お天気はあまりよろしく無いのに、かなり蒸し暑い朝でしたよ。

あほまろは、今日から二泊三日で北海道に行ってきます。目的は、久しぶりに故郷に墓参りってとこかな。なんといっても、もう、4年も帰っていないのですから。おやじもおふくろも墓の中で怒っているかも。

そんなワケで、浅草寺の開門までのんびりでしたが、お参りを済ませた後は駆け足で帰ってきたのです。おかげで、いつものワンちゃんたちと遊ぶ時間はありませんでした。

あほまろが留守中に、先日他界されたアトム君(ワンちゃん)のお別れ会が開催されることになったとのことで、昨日はお花だけでもと届けておいたのでしたが、やっぱりあほまろも居た方が良いのか、予定を延ばし、あほまろが帰った翌日に変更してくれました。

アトム君の葬儀は身内だけですませたので、故犬や家族の友人、知人を対象とした告別式というか「偲ぶ会」ですね。いつもの仲間のみなさん、でくるだけいっぱい集まって、泣きながら、笑いながら、故犬を送ってあげましょうね。あほまろは禁酒中なのでお酒は頂けませんが、もちろんロッタパパは飲んでも良いんだよ。

あほまろも今まで、いっぱいワンちゃんを天国に送って来ましたが、ペットが亡くなった時の悲しさって、長く引きずって心が塞ぎ込んでしまうんだよね。特に、あほまろはモモちゃんを送った後が辛かった。
散歩犬が、モモちゃんからナナちゃんに変わると、いつものコースを歩くペースも変わってしまったんだよね。最初の頃、あまりに元気に歩くナナちゃんが憎らしく思ってしまったのですよ。何で、こんな奴を連れて歩かなければいけないんだとか、何かにつけてモモちゃんの態度と比較してしまうことで、本気にナナちゃんを嫌っていたこともあったのです。

でも、そんな気持はすぐに消えてしまったのは、夢の中で、モモちゃんが、かわいがってもらえて幸せだったよってって、笑ってくれたのです。それから、ナナちゃんがモモちゃんに見えて来るようになったのですよ。もう、二度とあんな哀しい目には遭いたくありません。もし、もしも、ナナちゃんが・・・と考えると、もう次が居ないんだから。せめて、あほまろよりも長生きしてもらわなくっちゃね。

東京芸大制作の化け猫「五右衛門」に、ビニールの覆いが取り付けられました。大猫の頭の上で光るのは、浅草寺本堂の屋根が写って、更なる妖気を醸し出しているかのようでしたよ。

頭隠して尻隠さずとは良く行ったもので、後ろにはシトが張られていませんね。このモチーフになったのは、浮世絵師、歌川芳藤の「五十三次之内猫之怪」ですよ。

ナナちゃんは、妖猫が気味悪いのか、近づこうとしません。この写真を撮る時には、ナナちゃんのリードを近くの杭に縛ってから撮ってくるのです。

今朝も、長崎から船に乗って神戸に着いたワケじゃ無いでしょうけど、長崎は今日も雨だったことも特に関係は無いんだけど、長崎からやって来た空手家の子どもたちが来てましたよ。
明後日は、長崎の原爆記念日。それまでには、船に乗って、乗らないでも帰れるよね。

アメリカは、広島原爆ドームが世界遺産に指定されるのを最後まで拒んでいました。
その理由は、日本に投下した種類の異なる二個の原爆は「実験」だったのです。原爆を開発したロスアラモス研究所の公式記録には、今でも「史上二度の原爆実験に成功した」と誇らしげに記されているのです。
広島と長崎に投下された原爆で、広島で二十万人、長崎で七万四千人の非武装の市民が無差別に殺されました。これは、どう見ても世界史に残る大量殺戮事件なのです。それを「実験」で済ませて良いのでしょか。

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