あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)5月24日(土)旧暦4月27日 赤口

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
587

- まだだ、まだ散らんぞ! -

日記写真

 あほまろは毎朝、浅草寺の境内を歩きながら、カラスと語らい、ハトと目を合わせ、そして何より木々のささやきに耳を傾けているのです。四季折々の変化をカメラで追いかけていると、植物の「生」と「死」が繰り返されているその営みの、なんと奥深く、そして儚いことかと、時に足を止め、じっと見つめてしまうのですよ。
 ○写真は、昨年8月の葉。
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 そんな中、去年の年末、ふと目にとまったのが、ソメイヨシノの幹にしがみついた一枚の枯れ葉。この葉、実は去年の10月にはすでに茶色くなり始め、普通なら風に舞ってどこかへ旅立っているはずなのに、今もなお、固くしがみついたままなのですよ。まるで「まだだ、まだ散らんぞ!」とでも言いたげなその姿。葉っぱのくせに、妙に意志が強そうで、まるで昔の頑固親父を見ているようです。
 ○昨年10月。
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 あほまろは記録好きですから、昨年撮った同じ位置の写真を見返してみたところ、確かに10月の初旬からこの葉はそのまま。そして今朝、元気に芽吹いた若葉に囲まれながらも、ひとりぼっちで、朽ち果てかけながら耐え忍んでいるのです。いやはや、これはもはや「枯れ葉」という名のレジスタンス。自然界のアウトローと言ってもよいでしょう。
 ○昨年11月。
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 実を申しますと、昨日「江戸ネット」をご覧の読者さまから、“あの枯れ葉、いったい境内のどこにあるのですか?”との問い合わせを頂戴いたしました。うれしいですねえ、あの葉に共感してくださる方がいらっしゃるとは。しかし、あほまろはこうお答えしました、「申し訳ありませんが、その場所はお教えできません」とね。
 ○昨年12月。
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 なにせこの枯れ葉は、まるでガラス細工のようにデリケート。触れようものなら、パリッと音を立てて崩れてしまいそうなほど繊細なのですから。誰にも踏み込ませたくない、そっとしておきたい世界があるように、この葉にもその「静寂」があるのです。
 ○今年3月。
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 それでも、こんな小さな命が、枝から落ちることなく風にも負けず雨にも濡れ、今日もそっと、しかし確かに存在している。あほまろは、そこに何とも言えぬ美しさと強さを感じるのです。
 ○そして、今朝。
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 季節は巡り、新しい命が芽吹く中で、たった一枚、去年の秋から咲かず、散らず、耐えている葉っぱの物語。あほまろにとっては、これもまた、浅草の「初夏」のひとコマでございます。
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 今朝の外気温は17℃でしたが、半袖ではやや肌寒く感じられたので、久しぶりに長袖を羽織って出かけましたよ。思えば、冬のころの17℃といえば「今日は暖かい」と感じて上着を脱ぎたくなったものでしたが、季節が移ろうと、同じ気温でもこうも体感が変わってしまうのですね。不思議なものです。
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 さて、今日は梅雨前線と低気圧の影響で、西から雨雲が広がり、東京も次第に雨模様となるようです。午後になるほど雨脚は強まり、遅い時間ほど本降りになるとの予報が出ておりました。
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 そして、日中の最高気温も20℃には届かない見込みだそうです。どうぞみなさま、体調管理とお出かけの際の雨具のご準備をお忘れなく。
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 暦によると、今日は「源泉かけ流し温泉の日」なのだそうですよ。

