厳しい暑さが続いてますが今日は立秋、いよいよ秋ですよ。

と暦の上では秋になったけど、日中はまだ残暑が厳しくて1年で最も気温が高くなる時期でもあるのですよね。

とは言いながら、空を見上げると秋の雲もちらほら。なんとなく秋の気配を感じることもできるようになってきましたね。

これから9月にかけて影も長くなり、夏の風と秋の涼やかな風が混在し始めるのですが、イヤなのが台風シーズン到来ですね。

すでに、強い台風11号は沖縄県の南の海上を北上しながら、大東島地方を暴風域に巻き込んでいるようですね。

この台風、週末にかけて西日本に近づき、週明けには関東地方を直撃するかも知れないので、今後の台風の情報に注意しましょう。

今朝の境内、早朝からけたたましい蝉の鳴き声が響いています。蝉といえば夏の季語で、昔から多くの俳句が残されていますね。

中でも有名で誰もが知っている芭蕉の句、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」でしょうね。あほまろが好きなのが、正岡子規の「蝉の声しばらく汽車に押されけり」って句だね。毎朝、蝉の声を打ち消す六時の鐘を聴きながら、思い出しているのです。

他にも、「花も月も見しらぬ蝉のかしましき」、「僧正の榎かしまし蝉の声」、「名も知らぬ大木多し蝉の声」など、子規もいっぱい残してますよね。

子規の句で面白いのが、「蝉鳴くや寒暖計は九十九度」ってのですね。九十九度と言っても温度じゃ無く、多いとか、高いとか、とにかく、信じられないほどの暑さってことですよ。
詠み人は誰か忘れたけど、九十九度のことを「白度」と読んだ句もありましたね。これは、百から一を取り除くと「白」という字になることから 九十九と同じ意味なんだって。
いつの時代も、蝉の鳴き声と暑さは避けて通れないんだよね。

おはようございます。ホテル雷門の大女将さんです。
いよいよ「立秋」ですね。これから冬にかけて、長い影が楽しい季節になるんだね。


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想えば、あほまろは20年以上も影を追い続けているのです。様々な影を狙っていますが、その中でも特に多いのが、自転車と人の影なのです。他にも、電線や水の影などです。この最近は、東京スカイツリーの影も多くなり、その影だけで写真展を開催したこともあったほど、「影好者」なのです。

この時期の夕方の五時頃に影の位置が秘密基地前の道路に沿って長く現れるのを狙っているのですが、最近は夕方近くは曇ってしまうことも多く、昨日のように強烈な夕日はチャンスなのです。

ここからは、昨日の「影」の一部をご覧ください。






Memo
Leica M-Monochrome
APO-SUMMICRON-M f2.0/50mm ASPH.
Macro-Elmar 90mm f4.0
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「浅草六区ゆめまち劇場」
浅草ワハハ本舗・娯楽座 8月公演は、「左甚五郎とゴッホ」
江戸時代に活躍した伝説の彫刻職人・左甚五郎と浮世絵に魅了された炎の画家ゴッホ。若き日の破天荒な2人が歌い踊り、描き彫る!
ゴッホが描いた「ひまわり」に託された、男の友情をかけた真実がここに証される。
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「浅草映画セレクション」
浅草に映画が帰ってきました。「浅草六区ゆめまち劇場」では、明日から毎日午前10時より松竹との協力で浅草に関係する映画を厳選し毎月デジタル上映します。
「浅草六区ゆめまち劇場・浅草映画セレクション」。ワンドリンク付きで1000円(ビール・ワイン・ソフトドリンク等8種類のドリンクを選びいただけます)。映画上映の発祥地の浅草で往年の映画を、ゆったりとしたお席で、飲み物・おつまみを片手に是非お楽しみください!
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「浅草六区ゆめまち劇場」の詳細は、こちらをご覧ください。

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