東日本大震災から一年目の昨日は、日本はもちろん、世界中の方々が震災によって失われた人々に深く哀悼の意を表し黙祷をされました。

今日の新聞には、地震が発生した午後2時46分の各地の様子が紹介されていますね。(東京新聞)
テレビで、天皇皇后両陛下の「国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう期待しています。被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう期待しています。この大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心がけを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います」、
特に、被災者を支援してきた大勢のボランティアや原発事故の対応にあたってきた人たちをねぎらうお言葉には、心にじ〜んと響くものがありました。

もちろん、あほまろもナナちゃんと一緒にテレビを視ながら黙祷しましたよ。浅草寺でも鐘をならしたようですね。

心臓の冠動脈のバイパス手術を受け退院直後の天皇陛下だったので、追悼式は時間を短縮されたようですが、お元気な姿を拝見して国民も勇気づけられたことでしょう。

天皇陛下が会場を去るときに、遺族らの席に向かって何度も何度も頭を下げている光景を見て涙が流れてしまいましたよ。

やはり、なんといっても我々の心の象徴なのですよね。

昨日は、東北3県の地方新聞社4社は「3.11 東日本大震災3県4紙合同プロジェクト」として、日本全国に向けて地元各県の「あの日」と「いま」を届ける特集新聞の街頭配布を行ったそうです。あほまろもなんとか手に入れたいと思い、知り合いの記者に頼んでおきました。

あの日といま。いったい何が変わったのでしょう。この特集紙面を読んで、東日本大震災の事実をあらためて心に刻みつつ、未来に向けて歩む姿を伝えることで、震災を忘れず震災から学ぶきっかけとなれば良いですね。

この新聞は、全国の地方新聞社が運営するショッピングサイト「47CLUB」にて、送料込み120円で購入できるようです。

あの日、東京でも大きな揺れを経験しました。あほまろはビルの6階に居ましたが、激しい揺れで崩れ落ちる本棚やロッカーを抑えることすら出来ず、ましてや逃げることも出来ません。ただただナナちゃんを抱いて部屋の真ん中で唖然と、あぁ、とうとう関東大震災が来てしまったんだ・・・、そんなことを考えていたのですよ。

とっさの時の人って何もできないものです。ましてやあの揺れの中で大切なモノを探す暇なんてありません。揺れが一段落した特には、ナナちゃんを抱え、みんなで階段を駆け下りるだけでした。

ただ、何故かカメラだけが首から下がっていたのですよ。これってきっと貧乏性っていうのかもね。だからといっても、総ての車も止まっていた路上でビルの周りを撮るしかなかったよ。でも、気が動転し、まともな写真は撮れてませんでしたけど・・・。
あらためて、東日本大震災で被害に遭われた方々のお幸せと、お亡くなりになられた方々のご冥福を申し上げます。

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観音裏の住民さんから写真が届きました。
すでにテレビ放送でご存じとは思いますが、2月29日に竣工した東京スカイツリーで3月8日からFPU基地として、またロボカメによる撮影を開始しました。
NHKは、第1展望台の上375mに都心を360度カバーできるロボカメ3台を設置しています。民放はフジテレビがカメラ1台、他の民放の台数は分かりません。どこのテレビ局か分かりませんが、ロボカメとFPUの写真を送ります。



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