『今朝の浅草』
12月に入って寒さも厳しくなりましたね。でも、寒がるあほまろを余所に、モモちゃんは不思議なくらい元気なのです。今朝の気温は5度、このくらいがモモちゃんにとってはちょうど良い音頭なのかも知れませんね。柴犬は日本犬のルーツのような存在で、縄文時代から人間と生活をともにしてきたといわれ、古来から寒さに強い犬とされているのですから。
今では日本犬の代表のようになり、海外でも飼われるようになった柴犬ですが、過去には絶滅ご危惧された時期もあったようです。文明開花と共に移入してきた洋犬と共に、舶来万能の風潮によって、輸入された洋犬による日本犬の雑種化が、全国で意図的に行わるようになったのです。それによって大正末期頃までには、都市部の日本犬がほとんど姿を消してしまったのです。
この現状に危機感を抱いた斎藤弘吉氏が、日本犬の復興を呼びかけ、昭和3年6月に日本犬保存会を創立し保存運動を展開したことから、日本犬に天然記念物の指定がおりたのと、当時の国粋的な物を尊ぶ時流が追い風となって生き延びてきたのでした。
ところが、第二次大戦末期は、日本犬にとって第二の受難の時期が到来したのです。物資の不足から毛皮や肉の供出が求めら、いわゆる野良犬狩りと称して金属物資の供出等と共に愛犬をも手放さなければいけない悲しい時代でした。特に、モモちゃんのような赤犬が美味しいとされ、食用として育てたとの記録も残っているのです。
このように様々な受難を乗り越えて生き抜いて来た日本犬、1年間に血統登録される純粋犬50万頭のうち、日本犬の占める割合は10%強、その中でも圧倒的に柴犬が多く、今では日本犬の約80パーセントを占めているのです。
柴犬の特徴は、短毛・立ち耳・巻き尾で、毛色はモモちゃんのような茶色が一番多く、次に白黒、黒、そしてナナちゃんのような白柴が出来るのです。この白柴は、百頭に一匹といわれ、柴犬の中では貴重な色でもあるのです。柴犬の性格は野性的な鋭い警戒性と、人間との強い信頼関係と、主人に対しては非常に忠実、よそ者に対しては馴れ馴れしくせず、警戒心も強いため番犬にも適しているのです。
と、これまでは一般的な柴犬の性格ですが、あほまろのモモちゃんは、のろまで臆病で、主人に噛みつくことも有るけど野性的なところは全く無し、嫌いな人には絶対に馴染まず、気に入った人には初対面でも馴れ馴れしくしてしまう。まるであほまろの性格そのまんま東になってしまったかのような柴犬なのです。これは「どげんかせんといかん」とは思っているのですが、なんたってもうお年ですからね・・・。ただ、寒さにだけはめっぽう強いのだけが唯一の特徴かな。
そういえば、昨日は今年の流行語大賞が決まりました。「ハニカミ王子」「どげんかせんといかん」、等々、宮崎のセールスマンとして地元の名産品を全国にアピールするなど、体を張ってどげんかしてきたそのまんま東さん、今年は一番目立った人物でもありましたね。あほまろは、東京にもそのまんま東風を期待していたのですけどね・・・。
『今朝の雷門』
東京をどげんにも出来ない知事の発案で開催された「東京マラソン」。雷門前の並木通りのイルミネーションの前にPR看板が設置されました。第2回目となる来年の開催日は、2月17日と決まったようです。浅草にもオリンピックの招致を促す看板が目立つようになった今、この「東京マラソン」で日本の元気を世界中にアピールすることができればそれはそれで、どげんかなるのを期待して応援してあげましょうかね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
カイちゃんが走り去って行きました。毎日、おかあさんも頑張ってますね・・・。左のワンちゃんは寒さにめっぽう弱いチャコちゃんです。

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
この時間はまだ薄暗いのです。
仲見世の入口です。今朝は誰も歩いてませんね。午前6時35分、奥の宝蔵門前に数人の姿だけでしたよ。
年末の飾り台が完成しました。これから本堂の両側にこも樽が飾られるのです。
本堂前で歩道を新しく敷き直す工事が行われています。これも、次のイベント、納めの観音までには完成するのでしょうね。
伝法院のお庭に積もった落ち葉。これはまだ序の口なんです。

お地蔵さん広場もまだ序の口。今月中旬になると、黄色い絨毯になってしまうのです。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
交番で何かを訪ねているおとうさんに、早く行こうよとキャンキャン吠えているワンちゃん。鳴き声からして、まだ子供なのかな。可愛いですね。
『浅草な人』
古い寺院に和服はとっても似合うのですけど、奥の工事中の囲いが無ければもっともっとステキな「浅草の人」だったでしょうね。
今朝の龍ちゃん。自由に歩けるようになったら、モモちゃんに全く興味なし。それを知ってか、モモちゃんもそっぽを向いてしるし・・・。
『今朝のワンちゃん』
メイチャン、お久しぶりですね。おばあちゃんは毎朝、浅草寺の開門と同時にお詣りをしています。あほまろにとっては、まだ真っ暗で写真が撮れない時間なもので・・・。
さつきちゃんも散歩が早いワンちゃんです。今朝のあほまろはいつもより15分早いお出かけだったもので、みなさんにもお逢いできたのですよ。
ひなちゃんにゴン君。今朝はいつもより早い散歩。おとうさんは、これからお出かけなのですって。
ポンタ君にゴンタ君。モモちゃんと朝のご挨拶。
おてんばロッタちゃんも早い散歩の一人なのです。
ランディ君はいつも同じ時間なので、必ずお逢いすることができるのですよ。
吠えないので、モモちゃんもお気に入りなんです。
はい、お馴染みココアちゃん。今朝はおかあさんと一緒ですね。
今朝のお洋服はサッカーのユニフォームみたいだね。
ランディ君のおかあさんもココアちゃんがお気に入りのようです。こんな時、普通は焼き餅を焼くのに、ランディ君は興味なしって顔で後ろ向きでしたよ。
リリーちゃん。これから仲見世マラソンにスタートするのです。
寒がりのチコちゃん、今朝はお早いお出ましで・・・。
大きなモナカちゃんがやって来ました。
モナカちゃんとも仲良しなんです。大きいけど優しいワンちゃんなんですよ。
チコちゃんの臭いを嗅ぐモナカちゃん。この後、チコちゃんに“私の臭い勝手に嗅がないでよ!”と吠えられ、逃げましたよ。チコちゃんは気の強いワンちゃんなんです。
モコちゃんです。
モモちゃんとご挨拶。こんな時はいったいどんな会話を交わしているのでしょうね。
ボビちゃんとおばあちゃん。
おばあちゃんは大正4年生まれで関東大震災の体験者、90才を過ぎているのです。でも、歴代のバビちゃんのおかげでとっても元気ですよ。おばあちゃん、この年になっても毎年、ほおづき市に出店している名物おばあちゃんなのです。“私の子供たちが良くしてくれるので、長生きしているんですよ”とおばあちゃん、子供さんと、お孫さんと、ひ孫さんと、やしゃ孫と・・・、数が多くて解らなくなってしまったけど、2〜30名はいるでしょうねとも。素晴らしい人生ですね。
写真の嫌いなメグちゃん。知らんぷりで撮ってしまいましたよ。いつもカメラを見付けたら逃げるのですよ。
こちらは、チャコちゃんの旦那の白君です。男は無口な方が良いんだよね。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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