 この記念日は、鎌倉時代、第84代・順徳天皇(1197〜1242年)の時代から「日本三御湯(みゆ)」の一つに数えられてきた、長野県の野沢温泉にゆかりのある日とのことです。かの野沢温泉において、源泉をかけ流しで提供する旅館などが集い、「野沢温泉源泉かけ流しの会」なるものを結成して、制定されたのだとか。
 ちなみに「日本三御湯」とは、宮城県の秋保温泉(名取御湯)、長野県の別所温泉(信濃御湯)、そして同じく長野県の野沢温泉(犬養御湯)の三つを指すようですね。どれも、皇室ゆかりの格式ある名湯で、いずれ劣らぬ歴史と風格を湛えた温泉地ばかりですね。
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 ところで、あほまろが若かりし頃、「源泉かけ流し」という言葉を初めて聞いたときに、なぜか「源泉たれ流し」と記憶したようです。それが頭の片隅にこびりついてしまって、今でもついつい「たれ流し」と言ってしまうのですよ。なんとも品のない言い回しですが、言い間違いといえば、それもまたあほまろらしさ。やっぱり、あほまろは「あほ」なんでしょうねえ。
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 とはいえ、源泉のぬくもりに包まれて、たまには日々の雑事を忘れ、心身をほぐすのもまた、人生の妙味でございます。みなさまも、かけ流されるのは源泉だけにして、日々の疲れはしっかり湯の中にたれ流してしまいましょうね。
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 おはようキョエちゃんママ。
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 あほまろが毎朝見守っているカラスのキョエちゃん親子も、いつの間にか子ガラスの姿が見えなくなってしまいましたよ。あれほど母鳥にべったりだった子も、ある日ふと、空の向こうへと飛び立ってしまうのです。もちろん、それが親にとって誇らしい「巣立ち」であることは、百も承知。けれど、それと同時に、ぽっかりと胸に穴があいたような、そんな寂しさもまた否応なくついてくるのですよね。
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 あほまろも、我が子たちがそれぞれ自分の道を歩み始めたとき、うれしさと心細さが入り混じった、何ともいえぬ気持ちを味わったことがあります。頭ではわかっているのですよ、これは喜ぶべきことだって。でも心の片隅では、「もう少しだけ、そばにいてほしかったな」と、そんなつぶやきが聞こえてしまうのです。
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 そう考えると、人間もカラスも同じなんですね。親というものは、子が巣立っていくその日まで、いや、巣立った後も、ずっと心配を続ける生き物なのでしょう。
 それでも、あの小さな背中が大空に羽ばたいていく姿を見ると、やはり誇らしさが勝ってしまうのです。「もう大丈夫、きっとやっていける」と自分に言い聞かせながら。
 そう、親離れは寂しいけれど、子が自由に飛べるようになった証。涙が出そうになるけれど、今日もあほまろは、空を見上げて微笑むのでありました。
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 今朝の日の出は午前4時30分。
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 おはようビクトリー君。お水を飲みに来たようですが、まだ出てませんね。
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 お水が出るまで、踊っててくださいよ。
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 ありがとう、また明日。
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 ハトのハートチャンもお水を求めてやってきましたよ。
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 ハートチャンもお水が出るまで、乱舞を見せてくれました。
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 今朝はつがいでやって来ました。
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 ありがとう、また明日。
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 おはよう陽子さん。
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 おはようございます。今朝は開門4分前にお友達の金山さんたちとやって来た野崎さん。
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 おはよう益美さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 初夏の境内をご覧下さい。
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 ネズミモチ。
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 ソメイヨシノの深緑。
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 奥山の梅の実。
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 奥山のアジサイ。
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 今日は、午後になるほど雨脚が強まり、遅い時間には本降りになるとの予報が出ておりましたよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は82%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴ焼きとクルミパン。妻のコレクションは、マドンナちゃんとひかるちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、柿の葉寿司。何も飾るものが無かったので、とりあえず「櫻井」をおいてみました。
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iPhone 16 ProMAX
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 昨日は、東京国立博物館で、展示替えを終えた特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」に行きました。
 修学旅行の時期なので、上野公園は大勢の学生で賑わってましたよ。
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 上野公園では、「大陶器市」なる催しが開催されておりましたよ。こういう言葉に「大」と付くと、なんとなく覗かずにはいられなくなるのが、あほまろの性分。というわけで、好奇心に背中を押されるまま、ちょっとのぞいてみました。
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色とりどりの器たちが、ずらりとテントの下に並び、整然と並べられた招き猫たちが、まるで「私を連れて帰って」と語りかけてくるようでした。
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 茶碗に湯呑み、皿に鉢、土鍋まで、人の手で形づくられた器には、それぞれに作り手の息づかいが宿っていて、見ているだけでもなんだか心が温かくなりましたが、ただのひやかしで通り過ぎましたよ。 写真00
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公園は賑わってましたが、東京国立博物館は静かでした。
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 館内は撮影禁止ですが、展示場外は撮影可。今回も入場者は少な目でしたよ。
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 昨日は山手線外回りが全線運転見合わせとのことでしたが、午後4時には走ってましたよ。
 あほまろが上野駅の構内に入るのは、何も電車に乗るためではないのですよ。実は、公園口へ出るには、駅構内を通り抜けたほうが早くて便利なので、いつも入場券(150円)で、ショートカットさせていただいているのです。
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 ほんの数分の差かもしれませんが、毎度のこととなれば、その小さな効率化も立派な知恵というものでしょう。まるで「時は金なり」の実践編。
 あほまろに言わせれば、それもまた日常の裏ワザ。駅は通過する場所、電車に乗らずとも使い方はいろいろあるのですよね。
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Memo
Leica M11P SAFARI
APO-SUMMICRON-M f2.0/35mm ASPH.
Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 Aspherical III

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