『今朝の浅草』
寒い寒いといっても散歩を止める訳にもいかず、モモちゃんといつもの時間にいつものコースを歩いてきました。考えてみらた、いつかは「左団扇で寝て暮らせたらどんなに幸せだろう」、「毎日寝て暮らせたら天国だろうな」、なんて、将来の希望として、喰って寝て楽して暮らすってのは誰もが思っていることでしょうね。今朝も、ベッドの中で、“あ〜ぁ、外は寒そうだし、このまま昼まで寝ていたい・・・”、考えるのは自由ですが、モモちゃんのことを思うと寝てなんか居られないですよね・・・。特に、このごろの寒さが、あほまろをぐうたらにしているようです。
今年も残すところ後10日、浅草の街のあちこちに門松が登場し始めました。この門松門松は年神を家に迎え入れるための依代という意味合いがあるのです。新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代に中国から伝わり、室町時代に現在のような形になったとされています。中国から伝わったということは、元々仏教と関わりがあったのでしょう。でも、今では歳神様、いわゆる神道的な色が濃いようにも思われるのですが、門松と宗教の因果関係はどうなっているのでしょうね。
日本の文化は、古くは中国を中心とした近隣諸国、近代以降は欧米の文化から吸収・取捨選択を繰り返し、様々な手が加えられて独特な展開を遂げている。伝統的な日本文化については、特に仏教や儒教の影響を無くしては語れないのです。それが時代とともに変化し、現在のように独自の文化として広まったのでしょうね。そんなことから、門松は宗教とは全く関係無く新しい年を迎える喜びの印として普及してしまったのでしょうね。そういえば、キリスト教会の門前にも門松が飾られているのですからね。文化も和洋折衷、住居が和風の座敷から洋間に変わっても、室内に靴を脱いで上がる点ではなんら変わることが無いのと一緒ですよね。
今朝の東京新聞の「東京NEWS2007」の第4回目に
『「文化」「治安」見解に差 浅草行事に波紋』
との見だして、浅草行事に波紋を投げかけられていました。詳細はこちらから。
知り合いの記者が書いたもので、要約すると、先月、江戸の遊郭「吉原」が今年で三百五十年になることを記念して地元商店会が「江戸吉原花魁ふぇすた」を企画したのですが、地元浅草警察署から「性風俗の容認」と、道路の使用許可が得られず土壇場で中止を余儀なくされたのです。風俗店街への暴力団進出を懸念する警察署の「文化で街おこしといっても結局は、ソープランド街への人集め。公益性はない」との見解のようです。また、三社祭の「宮出し」中止問題に関しても、禁止したはずなのに一部の人間が神輿の上に乗ったとの理由で来年は中止。更に、酉の市の出店に関しても交通の妨害になるとの理由で、出店が規制されました。
伝統文化を続けたい、地元民の意気込みと裏腹に浅草警察署が下した結論なのです。しかし警察の見解といっても、本庁からのお達しでは無く、地元浅草警察署の判断だけで文化までもねじ曲げられてしまう。そんなことを許して良いのでしょうか。
過去に例の無い数々の対応、一説には、新しく赴任された浅草警察署長、この浅草で無事に任期を満了すると、将来の出世が約束されていることから、あえて問題になりそうなことは一切排除しているようだ。と、実しやかな噂が流れているのです。
出世のためなら伝統も文化も関係無いとの決定で、泣き寝入りさせられてしまっても、御上に逆らうことも出来ず、言われるがままに諦めなければいけない・・、まったく重い課題を抱えたままで年を越すことになってしまったのが辛いですね。
『今朝の雷門』
まだ薄暗い雷門の横で、猫いつも伝法院のお庭で暮らしている猫が熟睡しています。この猫はいつも日の当たるところでグウグウ寝ている猫、それを見るたびに、「いいなぁ〜、あほまろもこの猫みたいに一日中家にいて寝て暮らせたらなぁ〜、猫に生まれればよかった」なんて思ってしまうんです。彼等にとっての浅草は、穏やかで安心が約束されている場所、特に何のイベントも無い日は正に天国なのでしょう。猫にとっては、どっかの署長さんのよに、伝統も文化も関係無いことですからね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
いよいよ明日は冬至です。明日を境に少しずつ日の出が早くなってくるのですよ。

今朝の「ガサ市」風景。
用意されたガサ類がどんどん減っていきますね。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です
『今朝の一写』
寒い暑いに関係なく、浅草寺境内では毎朝打ち水がされているのです。ホースで水をまいていることも打ち水と表現をして良いのかな。打ち水といえば、なんとなく夏の暑い日を連想してしまいますね。やはり、この行為は、散水とした方が良いのかな・・・・。
『浅草な人』
写真を撮って欲しいと「浅草な人」。もちろん撮ってあげますよと言ったのは良かったのですが、延々とカバンの中をまさぐってカメラを探すおっさん、いらいらしながら待ってようやく取り出してみると、フイルムが切れていたんですよ。まったく、朝っぱらからヘンな「浅草な人」に出会ってしまったもんだよ。
『今朝のワンちゃん』
バビちゃんは写真に写るため、散歩の時間を遅くしてくれたのですよ。今朝もあほまろに甘えてくれる可愛いワンちゃんなんです。

リリーちゃん。昨日の龍ちゃんとのボール遊びが可愛かったね。いつものみなさんから言われました。

今朝は龍ちゃんが来ないので寂しいのかな。
地面に伏せてモモちゃんを待っているヒナちゃんとゴン君ですが、近づくと吠えられてしまうのです。いつになったらご挨拶が出来るようになるのでしょうね。
はい、お洒落なココアちゃんです。
今朝は毛糸のセーターを着せてもらってましたよ。ココアちゃん、最近はあほまろに甘えてくれないのです。その変わり、桜橋のプーさんになついてしまいましたね。
でも、モモちゃんとはちょっとだけご挨拶しましたよ。
ランディ君とお逢いするのは3日ぶりだね。
今日もお相撲で遊びましょうとモナカちゃん。
はっけよい、残った残った残った!
やはりランディ君は男の子なので動作が機敏ですね。
これでお互いストレスの解消になってるのでしょうね。
とっても激しく絡み合っているのですよ。でも、囓ることも無く平和な運動ですね。
おばあちゃんとボビちゃんも二匹のお相撲を見てましたよ。
ペコちゃん、まだモモちゃんと慣れてくれないのです。
影向堂のお庭でお逢いしたコナちゃんです。
おや、ボブちゃんとメグちゃんのおかあさん同士が立ち話中ですよ。
おはようございます!
今朝もみなさん、幸せそうでなによりでした。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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