今朝は冷たい風が吹いてとって寒かったね。久しぶりに外に出た瞬間、寒いと感じてしまったよ。

春だけど、まだまだ朝晩の気温差は激しいんだよ。でも、来週からは、4月らしい暖かさが戻って来るようです。

今日はお釈迦さまの誕生日、「灌仏会」、通称「花祭り」と言われますね。ここ浅草寺では、草花で飾った花御堂を備えて、その中央に誕生仏の像を安置して柄杓で誕生仏に甘茶をかけて祝うのです。

日本では、クリスマスや復活祭はみんなが騒ぐのに、なぜ、お釈迦様の誕生祭は無関心な人が多いのでしょうね。江戸時代には役所は休日となって、寺子屋は休校と今の「国民の祝日」的な日だったんだけどな・・・。

あほまろは子どもの頃から、祖母と一緒にお寺を詣でて、ちゃんと祝ってましたよ。もちろん今朝も、観音堂の中央に飾られた誕生図に向かって、お釈迦様おめでとうございますって、お参りをしてきました。そして、来年の「花祭り」も、ナナちゃんと一緒にお参りできますようにともね。

「灌仏会」、この時期は桜満開の季節なので「花祭り」と呼ばれるようになったようですね。
その昔「花」と言えば桜のことでした。紀友則は「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」と歌っています。この「花」はもちろん「桜」です。小野小町「花の色は移りにけりないたづらに、わが身世に降るながめせしまに」。これも桜の色の移り行く様に世の無常を歌っているのです。

今日は、みなさんもお釈迦様の誕生日を祝って、お釈迦様に甘茶を三回注いで拝んでみませんか。そして帰りに、甘茶を頂き無病息災を授かりましょう。

昨日の浅草は想像を絶する混雑でしたね。雷門通りの歩道も真っ直ぐに歩けないほどでしたよ。そんな中、あほまろは浅草を脱出して銀座で過ごしました。過ごしたといっても、のんびりウインドショッピングではありませんよ。あほまろの写真展の会場で開催された、シグマのイベントでした。

3月9日に発売したシグマのフラッグシップカメラ「SD1 Merrill 」の実機体験とワークショップに参加したのです。

「SD1 Merrill」を持って、浅草とは趣が異なった光景、そうです銀座のど真ん中で花見を楽しむみなさんを撮ってみたのでしたが、シグマの現像ソフトがマックではうまく作動せず、せっかくの写真をご覧いただけないのが残念ですけどね。
「世の中にたえてさくらのなかりせば 春の心はのどけからまし」
(在原業平)
シグマさん、早くマックにも対応させてください。

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昨日の浅草の混雑ぶりですよ。毎朝、撮っている写真と場違いのような光景でしょ。

日記を書いていると、外から大きな音が聞こえてきました。ベランダに出ると、目の前になが〜いクレーンが、向かいのビルの屋上に何かを運び入れてましたよ。特に意味は無いんだけど、なんとなく撮ってみた。

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