ナナちゃんおかえりなさい。タマちゃんとご挨拶してるのに、

ヒロちゃんいつもこうなんだから・・・。

タマちゃんだって、ナナちゃんとお話ししたいでしょ。

だって、いつもヒロちゃんが先にスリスリすることに決まってるんだから。

そんなこと、誰が決めたのかな・・・。

ナナちゃんもう疲れてしまったよ・・・。

ナナちゃん、ようやくふたりになれたね。

こうしていると、タマちゃんが可愛がっていた頃を思い出しますね。ナナちゃんまだ、う〜んとちっちゃかった頃だよ。

ヒロちゃん焼きもち。

テーブルの上で見ていたヤマト君。

テーブルから降りて来たんだけど、

今朝は、ナナちゃんとスリスリできなかった。

ヤマト君はいつも威張っているけど、実はシャイなんだよな・・・。

タマちゃんに笑われた。

今朝の境内、子猫のテラちゃん金網越しにナナちゃんを覗いてたんだよ。

もちろん三毛猫ミーちゃんも一緒だよ。だって、今ではおかあさんなので、常に見守っているんだよ。

ミーちゃん、広場を行ったり来たりして、

今朝も何かを教えているようでしたよ。

テラちゃん嫌がったり、

一緒に寝転んだり、

いったい何を教えていたのでしょう。

おや、ミーちゃんじ〜っと伏せてるよ。

反対側に回ってみると、鳥が餌を見付けて争ってました。

ムクドリとスズメの餌合戦。

餌に夢中になっている時が狙い目なんだよ。そんなことを教えていたのでしょう。

ミーちゃんはテラちゃんが独り立ち出来るように、様々なことを教えているのです。

ヒロちゃんが野良猫の頃、ドラちゃんから狩りを教えて貰っていたことを思い出しましたよ。

テラちゃんもきっと、逞しい野良猫に成長していくのでしょうね。楽しみなんだけど、もし男の子なら、親からの旅立ちも早いでしょうね。

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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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