夕べも激しい雨が降ってましたが、散歩の時間はあがってたよ。

おかげで、すっかり涼しくなってくれましたね。今朝は、半袖じゃ肌寒さを感じるほどだったよ。

今年の彼岸入りは9月19日で、今日が中日の秋分の日ですね。彼岸明けは25日なんだけど、今年も墓参りには行けませんでしたよ。だって、あほまろ家のお墓は北海道に有るんだから・・・。

でもね、来週末は仕事を兼ねて北海道に行けることになったよ。ご家族みんなで出かけたいんだけど、あほまろひとりだよ。お彼岸はちょっと過ぎてしまうけど、必ず故郷のお墓で、心を込めて手を合わせてきますよ。

日の出もどんどん遅くなり、いつもの時間はまだ真っ暗ですね。でも、10月から浅草寺の開門が30分遅くなりますよ。それでも、すぐに暗くなってしまうんだけど、それでもいつもの写真は撮らなくちゃね。

最近のカメラはどんどん高性能になってきたので、暗くてもそれなりに撮れてしまうんだよ。それはそれで便利なんだけど、暗い時には、それなりの暗さを感じる写真じゃなくちゃ記録にならないこともあるんだよ。そんなことで、最近はあえて感度を抑えて「雰囲気優先」で撮っているんだよ。ところが、この「雰囲気優先」って言葉では言えても、実際は難しい撮影になってしまうんだね。

暗さを出すためには、ナナちゃんを手前に置いて、感度を抑えて絞り開放で背景をぼかす。そうなると、シャッター速度は手持ちで撮れるギリギリまで遅くするので、ナナちゃんが動かない時を狙うのです。
更に、この位置は東京スカイツリーが入いるので、展望台の上でクルクル回る照明も真ん中に配置したい。などなど、その一瞬を写すのに、2〜3枚の失敗を覚悟しながら撮っている、これが「雰囲気優先」ってことだよ。

カメラの性能が上がったんだから、無理しないでオートで撮れば良いのに・・・。そうなんだけど、オートで撮ったらただ単に明るく写るだけで、「雰囲気優先」とはいかないんだよ。

そんな高性能カメラが世の中に氾濫する時代ですが、あほまろはあえて面倒くさいカメラ、SIGMAの「DP1 Merrill」を好んでいるよ。
28mm相当の単焦点レンズを持つコンパクトカメラで、撮像素子はAPS-Cサイズの「Foveon X3」センサー・・・、
専門用語を並べてしまいますが、Foveon X3センサーとは、SIGMA独自の方式の撮像素子を使っているとっても面倒くさいカメラってこと。

しかし、ほかのカメラには出せない風合いは、まさに「雰囲気優先」写真専用機なので、根強いファンも多いのです。但し、連写は出来ないし、バッテリーは持たないし、高感度に弱くて光量不足の環境下では使いものにならないし、総ての動作が遅くて苛つくし、おまけに写真はRAWデータで撮って後から現像で仕上げなければいけないし・・・、まるでフイルム時代に戻ったようなカメラなのだよ。
それじゃ、別にSIGMAのじゃなくても他に良いカメラはいくらでもあるだろ。そう言われるかもしれませんね。実は、SIGMAのカメラは他のカメラとは全く別物と思わなくちゃいけないんだよ。機能面では明らかに他のカメラより時代遅れで使いにくいけど、このカメラこそが、あくまでも画質にこだわって、その場の空気を写す「雰囲気優先」のカメラと言っても過言じゃ無いね。
おや、そんな素晴らしいカメラを買ったのに、何で朝の散歩に持って行かないのっておっしゃってるでしょ。だから、前にも書いたでしょ。
連写は出来ないし、バッテリーは持たないし、高感度に弱くて光量不足の環境下では使いものにならないし、総ての動作が遅くて苛つくし、おまけに写真はRAWデータで撮って後から現像で仕上げなければいけないし・・・。
そんなカメラを、朝っぱらから使いたく無いぜよ。

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