチーズと芋とハムなど。デザートは柿。 妻のコレクションは、陽子さんと千草ちゃん。 Memo iPhone 17 ProMAX