関東地方に接近するかも知れなかった台風19号でしたが、何の影響も無く太平洋を北上して行きましたね。

ただ、朝から風は強かったけど。

東京はこれから秋らしい青空が広がるようで、最高気温も28度前後まで上がるようですが、未明に雨が降るとか。明日の朝まで雨が続かないで欲しいですね。

東京駅丸の内駅舎保存・復原工事完成しましたね。あほまろはまだ見には行ってませんが、この騒ぎが一段落してからゆっくり行ってみたいですね。

東京駅の赤レンガ駅舎は、日本銀行本店や浅草国技館の設計でお馴染み、建築家の辰野金吾氏設計によって、大正3年(1914)12月に竣工しました。完成すると、赤レンガの華麗な駅舎はたちまち東京の新名所となって、利用客より見物客がはるかに多かったようです。
あほまろのコレクションの中にも、開業当時の絵葉書が各種揃っていますよ。

東京駅は、大正12年の関東大震災にもびくともせず、見事な施工ぶりが証明されたのですが、昭和20年5月25日夜半のアメリカ軍による大空襲で被弾、見るも無残な姿をさらすことになったのでした。

戦後、焼け落ちた3階部分は解体され、2階建てに変更され、円筒形だった南北ドームの屋根は角型になってしまって、辰野金吾氏設計の面影が消えていたのが、ようやく復活したってことですね。

現在、「三十坪の秘密基地」では、いにしえの浅草展を開催しております。その中に、辰野金吾氏設計の「浅草国技館」の1/80の精密模型も展示しているのですが、なんとか話題の東京駅の模型も展示したいと、あちこち探していたところ、JR東日本の「東京駅丸の内駅舎保存復原記念フェア」の一貫として、1/500のプラスチックパーツを手作業で組み上げた精巧な復原模型を販売するとの情報を得たのです。

制作は、鉄道模型ジオラマで有名なディディエフ社。この会社は、今年5月の東急東横店の「鉄道フェスティバル2012」 にて展示された「ありがとう東横線渋谷駅ジオラマ」を手がけた会社なので、現物を見なくても、かなり精巧な仕上がり間違い無し。

そんなワケで、「三十坪の秘密基地」で求めることに決定しました。模型は、高さ200×横幅810×奥行き260(mm)とちょっと小振りですが、話題の東京駅を浅草でも見られるってのも、嬉しいじゃありませんか。
これからも辰野金吾氏設計の建築物の模型を飾りたいと思っております。特に欲しいのは、日本銀行本店かな。どなたか模型を創ってみませんか。相談に乗りますよ。

|