『つくづくと』
ワンワンワン・・・。犬の鳴き声から今日、11月1日は「犬の日」のようですね。ペットフード工業会などが昭和62年に制定したようです。でも、もうちょっと鳴き声が派手な11月11日でも良かったのにね。あほまろは今からちょうど10年前、平成11年11月11日に、台東区民になったのですよ。当時は愛犬が3匹だったので、それにちなんで選んだのでした。しかし、その愛犬2匹は既に他界し、麹町を知る犬は、目も見えずテンカンの発作が続いてすっかり弱ってしまったポーちゃんが残っているだけ。でも、新たに浅草の住民となったタマちゃんとナナちゃんは元気に暮らしていますよ。ただ、タマちゃんは外が嫌いで散歩が出来ないので、家の中を走り回っているだけですけどね。
あほまろが実際に浅草に引っ越して来たのが11月27日、その翌日の11月28日からそれまでの「江戸麹町プレス」を「今朝の浅草日記」に変更して続けているのです。あの頃は、ほとんどの方のネット接続は電話回線を利用していたので、写真は1〜2枚しか掲載できませんでした。それでも、遅い遅いと言われてたんですよね・・・。しかし、その当時から、いつもの浅草寺境内はもちろん、境内に集まる愛犬たちや、浅草神社で遊んでいる猫ちゃんたちを撮り続けているのです。10年も続けていると、既に他界されたペットたちもおりますが、たとえ亡くなっても新しいペットを飼われる方も多く、毎朝、集まる方々とのコミュニケーションだけは途切れること無く続いているのです。
現在、あほまろは過去10年間に録り溜めたペットたちの写真を使って、新たな作品創りを企画しているのです。たとえ他界されてしまっても、あの頃のペットたちは、写真の中でいつまでも元気な姿を留めているのですからね。当然、作品の主役は亡くなったモモちゃんなんですよ。

ナナちゃんの震えが止まりません。病院でも原因が分からないし、いったい何処に相談をしたら良いのでしょうかね・・・。

発売から2月も待たされた「LeicaM9」(ブラックペイント)、ようやく届きました。LeicaM9はLeicaM8 / LeicaM8.2の後継となるMマウント採用のレンズ交換式デジタルカメラで、コダック製のフルサイズCCDを採用した「世界最小のフルサイズカメラ」なのです。ようやくフルサイズ化したことにより、これまでのレンズ資産がフィルターやモアレ除去なしに本来の画角で扱えるのはライカ党にはなによりの魅力ですね。有効画素数は1800万画素に拡大されました。
だからといって、仕事に使ったり常に持ち歩かないのがライカ党なのです。今までのLeicaM8(シルバー)、LeicaM8.2(サファリ)も、いざというときにおもむろに持ち出す、それがおしゃれなんだよね。だって、使い勝手は一眼レフの方が数段上回っているのですから。

今日の日の出は午前6時2分。雷門前到着は午前5時45分だったので、こんなに暗いんだよね。

でも、浅草寺の開門時間は決まっているので、ここで日の出を待つ訳にはいかないのです。

同じ時間の定点観測なので、暗けりゃ暗いなりにも撮る続けますよ。


『東京スカイツリー』
今日は日曜日なので、作業はお休みです。

散歩帰り。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |