久しぶりの息抜きの旅から帰って、今朝は三日ぶりにナナちゃんと散歩、ナナちゃんもルンルン気分で嬉しそうでした。

夕べ帰って玄関のドアを開けた瞬間、ナナちゃんが吠えながら飛びついて来たんだよ。そして、撫で撫でしようとした手に噛みついて怒ってたよ。どうして早く帰って来なかったんだよってね。

あほまろが一泊以上で我が家を留守をするのって、とっても珍しいことなのです。この数年は、十日戎の帰りに何処かに寄って来る時だけなのです。年に一度ぐらいは許してちょうだいよねとか言っても、ナナちゃんには解って貰え無いんだよね。

雷門前の松飾りはまだ立ってますね。そろそろ片づけて良い時期じゃ無いのでしょうか。

今朝も寒い朝になりました。留守をしていた昨日の東京の朝は、この冬いちばんの冷え込みだったと言ってましたが、名古屋の朝は、さほど寒いとは感じませんでしたよ。

と、言っても、ナナちゃんが居ない朝だったので、実は外に出ていなかったんだよ。いつもなら、旅先でも一時間は歩いて来るんだけど、出発まで外に出なかったのってたぶん始めてなんだよ。

実は、隠したく無いけど何を隠そう、名古屋の目覚、もの凄いことになってしまったんだから。それはそれは、大変なことなので、あまり教えたくは無いんだけど、やっぱり教えない。と言ったら聞きたくなる方も居るのかな。でも、なんだか恥ずかしくて教えたく無いんだけど、誰にも言わないと約束してくれたら教えちゃる。

実は、実はね、あほまろは午前7時まで寝てしまったんだよ。ひどいでしょ、最悪だよね。だから教えたく無かったんだけど、みんなが聞きたいって言うから・・・。こんな時間まで寝坊してしまうのって、浅草に越して来て始めてじゃないのかな・・・、ということは、13年ぶりかも知れないよ・・・。誰にも言わないでね。

たぶん、疲れが溜まっていたのでしょうね。でも、今朝はちゃんといつも通り、午前5時前には目が覚めましたよ。側にナナちゃんとヒロちゃんを確かめられる幸せ、やっぱり我が家は最高だよ。

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昨日、名古屋に一泊した目的は、昨年開館した「リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜」を見学するためだったのです。その前に、旧東海銀行時代から公開している「三菱東京UFJ銀行貨幣資料館」に寄ってからですけどね。資料館の特別展で、浮世絵版画展「名所江戸百景」初刷りの抜粋が公開されているってことを知って、黙っては居られなかったんだよね。

「リニア・鉄道」へは、あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線)で、終点の金城ふ頭駅のすぐ側とのことで、「あおなみ線」には、始めの乗車でした。
名古屋を出発した時は、定員の半分程度乗車でしたが、途中駅でパラパラと居なくなって、こんな状況になってしまいました。

目的駅の二つ手間で前の座席のおねえさんも居なくなり、ほぼ貸し切り状態になってしまったのです。この調子じゃ、「リニア・鉄道館」も空いているかも。

金城ふ頭駅に降り立った乗客は、僅か5〜6名。そのほとんどが「リニア・鉄道館」のお客さんのようで、この様子じゃ混雑なんてのには無縁のようですね。

案の定、広いスペースの見物もまばら。おかげで、ゆっくり見ることができましたよ。
「リニア・鉄道館」は、昨年(平成23年)3月14日に鳴り物入りで開館した、鉄道に関する事物を展示する博物館ですが、まだ一年も経っていないのに、こんな状況じゃ末恐ろしいというか、長続きするのでしょうかね・・・。
それはともかく、あほまろの目的は、蒸気機関車と歴代新幹線の実機を見ることで、人が居ない方が助かるのさ。
最初の部屋はシンボル館です。我が国の鉄道でスピードの世界記録を達成した実機が展示されているのです。

蒸気機関車の世界記録を達成した「C62 17」号機。東山総合公園からここに移設されたのです。準鉄道記念物ともいえる機関車なのに、以前はサビでボロボロになっていたのです。

綺麗に磨かれピカピカになってはおりましたが、京都梅小路の保存とは違い、まるでスケールモデルのようで、物足りなさも感じてしまうのは、この機関車の現役時代を知っているからなのでしょうかね。

何はともあれ、永遠に綺麗な状態が保てるってのは、幸せなことですよね。

「C62 17」号機は、昭和29年12月に東海道本線スピードアップ計画の予備調査のために木曽川橋梁強度試験高速走行のテスト機関車に選ばれ、12月15日に129km/hを記録したのです。

この記録は、狭軌軌道における蒸気機関車速度の世界記録でもあったのです。昭和46年3月、現役を引退し廃車。その後、名古屋市の東山動植物園に保存されていましたが、「リニア・鉄道館」に展示するため、名古屋市から返還されたのでした。

お隣のシンボルは、東海旅客鉄道(JR東海)が300系に続く次世代の新幹線関連の技術を実験するために1995年(平成7年)に製作した高速試験用電車です。

955-6形ラウンドウェッジ型先頭車の速度記録エンブレム。1996年(平成8年)7月26日未明、東海道新幹線米原駅 - 京都駅間で日本国内最速記録443.0km/hを記録した記念です。

こんな素晴らしい展示物なのに、見物客も少ないのは可愛そうかもね。

そのお隣は、MLX01形リニア車両です。

「愛・地球博」で展示された車体で、あの時は中を見るのに、常に1時間待ちは当たり前だったっていうのに、ここに来るとご自由に何回もでどうぞですね。

誰も乗ろうともしないのは人気が無いんじゃ無くて、見学者が居ないから。

シンボルゾーンを後に、お隣の部屋にいくと、歴代の新幹線がずら〜っと並んでいるじゃありませんか。

その後ろには、国鉄時代の車輌もいっぱい。

あほまろにとってはこの上無い博物館、写真もいぱい撮ってきましたが、まだ現像を終えていないので、今朝は触りだけご覧にいれますね。


世界最大級といわれるHOWゲージのジオラマも楽しめますよ。



こちらは新幹線の試作車輌の模型です。

試作車輌での世界記録は、256キロだったのですね。


C62の129キロから、始まった我が国の高速鉄道。

新幹線最初の256キロ、300Xの443キロ、

そしてリニアの581キロ、これから更にどこまで早くなっていくのでしょうね。

「リニア・鉄道館」、いつも空いているようなので、ぜひみなさんもご覧になっては如何でしょうか。

Memo
Canon EOS5D Mk2
Canon EF14mm F2.8L USM
Canon EF16-35mm F2.8L II USM
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