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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年10月31日(水) 旧暦9月21日大安

-「安心」と「安全」  -

日記写真


『今朝の浅草』
 昨夜来の雨はあがりましたが、ちょっと肌寒さも感じる朝になりました。今朝のモモちゃん、まだ家の中だというのに震えています。きっと、外の寒さを想像しているのでしょうね。嫌がるモモちゃんを抱っこして家を出たのですが、まったく歩いてくれないのです。強引にリードを引っ張ると身体ごとズルズル、始終後ろを向いたままで、歩かないといったら絶対に歩かなこの態度、まったく年寄の冷や水には困ったものですよ。

 それでも騙し騙しいつもの用足し場まで連れて行き、それも仕方なしに用を済ませると、今度は帰ろうと我が家の方向に引っ張るのです。それも今までは何だったのってほど強い力なのです。これだけのパワーが残っているのだから、絶対にいつものコースを歩かせるぞ・・・。てなわけで、再びノロノロお散歩です。きっと、すれ違った方々の目にはペット虐待に見えていたでしょうね・・・。

 最近、食の安全が問題となっています。数年前の「雪印」に端を発し、今年は「不二家」「ミートホープ」「白い恋人」「赤福」、更に「宮崎地鶏」「比内鳥」等々、今朝もまた全国のスーパーなどで売られている人気商品、「鹿児島たくあん・さつまおごじょ」に使用されている「大根」までが中国製であったことが発覚、この調子でどんどん内部告発が続くと、ほとんど総ての食品に飛び火してしまったら、我々はいったい何を食べたら良いのでしょう。

 中谷内一也教授著「リスクのモノサシ」(NHKブックス)によると、『我々は、(食の安全に関して)これらの報道がなければ、これらの食品は安全だと信じきっていた。安全という事実がないのに、“安全に違いないと思い込むこと”これが「安心」である。したがって、安心に満ちた世界、これほど危険極まりない世界があるだろうか。食の安全に関する報道は、人々の不安を増大する。不安の目で監視するから、その安全性が保たれるのだ。人間は「安心」だと思った瞬間から、そのことに関心をなくす。絶えず、不安を掻き立てなければ「安全」を監視できない。』


 食の安全に関する報道によって過度に敏感になってしまった人たち、それを放っておくわけにいかない政府も、今後、さまざまな分野でリスクの考え方に基づいた政策が提案されるとでしょう。そうなると、いっそう不安のネタを作り出すことになるのでは無いでしょうかね・・・。

 更に、『「安心」と「安全」が両立しない世の中こそが、日本が平和な証拠であり、人々が危険に直面している世の中(たとえば、戦乱・飢餓・貧困などで人々の生命が危険にさらされている国)こそが、「安心」と「安全」が両立する世界である。』

 まことに皮肉なことになるんですね。食品でいえば、賞味期限内であることが「安全」で、たとえ賞味期限内であっても保存状態や流通状態によって腐食の頻度も違ってくるでしょう。それを自分の鼻や舌の感性で確かめることで、始めて「安心」を確認することが出来るってことなのです。

 あほまろが少年の頃、おふくろは作った料理が無くなるまで大切に保存しておりましたた。それらを再び食卓に出す前には、必ず臭いを嗅ぎ、ちょっと試食をし、それがお腹を空かせて待っている家族にとっての「安全」「安心」の行為でもあったのです。


 浅草の公園通には多くの居酒屋さんが並んでいます。朝になると食材を届ける業者がやって来て、平気で開店前のお店の玄関先に食材を置いて帰っていきます。その中には、お肉の塊も見えているのです。お店の玄関先には、野良猫もうろついています。いくら賞味期限内の食材であっても、保管方法に問題有りですよね。でも、これらの食材は何時間も火を通すことで、お客さんに「安心」されているのでしょうね。しかし、「安全」とは言い切れませんけど。

 最近は、落語の枕にも登場する食の安全。とある家庭で、賞味期限の切れた食材を、黙ってとーちゃんに喰わせ、大丈夫だったら、子供たちにも与えている。そんな家庭も多くなったとか。

 我が家でも、それと似た事があります冷蔵庫で保管していたモモちゃんのチーズ、賞味期限が切れているようなので、あほまろが試食して大丈夫だったら、モモちゃんにもあげる。これ、マジな話なんですよ。


