寒い日が続きますね。あほまろの風邪も治らず、ますます酷い状態なんだよ。おかげで、せっかくの姫路もはながジュルジュル、苦しいままで終えちゃったよ。
ナナちゃんも心配そうに見上げてましたよ。

空気の乾燥が続いてますね。先日の雨も全く効果ありませんでしたね。この寒さと乾燥は2月はじめまで続くそうですよ。

風邪をひくと、喉は痛むし体のふしぶしも鈍く、それと鼻をかみすぎるので鼻の下がヒリヒリ・ガビガビになるのってとっても辛いよね。

でも、近頃は鼻の下がガビガビにならないように加工されたティッシュペーパーがあるってこと、始めて知ったよ。

出張に行く朝に、お豆腐色のベッちゃんさんのママさんから、これを使うと良いよって、ポケットティッシュを2束頂いたのです。それが、まるで綿のように柔らかくて毛羽立ちも無くてなんとなくしっとり感もする信じられないティッシュ。みなさんも知ってましたか、街角で貰うテッシュとは全くの別物なんだよね・・・。

頂いたティッシュが無くなってしまったので薬局に行くと、同じものが無いので「鼻セレブ」とかいう別のティッシュを勧められたけど、ポケット版は売り切れでボックスで買う羽目になったよ。

ところがところが、ティッシュ一箱が幾らだと思います。その辺のスーパーで5個まとめて売ってるのより高いんだよ。値段を聞いて一瞬は目が点になってしまったけど、背に腹は替えられず、信じられない値段で一箱買ってホテルに帰り、空になった「カネボウモイストタイプ」の袋に詰め直して使ったよ。どっちかというと、「鼻セレブ」よりも頂いた「カネボウモイストタイプ」の方が、優しくて良かったんだけど、袋だけは「カネボウモイストタイプ」なので、気分的には良かったんだよね。

おかげで、今回の風邪は鼻の下のヒリヒリは抑えられましたが、治らないのが喉の痛み、それでもタバコだけは吸ってしまうんだよな・・・。女房に内緒だけど。


今回の新幹線で、行きも帰りも富士山が綺麗に顔を出してくれました。富士山に対する日本人の思いは、自然美だけでなく文化、芸術的にも強いものがありますよね。
先日、 この富士山と古都・鎌倉の2か所がユネスコの世界文化遺産登録を目指すことが決まったようです。世界遺産が無理だったけど、世界文化遺産は大丈夫だろうとの想いのようですが、なぜ富士山が自然遺産でなく「文化遺産」に?

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昨日は、姫路観光コンベンションビューローの久保事務局長さんの案内で、修復中の姫路城「天空の白鷺」の見学です。姫路城に行く前に、市内が一望できる手柄山頂上の展望台からお城を眺めてみましたよ。

日本のお城で国宝に指定されているのは、姫路城・松本城・彦根城・犬山城・二条城の5カ所です。

天空の白鷺と題された姫路城「平成の大修理」見学施設、昨年、社団法人「日本サインデザイン協会」から、黒と白のメッシュシートで表現した大天守の実物大壁画の完成度が評価され、263点の応募作品の中から大賞、最優秀賞に次ぐ優秀賞9点のひとつに選ばれたそうです。

とつぜんけたたましいサイレンの音が鳴り響き、消防隊が駆け付けて来ました。

昨日は、「文化財防火デー」、昭和24、法隆寺の金堂から出火、貴重な壁画などを焼失したことから、その反省の意味を込め、各地の文化財を火から守る日として昭和30年に制定されたのです。

守れ「天空の白鷺」 ! 守れ「観光客」! 姫路城では「天守閣の入り口付近から出火し、観光客が逃げ遅れている」との想定で訓練が行われ、自衛消防隊員ら120人が参加した。市消防隊員らの一斉放水で、高さ46メートルの天守閣が水の幕に覆われた・・・。
新聞のニュースでこのように報じられていましたが、「天守閣が水の幕に覆われた。」っていうのは、嘘ですよ。あほまろは、撤収作業まで現場で見ていたんだから。

天空の白鷺とは、工事用建屋のことで、職人が作業する様子などをガラス越しに見学できるのです。

先月はまだ瓦はありませんでしたね。

銀座コインの竹内会長と久保事務局長。

お城の西側、右の山の麓が姫路文学館です。

姫路駅の方向。お天気が良かったので、四国の方まで見えていました。

天空の白鷺は、大修理の完了より約1年早い2014年春には解体されてしまうそうです。見学を希望される方はお早めに。

我々が下りて来ると、防災訓練も終わっていました。

昨日の目的は、こちらをたずねること「明珍火箸本舗」です。

真っ赤に焼けた鉄を、ハンマーでトントン叩きながら整形しているのが火箸です。

昔ながらの手作業で火箸が造られているのですが、現在は火箸として使うより、火箸を組み合わせた風鈴やドアチャイムとして売り出しているのが、「明珍火箸風鈴」なのです。

こちらは、日本刀用の不純物の少ない玉鋼(たまはがね)、いわゆる和鉄で作られた火箸。五十二代当主の明珍宗理(みょうちん むねみち)氏です。
あほまろが所有する自然鉄「餅鉄(べいてつ)」でも、火箸を作って貰いたいとの希望を快く受けていただきました。

たかが火箸、されど火箸。侮ってはいけませんよ。火箸の音が、音源として安定しているということで、ソニーのマイクロフォンのサウンドチェックに使われていたり、冨田勲氏がこの音で、NHK「街道をゆく」のテーマ音楽や「源氏物語交響絵巻」にも使われているのですよ。
昨年は、「セイコー」創業130周年を記念時計の内部に約5oのハンマーも手がけたそうです。時計の横にあるボタンを押すと「チーン、チーン」と風鈴のような音色が楽しめる時計で、お値段は僅か3465万円で買えるんだよ。
竹内氏とあほまろは、時計はいっぱい持っているので、35000円の火箸だけを買って帰ったし。

明珍氏と別れ、増位山の麓の蕎麦屋さんで昼食。

名物側懐石を頂きました。

腰があって美味しいお蕎麦、今月は富山産のそば粉とおっしゃってました。

そして帰宅。帰りも富士山見えてたし。ティッシュもいっぱい使ったし。

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