ナナちゃんおかえりなさい。ヒロちゃん待ってたよ。

ヤマト君待って無い。

ナナちゃんお帰りなさい。タマちゃんも元気に出て来たよ。

またヒロちゃん意地悪するし・・・。

タマちゃんだって、ナナちゃんとご挨拶したいでしょ。

だって、最初にヒロちゃんがスリスリするって決まってるんだから。

それ、誰が決めたの。

自分で決めた。

ヤマト君もスリスリしたいんでしょ。

冗談じゃ無い、猫として、あるまじき態度。

へへ、アルマジロだってさ。

アルマジロじゃ無くあるまじきって言ったの。

アルマジロでも山城でもヒロちゃんには関係無いってこと。

アルマジロはアリクイで山城に住んでるってさ。

学の無い哀れな奴よ。

だって、猫は学校に行けないも。

ヤマト君、「猫の学校」って本読んだことあるも。学校憲章は、「ネズミは寝て待て」だったよ。

------------------------------------
写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
徳間書店 定価1200円(税別)お求めはお近くの書店かアマゾンなどのネット販売で。

|