冷たい雨の朝になりましたね。今日はせっかくの日曜日なのに、一日中雨は降り止まないようですよ。

この雨は秋を迎える雨。明日からは気温も下がった秋晴れになるとか、これでようやく浅草も秋を迎えることが出来そうですね。

秋といえば、松茸、さんま、蟹と戻りカツオ、お芋に銀杏、柿梨ブドウに、ひやおろしはお酒か。あぁ、食べ物が美味しくなる季節ですね。いわゆる味覚の秋を食べ過ぎないうよにしなくちゃね。あほまろも秋を迎える心の準備を急がなくちゃ。

あほまろがご幼少の頃の秋の山には、た〜くさんの木の実がなって、友達と木の実を採りながら野山を歩いてましたよ。その代表が、ヤマブドウとコクワの実でしたね。

ところで、みなさんは「コクワの実」ってご存じですか。辞書で調べると、「コクワ」は、北海道だけで使われている言葉のようで、正式名称は「サルナシ(猿梨)」のようです。そんな名前は全く知らなかったけど、「キウイ」の一種でもあったのですね。

そういえば、始めて「キウイ」を見た時は、「コクワ」のでっかいのかなとか思ったね。食べると甘くてとてもおいしい野生の果実なので、野生のヒグマにとっても大切な食料なのです。そんなワケで、「コクワ」に夢中になっていると、ヒグマに出くわすこともありましたよ。そんな時は、慌てず騒がず、2B弾で追い払ったね。

2B弾って知ってますか、爆竹のようで花火のような物と表現した方が良いのかな。花火との違いはマッチのように摺って火が付くので、その辺の石とか木材で着火する便利な爆竹なのです。着火してから爆発するまで約15秒くらいで、その間にクマから逃げることが出来るのさ。

今になって考えてみると、北海道での子ども時代は、クマとの遭遇とか2B弾とか、危険なことを平気でやっていたんだね。たぶん、今の子どもは、いくら田舎に住んでいてもそんな経験したこと無いかもね。そんな危険な遊びほどいつまでも記憶に残っているんだよ。

あぁ、またまた秋の味覚から話題が逸れてしまったけど、今でも舌が覚えている「コクワ」の味、って本当に美味しかったね。
そういえば、赤とんぼの歌詞に、♪山の畑の、クワの実をコカゴに摘んだは、まぼろしかぁ〜ってのが「コクワ」だと信じ切って、「コクワ」採りながら歌ってたね。後で、それが「桑の実」だったってことを知っても歌ってた。だって秋なんだもの。

「コクワ」と「ヤマブドウ」をいっぱい摘んで帰ると、いつも父親がお酒を作ってたよ。子ども心に、お酒って美味しいんだろうな・・・、大人になったら飲んでみようなんて思ったことが悪かったんだね・・・、きっと。

今朝の「東京新聞」したまち版に「三十坪の秘密基地」が紹介されましたよ。したまち版は、この付近だけなので、こちらのネット版でご覧ください。

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あほまろキンシュ中なのに、ドイツビールが届いてしまったし。これって、西暦1050年からの伝統がある修道院醸造所のビール「ヴェルテンブルガー」だよ、それもビールはビールでも全部違う種類なんて憎いぜ、こんちくしょ〜。
左から、ピルス・バロックドゥンケル・バロックヘル・アッサムボック・白ビール・ヴァイスドゥンケル、味の違いを比べるには、一口ずつ全部飲んでみなくちゃいけないのでしょうね・・・。ってことは、今夜だけ禁酒を勤酒に変えなくちゃいけないのかな・・・。

でも、夕べの楽しみは後にして、秋の味覚といえばなんと言っても「ひやおろし」じゃないですか。瓶詰め前に加熱殺菌をせず、生(ひや)で瓶詰めしたお酒で、秋しか飲めない季節限定酒で、ほとんど市場に出回らないんだよ。この味は、ツウじゃなければ解らないでしょうね・・・。秋田料理「あらまさ」で、たっぷりと秋を堪能してきましたよ。
さ、今日からまた禁酒を続けるぞ。なんたって、お酒は身体に毒ですからね。

Memo
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