あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)5月25日(日)旧暦4月28日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
205

- 『広辞苑』の日は、土砂降りの朝 -

日記写真

 今朝は、前線を伴った低気圧の影響で激しい雨に見舞われました。本降りの雨は朝がピークだったようで、散歩の時間帯はちょうど土砂降り。傘を差していても足元はびしょ濡れになってしまいましたが、それでも日課は欠かせません。幸い、帰る頃には雨脚も弱まり、小降りになってくれたので、助かりましたよ。
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 さて、今日は午前10時から「第17回 隅田川水面の祭典 2025」が開催されます。日中も不安定な空模様で、急な雨の可能性もあるようですが、この催しは雨天決行とのこと。天気にかかわらず、出かけなくてはならないのですよ。濡れても笑って、それもまた記憶の一幕ですからね。
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 今日は、「広辞苑の日」です。昭和30(1955)年の本日、岩波書店から初版『広辞苑』が発行されたのを記念して定められたそうですよ。あほまろはと言えば、第3版からお世話になっておりますが、辞書というのは面白いもので、引くというより、読んでしまうのがクセになってしまうのです。
 初版の『広辞苑』は、ただの国語辞典ではなく、百科事典的な側面も持ち合わせた重厚な存在として世に現れました。たとえば「ハト」や「カラス」を引いても、ただの動物の説明ではなく、文学や神話におけるその象徴的意味まで載っていたりするのです。あほまろのように、毎朝カラスと語り合っている者にとっては、まさにバイブルのような一冊でございますよ。
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 この辞書、版を重ねるごとに分厚くなり、収録語数も増えて、最新版である平成30(2018)年の第7版では、なんと約25万語。税込で123,750円。辞書というよりも一種の文化財ですね。初版から第4版までの累計発行部数は1,000万部を超えるとか。まさに“国民的辞書”と呼ぶにふさわしい存在ですね。
 第5版からはCD-ROM版も登場し、当時のモバイルパソコンに入れて、旅先でもあれこれと引けるようになったのが、あほまろには大助かりでしたよ。出張で飛行機に年間200回以上も乗っていた現役時代、移動中に会議の書類作成など、浅学なあほまろにとっては、まさに頼りになる存在だったのです。
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 とはいえ、今ではGoogle先生に聞けば一瞬で答えが返ってくる時代。さらにはAIまで登場し、語義だけでなく、文脈や使用例まで教えてくれるので、分厚い紙の辞書の出番は、悲しいかな、だんだんと減ってしまいました。それでも、あほまろの書棚には、堂々と第3版が鎮座しております。もう二度と開かれることはないかもしれませんが、そこにあるだけで安心できる“本の重み”があるのですよ。
 それでも、ベッドの下に鎮座する、あほまろが愛でる第3版には、ただの情報ではない「温度」があるのです。少し黄ばんだページ、背表紙のわずかな擦れ、そして手垢のように残る記憶の跡。開かれることはもうほとんどありませんが、それは一種の「沈黙の叡智」。いざという時に「待っていたぞ」と言わんばかりに、どっしりとそこにいてくれるのです。
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 ちなみにこの第3版、実はあほまろの所有物ではなく、女房のものでございます。結婚前、脚本家を目指していた女房に、あほまろがプレゼントしたものです。でもですね、「女房の物はあほまろの物、あほまろの物もあほまろの物」という家庭内の絶対的な原則により、現在は完全にあほまろのものとなっております。
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 そんなわけで、本棚の一角には、今も静かに存在感を放つ『広辞苑』第3版。手に取ることはないけれど、眺めるだけで少し賢くなったような気がするから不思議ですね。知識は重いほど尊く、重いほど開くのが億劫になる、そんな矛盾もまた、紙の辞書の魅力かもしれません。
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 紙の辞書を引くという行為は、時に言葉以上の何かを探しているのかもしれません。昔を懐かしむ自分に出会ったり、忘れていた感情がふと立ち上がったり。そういう意味で、「広辞苑」は単なる辞書ではなく、あほまろにとって、記憶の風景を呼び戻す一冊なので、いつまでも残しておきますよ。
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 今朝の日の出は午前4時29分。
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 奥山のアジサイ。
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 奥山の梅の実。
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 今日は「第17回 隅田川水面の祭典 2025」が開催されます。詳細は、浅草商店連合会のホームページをご覧ください。
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 それでは、隅田川水面の祭典の準備に行ってまいります。
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 夕べの睡眠は71%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜と粕漬けとタケノコの煮物に錦松梅ごはん。妻のコレクションが来てくれなかったので、ナナちゃんとしゅと犬くんでした。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、タマゴ焼きとチーズにタケノコの煮物。クルミパン。妻のコレクションは、芋焼酎「櫻井」を飾って、現代に蘇った音威子府のトメさんとクルマスキーちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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