大型台風も過ぎ去ったようですが、東京は全く影響を受けませんでしたけど、奈良県や三重県などは、かなりの被害を被ったようですね。

東京は台風より放射能の方が恐いかも、だって季節に関係無く降り注いでいるのですからね・・・。

今年もそろそろ新米が出回る時期になりました。さて、今年の新米にはいったいどれほどの放射能が混じっているのでしょう。

国が基準値としている放射線量は、500ベクレル以下とされていますが、お米の「500ベクレル」は安心できる数値なのでしょうか。

中部大学の武田先生によると、
「安全宣言」というのは実に国民をバカにしています。国民は自分や自分の子供の健康を守る権利があります。憲法にも「健康で文化的な生活」を政府は保証しなければならないのです。
政府はできるだけ早く500ベクレルを、少なくとも100ベクレル以下にする必要があります。
とのことです。
500ベクレル以下といっても、500ベクレルも、ってことですよ。一昔前なら捨てなければいけないレベルなのに・・・。

政府は、福島周辺の風評被害を懸念して、上限数値をどんどん上げ、マスコミこぞって危険性より安全性を力説しているのです。それで、たとえ風評被害が収まったとしても、「安全宣言」が出されたワケでは無いのです。日本政府がやってることは、一種の洗脳なんだよね。

放射能による土壌汚染は長期化すればすごい高い数字になって行くのです。今は汚染被害が出ていない地域であっても、微量の放射能を含んだ雨によって、どんどん数値は上がっていくのですよ。早く福島原発から吹き出している放射能に手を打たなければ、東北関東一帯が汚染されてしまうことになるのですよ。

風評被害を無くするためには、「無農薬」や「無添加」などの表示が義務づけられているように、「放射線量」の表示を義務つけたると良いのではないのかな。それができないのならせめて基準値をWHO基準に戻すべきです。

放射性物質など検出されないほうがいいに決まっています。しかし、放射性物質が漏出してしまっている現状のなかでは、放射性物質と向き合いながら暮らすことを余儀なくされてしまったのです。 政府も、ただやみくもに不安を募らせるばかりじゃ無く、放射線や放射性物質を正しく表示させるだけでも、不安は収まるのでは無いでしょうか。
福島産といっても、安全な地域だってあるのですから。

今年は、新潟・福島で発生した豪雨水害で、南魚沼市も各所において土砂崩れや浸水などの被害がありましたが、コシヒカリは無事に出荷されることになりました。
今年も、浅草神社境内で「らいす・ぬーぼー in 浅草」が開催されますよ。南魚沼市は、たぶん500ベクレル以下でしょうね。

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