『今朝の雷門』
 雷門を元気に歩いて来たナナちゃん。それを見付けたモモちゃんは、急に元気になりましたよ。これって、きっとライバル意識の現れなのでしょうね。一緒に写真を撮ってあげようと試みたのですが、二匹共にはしゃぎ回っているのでブレブレだったので、掲載は脚下しましたよ。
 ナナちゃんと別れてからのモモちゃん、いつも元気を取り戻し、自ら進んで歩き出したのでした。雷門の御利益かもね。
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『今朝の宝蔵門』

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『今朝の本堂』

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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  


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『今朝の二天門』 

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『今朝の境内』 
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 今朝の「大懸崖」です。
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 ここまで咲いて来ると、観察のし甲斐もありますよね。
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『今朝の浅草神社』 
 浅草神社です。
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 鳥居の下にも可憐な菊が咲いています。派手さはありませんが、あほまろはこんなのが好きですよ。モモちゃんも臭いを嗅いでみたりして。
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『今朝の一写』
 毎年秋になると(9〜11月)、あほまろの定点観測の中に、この場所もくわわるのです。銀杏の葉が変色していく様子だすが、日記に掲載するほどでは無いので省略してますけどね。今月10日頃から急激に変色し、もうすぐ真っ黄色ですよ。
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『浅草な人』
 モモちゃんは他の方に触られるのを極端に嫌うのですけど、リュウちゃんには優しく対応をしているのです。しかし、もし囓ったら大変なので、ちょっとだけにしてもらってますよ。
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『今朝のワンちゃん』
 まるで定点観測のように同じ場所でお逢いするメイちゃんとおばあちゃんです。
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 いつもは本堂前でお逢いするランディ君、今朝はちょっと早いお帰りですね。
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 モモちゃんともご挨拶。
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 境内にはお馴染みチャコちゃんとラジオ体操のみなさん、モモちゃんを待っててくれたのかな。
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 ナナちゃんとタッ君、今朝は後ろにもう一匹、おかあさんも一緒ですね。
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 こちらもお馴染みのナナちゃん。境内を散歩するワンちゃんの中で、あほまろが知っているだけでも、我が家のナナちゃんを入れて4匹のナナちゃんが居るのです。
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 リリーちゃんはいつも元気に階段を走って来ますよ。それと反対に、最近のモモちゃんはこの階段を登るのも一苦労なんです。
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 今朝もココアちゃんは、リリーちゃんを追いかけたいのかな。遠くに歩いていったリリーちゃんをじ〜っと見つめていましたよ。
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 モモちゃんと一緒に撮ってあげたかったのですが、なかなかうまく行かないのがペットの撮影、でも、ほんの一瞬を狙うのもペット撮影の楽しさなんですよ。
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 我々を見付けて走って来たロッタちゃんです。
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 モコちゃんお久しぶりです。
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 花と竜は他のワンちゃんたちと遊ぶのが嫌いなようです。それでも、お隣にチョロちゃんがやって来ましたよ。
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 チョロちゃんもみんなと遊びたいんだよね。
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 え〜と、え〜と、名前が浮かばないよ・・・。
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 モナカちゃんとアックス君がじゃれ合っています。どちらも大きなワンちゃんなのでじゃれ合いも迫力ありましたよ。
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 みんなやって来ましたよ。おや、遠くで見ているのは・・・。
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 ボクちゃんでした。一緒に遊びたがっていますが、この子はヤンちゃんなので小さいワンちゃんから離しているのです。
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 ヒナちゃんの毛をお手入れしてますね。隣ではゴン君が暇そうにしてました。
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 ミニちゃん、元気になられたんですね。いつも夜中に苦しがるので病院に連れていったそうです。それ以来薬付けになってしまいましたが、すっかり元気を取り戻しました。
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 お顔はまだ若く見えますけど、もう13才なんですよ。
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 ケン君、他のワンちゃんと遊んで貰いたい時にはこのように伏せて待っているのです。5月2日生まれでまだ半年足らずですが、今では、モモちゃんよりも大きくなってしまいましたよ。
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 チビちゃんもまだ生後半年の赤ちゃんです。
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 こちらは同じ年でもケン君と違ってこんなに小さいんですよ。うや、後ろの看板と同じで、おかあさんの握り寿司状態ですね。
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 我が家の真ん前でお逢いしたのは、キナコちゃん7才です。
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 とっても可愛いお顔でしょ。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数250枚
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