浅草もすっかり秋になってしまいましたよ。お天気は良いけどとっても寒かったね。あほまろもそろそろジャンバーを着なくちゃいけないようだけど、貧乏だから持って無いし・・・。

たまには、キンシュを節約してブランド物でも買いたいけど、ユニクロって何でも高いんだよね。

昨日の日記で切手のことを書いたので、昔、切手を集めていたっておばちゃん、今度はスタンプでも集めてみようかなと声をかけてきたよ。

ご主人が他界してから、年に10回以上もお友だちと国内旅行に行っているので、これからは旅行先の郵便局で記念押印をして貰うことにするよ。もし、良かったらあほまろさんにも送りましょうかと言われたんだけど、ごめんね、昨日の日記に書いたのは過去の趣味で、もう覚めちゃったんだよ。

切手といえば、最近はチケットショップで記念切手を割安で売ってますね。あれらも、もともと誰かのコレクションだったのでしょうね。あほまろが小学生だった1950〜60年代の切手ブームは、ほとんどの子どもが切手を集めていたんだよ。今では信じられないでしょうが、当時は記念切手発売初日には、田舎の郵便局にも長い行列が出来たほどだったよ。

ところが切手ブームが過ぎ去って長い年月が経ってしまうと、今では切手を集めている人を見つける方が珍しくなってしまいましたよね。切手収拾に冷めてしまった人たちがどんどん手放しているものがチケットショップで安売りされているのですよ。

思えば、あほまろも貧困学生時代、背に腹はかえられぬと、一生懸命集めた切手を切手商に売りに行ったことがあったけど、記念切手は余りすぎているのか切手商は買取ってくれなかったね。どうしても売りたいなら、額面の30%でなら買ってやるってさ。

もちろん一枚も売らなかったよ。こうなったら使えばいいのだと開き直ったんだけど、いざ使おうとしても、買った時の想い出が蘇ってなかなか使えなかったよ。それで、今でも当時のストックブックに入れたままで想い出として大切にしていますよ。時々覗いてみながら、売らなくて良かったと思っている。

子ども時代のストックブックは手つかずだけど、その後にひょんなことから日本郵趣協会が発行する雑誌に記事を連載することになって、「ボストーク日本切手アルバム」を知ったのがいけなかったね。おかげで、再び切手熱が高まって、1871年発行の最初の切手から2010年発行までの日本切手すべてが収納できる「ボストーク日本切手アルバム」を購入。夢中になって記念切手を買いあさってしまったね。

日本切手アルバムのリーフには切手図案・名称・発行日などのデータが印刷され、あらかじめ切手を鋏むだけで良いマウントが貼付されているので、眺めているだけでも楽しいよ。しかし、そのおかげで、カメラ用のドライボックスの一部が切手に占領されているけど、戦前の記念・特殊切手の中にはいっぱい、カメラより高価な切手だって存在しているのですからね。
ちなみに、現在、あほまろが集中整理をしているのは普通切手ですよ。特に「田沢型切手」が好き。

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