7月9〜10日は浅草寺の「四万六千日・ほうづき市」です。古来からこの日に参拝すれば、四万六千日分のご利益(功徳)が得られると信仰されているので、早朝から参拝客が押し寄せてました。

でも、ほんとうの「四万六千日」とは、7月10日だけじゃ無かったかな・・・。なんて思うんだけど、とりあえず今日も明日も、あほまろとナナちゃんは浅草寺を詣でるから、ダブルで御利益を頂いちゃいましょうね。

ところで御利益っていったい何でしょう。辞典で調べると、「神仏が人間に与えるお恵み、幸運。ご利生(りしょう)。霊験」と記されています。ということは、お参りをすると「願望を実現させてくれる力が授かる」ことのようですね。

それでは、あほまろは今日から禁酒を実現させてくれる力をお与えくださいと、真剣にお参りをして来たのです。もちろん、明日の朝も同じことをお願いするつもり。これで、観音様の御利益で、酒との付き合いをきっぱり断絶できるでしょう、「四万六千日」、ありがたやありがたや、ってか。

「あさがお市」も終わり、今日から「ほうづき市」。いよいよ本格的な夏の到来ですね。暑い夏を乗り切るパワーが詰まった「夏が旬」の食材といえば、オクラ・ソラマメ・茄子・キュウリなどを思い浮かべるのが普通でしょう。しかし、あほまろが真っ先に想い浮かぶのが、活ウニ・新子・いなだ・かんぱち・しまあじ等の海の幸かな。

いやいや、海の幸だけじゃ無いよね。夏といえば何と言っても「鮎」でしょ。清流に鮎を求めてさまよう方も多いでしょうが、あほまろは釣りなんて面倒くさいことは大嫌い。どこかの料理屋さんでてっとり早く喰らうのが大好きだね。

昔は、この時期になると友人達と京都嵯峨野の重厚な茅葺き屋根の「平野屋」へおこしやすだったね。江戸時代は鮎問屋だったとか。清流の水音に耳を澄ましながら食べる焼鮎、あの味は今も忘れ無いんだよ。

彼の味は東京では味わえないでしょう。いやいや、そんなことはありません。
「若鮎踊る季節」にはちょっと遅れてしまいましたが、昨夜は友人ご夫婦のお誘いで、とある料亭に招かれ、ちょっと贅沢に若鮎なんてのわざわざ京都嵯峨の「平野屋」まで行かなくても、ここ浅草のそれも、我が家のすぐ側の「料亭一松」さんで、そっくりそのままあの味を、いや〜、ご馳走になりました。
この時期の鮎は小降りなので、頭からかぶりつきじっくりと味わうのが楽しみと、骨一欠片も残さず胃袋に収めてしまいました。最高です。これでほんとの夏到来。

竹内ご夫妻、ありがとうございました。次は、あほまろの招待で赤いきつねか緑のたぬきなどは、如何でしょうか。

ということで、せっかくの宴席、鮎にも申し訳無いので、ちょっとだけ飲んでしまったね。でも、今日から禁酒しますと、四万六千日の観音様と約束しちゃったんだから。

朝はまだほおづき屋台の営業は行われてません。せっかくなのでと、シートの隙間からちょっと見えてる赤いほおづきと一緒に写真撮っただけでした。きっと、明日はみんな開いているでしょうね。

と言うわけで二日酔いなので、今日の日記はこれにてお終い。明日からはすっきり気分で、頑張ります。

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三十坪の秘密基地」の企画展「桧細工 三浦宏展」は昨日で終了しました。明日からの企画展は、「夏だ!三十坪からの暑中見舞」ですよ。

これから展示替え、夏らしく涼しい展示に早変わり。

みなさんのお越し、おまちしております。

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「第23回下町七夕まつり」。土曜日の雨もあがり、晴天のカッパ橋本通りは最高の賑わいでした。


















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