back today next

あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年12月23日(日) 旧暦11月14日赤口

- ただいま映画の製作中 -

日記写真


『今朝の浅草』
 晴れ晴れとして心地よい目覚めとは裏腹に外はまだ雨が降っています。昨夜は普段からあほまろを慕ってくれているみなさんが
馴染みのもんじゃ屋さん集まって、忘年会を行ったのです。仕事の関係や体調不良で出席出来なかった方も数名いらっしゃったのですが、久々に顔を揃えた、いわば「あほまろ一門」、来年こそはみんなで力を合わせて一つの目的を達成しようと心ひとつになって盛り上がったのでした。
 
 現在、あほまろは特殊な映画製作を企画しています。その準備のひとつとして制作しているジオラマもそろそろ佳境に入り、当初の予定していたよりも完成は早まるようです。しかし、映画で使用するジオラマはこれ以外にもまだまだ創らなければいけないのです。予定では、全体の舞台の完成予定は来年4月、そららをスタジオに持ち込んで撮影はおおよそ1月を要するでしょう。それから編集、効果、音楽、録音と続き、完成は来年の秋になってしまうのです。

 特殊な映画とはいったいどんな内容なのか、まだ詳細をお教えすることはできませんけれども、舞台は明治44年の浅草六区の十二階下の銘酒屋に生き、大正12年の関東大震災で家族を失い、一時は浅草を離れざるを得なかった一人の女性の波瀾万丈な物語です。それの何が特殊なのかというと、生身の人間は全く登場しないのです。出演者もロケ地もすべてそのために制作された粘土細工の人形と、風景ジオラマ。その中に回想として登場してくる明治時代の手彩色絵葉書だけが、現実の風景として映し出されるのです。
 
 これも、あほまろが長年溜め込んできた様々な資料の集大成として企画し、配給も公開も全く決めていない自主制作映画だったのですが、先日、台東区の文化観光部にぎわい誘客課の課長さんと係の方々が、来年の秋に第1回台東映画祭を開催したいのであほまろにも協力をしてもらいたいと、企画書を持って秘密基地にやって来たのです。なんとタイムリーなことでしょう。まるで、あほまろの映画の完成にびったりの企画ではありませんか。それも、浅草を舞台とし歴史的資料ともなり得る内容、これからますます力が入ってくるようですね。

 昨夜は、映画の製作に関わるスタッフのみなさんの集まりみたいな忘年会だったのです。スタッフにはまだ簡単なシノプシスだけなのですけど、主題歌はなぎら健壱さん、本編内で使われる曲は過去の有り物はいっさい使わず、総て浅草ジンタが創ることを約束して頂いたのです。

 そんな訳で、昨夜はまだ実態が無いというのに、すでに完成した映画の夢まで見てしまったのです。それで、寒い雨の朝にもかかわらず、寝起きは晴れ晴れだったのですよ。あほまろの気持を察してか、モモちゃんも雨に触れながらも晴れ晴れ。普段はそんなことは無いのですが、今、日記を書いているあほまろの足元にぴったりくっついて、幸せそうな顔をして眠っているのですよ。映画の中にモモちゃんも登場させてあげなくっちゃね。


『今朝の雷門』
 雨の朝はまだ真っ暗なのです。でも、最近のカメラは感度を上げてもさほど画像が荒れないこともあって、今日の写真は目一杯感度をあげて撮ってきましたが、それでも手振れを起こしてしまうほど、暗かったのです。
   写真00
『今朝の宝蔵門』

   写真000

『今朝の本堂』
 雨で濡れた地面に反射する浅草寺の光が綺麗ですね。本堂前には4本の松飾りが取り付けられました。
   写真000

『本堂から宝蔵門』
 いつもの光景もお正月の行事が終わるまでこのような映像になりますよ。
   写真000

『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 ここだけはお正月でも変わり無し。
   写真000

『今朝の二天門』 

   写真000 

『今朝の境内』

 どんなに暗くても定点観測だけは残しておかなくっちゃね。
   写真000 
 日曜日の朝なのに、全く人が居ないなんて珍しいかもね。
   写真000
 寒い雨の日でも屋台の準備が行われていました。
   写真000 
 こんな日は全く商売にならないそうですけど、数少ない許可日なのでどんな日でも、お店を開けなければいけないようです。
もし、サボってしまったら、次が無いものね。
   写真000  

 伝法院通りの北側の商店にもお正月飾りが取り付けられました。
   写真000 
 この通り、道を向かい合わせて別々の商店会になっているようです。
   写真000 
『今朝の浅草神社』 
 浅草神社です  
   写真000 
 いつも水はけの悪い境内、今朝も池のようになってましたよ。
   写真000 


『今朝の一写』
 今年最後の競馬、「有馬記念」が開催されるので、早朝から良い席を確保しようと競馬好きが並んでいます。それを警備するガードマンの方々が朝礼を済ませて帰ってきました。聞くところによりると、JRAに勤務する方々は馬券の購入を禁止されているそうですよ。
  写真000 

『浅草な人』
 雨の朝でも観光客がやって来ました。やはり東京に来たらどんなことがあっても浅草寺だけには来てみたい、それが「浅草な人」なんですよね。雨で話題の無い朝だったもので、失礼しました。
  写真000


『今朝のワンちゃん』
 今朝は絶対にワンちゃんたちは来ていないだろう。そんなことを思いながら本堂まで来てみると、居ましたよ。お馴染みココアちゃんが。
   写真10
 帽子付きの雨合羽を着てのお散歩ですが、嫌がらないのが凄いですね。
   写真10
 大きなお目々で、おとうさん、おやつちょうだい。

   写真10

 私も欲しいな・・・。モモちゃんは歯が悪いのでダメですよ。
   写真10

 結局、今朝お逢いしたワンちゃんはココアちゃんだけでした。でも、宝蔵門のところにランディ君のようなワンちゃんを見かけ急いだのですが、間に合わなかったようです。


『あほまろ一門の忘年会』
 昨夜の忘年会に集まってくれたみなさん。こちらはお馴染み浅草ジンタのみなさん。
   写真10

 こちらはジンタのマネージャと助手の古麻呂。ジンタのミーちゃんも居ますね。みんなまるでギャル曽根になったかのようにお好み焼きを頬張ってましたよ。
   写真10

 もんじゃ屋の社長さんと、仲見世町会青年部のみんさん。今となっては、彼等もあほまろ一門になってしまったのかな。
   写真10

 そして、左からなぎらさん、造形作家の山本氏、プロデューサーの大平さんです。この他にも遅れていらっしゃったメンバーの方もいらっしゃいました。
   写真10


『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』

 江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、 また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより 廃業する銭湯の数は少なくありません。
 今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。 
   写真10
  
 あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
   写真10


  展示内容
 ・江戸時代の「湯屋」の模型展示
 ・現代の銭湯の模型展示
 ・台東区内「銭湯めぐり」写真展
 ・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
  開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
  ※休館日を除く

   写真00
 今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。


今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数77枚
back today next