『今朝の浅草』
「ボジョレ・ヌボー」の酔いを引きずっていた昨日の辛さから抜けだし、今朝はとっても爽やかな気分です。でも、寒くなったので今朝からセーターを着用です。ブルブル震えながら歩いている年寄りのモモちゃん、今年は何か着せてあげなければいけないでしょうね。マンションを出た週刊、「浅草ジンタ」のリーダーのダイナマイト和尚に、モモちゃんが震えて可愛そうだよって言われてしまいました。
「苦しい時の神頼み」。あほまろは毎朝モモちゃんと一緒に、観音様と浅草神社、更に境内に散らばったお地蔵さまなどで家族と犬たちの健康をお願いしています。お願いをしたから叶うなんてことは絶対に無いと知っていても、なんとなく手を合わせてしまう性がによって、自分を戒めているだけにすぎないのですけどね。時々お賽銭まで入れたりするのは、ひょっとすると思わぬご利益を与えてくれるかもしれない、そんな期待も有るからなのでしょうかね・・・。
さて、学生たちは、そろそろ受験シーズに突入です。この時期になると、通学途中の学生たちが「おみくじ」に夢を託す姿を良く見かけます。目的は自ずと知れてますよね。普段はほとんど新しくなることの無い浅草神社の絵馬もこの時期から真新しい合格祈願がぶら下がるのです。神様に願いを叶えてもらうためには、正直に書かなければいけないのは当然でしょうけど、絵馬に受験する学校名はもちろん、住所氏名までしっかり書かれている物もあるのです。これって・・・、受験生を狙って儲けようとしている輩に利用されてしまったら困りますね。こんな絵馬を見付けると、どこか目立たない下の方に移動してあげているのですよ。
浅草寺宝物館には、医療が不十分な江戸時代に病気の平癒を願って奉納された絵馬がたくさん保存されています。観音様は大名から庶民までその地位に関係なく誰の願いも受け入れてくれたことが伺える貴重な資料ですが、特別な日だけの公開で、普段は見ることができません。
当時の技術からして、これだけの絵馬を造らせるには相当のお金を要したでしょう。また、堂内に飾って貰うためのお布施の額も計り知れません。願いが叶うためなら金に糸目を付けなかったことが伺えるのです。そういえば、落語やお芝居でも信心すれば救われる話も多いですね。
今朝の女学生、おみくじを見ながら“信じたくないね・・・”、そんなことを話ながら通り過ぎて行きました。可愛そうに、きっと悪い目が出てしまったのでしょうね。とある神社のホームページを観ると、「たとえ大吉が出ても、吉は凶にかえるといって油断は禁物ですし、また凶が出てもやがて吉がやってくるわけですから、落ち込むことはありません。
おみくじの凶を引いたときは、神さまにご守護をお願いし、自分でも注意するとともに、何事も今まで以上に努力してみてください。」ですって。
浅草公会堂前で何かのロケをやっているようです。花壇に腰をかけ台本を覚えている女性、いわゆるアイドルなのでしょうか。よく見ると、お守りを握りしめているじゃありませんか。彼女も台詞を覚えるにの神頼みをしているのでしょうかね・・・。
通学途中に通りかかった高校生、彼女を見付け慌てて自転車を止め、こそこそしながら目立たないように携帯電話で写真を撮ってましたよ。どうしてあほまろのように堂々と撮れないのでしょうね。アイドルさんは、モモちゃんにも声をかけてくれました。
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『今朝の雷門』
寒くなりましたね。この寒さの中、今朝も三脚を立てて本格的に仲見世の写真を撮っていらっしゃる方、あほまろの顔を見て、“あっ!”、と口ごもってしまいました。いったい何を驚いたのでしょうね・・・。

振り返ると、あほまろとモモちゃんの後ろ姿を写されていました。だって、この位置は、定点観測の場所ですから。
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『今朝の一写』
「菊花展」の後片付けは結構時間がかかるのですね。終わって二日目どというのに、まだ半分の菊花が残ってますよ。これらの花は、これから種を採って来年に備えるのです。

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『今朝の境内』
これらが無くなると、一時的に何も無い境内になってしまいますが、12月に入ると羽子板市で再び賑わいを見せてくれるのです。

菊花を運び出すトラックがやって来ました。
定点観測をしていた懸崖は既に運び去られていました。色気の無くなった日記は寂しいですね。変わりの色気を見付けなくっちゃ。

さようなら、一月半も顔を合わせていた係員の方、また来年お逢いしましょうね。

おや、奇妙な形の物が運び込まれています。これはいったい何でしょう。形から察するに、原子炉の部品?化学兵器のダクト?なんてことは無いでしょうね。何のために、何処の運ばれるか、浅草寺の境内を散歩する者にとっては重要なことです。この真相を確かめなければと、後を着いて行くと・・・。

修復中の宝蔵門の中に入っていきました。ここが白い布で覆われて中を伺うことが出来なくなって半年、まさか密かに政府の秘密基地が設営されているのでは・・・。囲われてしまった宝蔵門の中は、敵の偵察衛星からも見えませんからね。う〜ん、怪しい。
ちなみに、グーグルアース上で見られる衛星写真には、平成14年8月の浅草の写真が使われています。つくばエクスプレスの工事の進展具合などで時期が解るのですよ。

浅草神社です。

表紙のアイドルさんです。“髪を直したら本番いきますよ”、頑張ってください。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
浅草寺本堂前の大灯篭の修復作業の現場を見てきました。こちらは、本堂に向かって右側です。

掘られた地面には、関東大震災で破戒された残骸なのか墓碑のような石がたくさん出てきましたね。

こちらが4個に分割されて修復中の大灯篭です。真新しい座石に取り替えるのでしょうね。
こちらは左側の現場です。周りを囲んでいた覆いを取り外す作業が行われていました。

こちらも大きく4個に別けられてますね。今月中に蘇るそうです。
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