ナナちゃんおかえりなさい。ヒロちゃん待ってたよ。

ヤマト君待って無い。

ナナちゃんおかえりなさい。タマちゃんだよ。

おい、それは無いだろ・・・。

ヤマト君の勝手でしょ。

朝っぱらから気まずい気配。

ありがとうヤマト君、朝の挨拶に来てくれたんだね。

ヤマト君、たまたま通りすがっただけ。

遠慮しないで、スリスリしても良いんだけど・・・。

やっぱり虫の居どころが悪いのかな・・・。

ヤマト君だって、たまには仲良くしたいんだよね。

ナナちゃ〜ん・・・。ヒロちゃんは、ヤマト君に遠慮してあげたんだよ。

遠慮なんかしなくても良いの。

今朝のナナちゃんも虫の居どころが悪く返事もしないよ。

みんな、ヤマト君がいけないのだ。

ヒロちゃんは、誰にも相手にされず、行ったり来たりしていたんだよ。時にはこんな朝だってありますよ。

今朝の境内、三毛猫ミーちゃんが出て来てくれました。

団法院通りの小百合ちゃん。今朝もひとりだけだったよ。

光男君は他のメス猫を探しに出て行っちゃったのかな。

可愛そうだから、おやつをあげましょうね。今朝は、札幌のおねえさんが持って来てくれた缶詰だよ。

ありがとうおいしかったよ。また、明日も待ってるよ。

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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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