『今朝の浅草』
平成18年11月1日、台東区立樋口一葉記念館がリニューアルオープンをして始めてのお酉さまの昨夜は、開館時間を午後8時まで延長して対応をしたそうです。とはいえ、あまり存在感の無い女性なのか、延長時間の入館者は予想外に少なかったとか。二の酉(16日)は通常営業で、三の酉(28日)にも時間を延長するそうですよ。
存在感が無いとはいえ、彼女は新五千円札の肖像の方なのです。そもそも五千円札事態存在感の薄いお札なのかも。先日、東京女子大学の教授と、旧五千円の話題になったのです。“あなたは旧五千円札の肖像が誰だったかご存じですか?”、とっさにそんな質問をされて、一瞬答えが出なかったのです。東京女子大学初代学長で、国際連盟事務次長をはじめとする要職につき、国際平和に貢献した新渡戸稲造(にとべいなぞう)氏でしたね。彼によると、東京女子大の学生たちですら、忘れてしまった五千円の肖像だったようです。この調子で、樋口一葉さんも現役でいながら忘れられてしまう存在なのかも知れませんね。また、五千円と高額紙幣に採用されたにしては、一葉の短い生涯は金策に常に不便するというお札に縁の無い皮肉な生涯だったのです。
ところで、もっと存在感の薄い二千円札、まだ流通しているのでしょうか。「二千円札が発行されることによって、使用するお札の枚数が減少して簡便となる」、そんな説明でしたよね。四千円なら千円札四枚だけど、二千円札があれば二枚ですむ・・・。ほんとに便利なんでしょうかね・・・。
ナナちゃんの写真を撮ろうとカメラを構えたら、モモちゃんがちょっかいを出してきましたよ。“わたしがまだ撮られていないんだよ”とでも言ってるのでしょうか。怖がるナナちゃんの表情が可愛いでしょ。

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『今朝の雷門』
連休中とあって、雷門前は早朝から観光客が目立っていました。

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『今朝の一写』
大香炉にお線香を供える前のお詣りです。このお嬢さん、延々と真剣にお詣りをしている姿が美しかったもので。失礼しました。

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『今朝の境内』
焼きそば焼き鳥の屋台は早朝からお客さんが入っています。朝っぱらから飲むビールって美味しいのでしょうかね・・・。

浅草神社です。753のお詣りに来る方もちらほら見かけるようになりましたよ。
浅草神社横の菊花展の展示場、時代祭の時には菊花を撤去して桟敷席になっていましたが、再び菊花が戻されました。

“お酉さまで潤うのは、神社と熊手売りだけだよ・・・”、浅草寺境内で屋台を出している安○さん、この連休中の売り上げの悪さを嘆いてました。“人が多すぎるとかえって売れないんだよね・・・”、とも言ってます。何事もほどほどが良いってことでしょうかね。安○さんは、アンズ飴の他にお団子屋も出しているのです。

定点観測の懸崖です。

かなり大座派に開花してきましたよ。

全体像です。今年はとっても小さいのがお解りになれますよね。

浅草に吉本興業の舞台が60年ぶりに戻ってきました。浅草花月劇場は芝居小屋や映画館でにぎわう浅草六区に1935年開館しました。1946年に閉じるまで、坊屋三郎さんらの「あきれたぼういず」や清水金一さんらのコメディーなどで浅草軽演劇の名所だったのです。
まずは5656会館で月4日の興業で様子を見ながら、いずれは六区ブロードウェイに進出することを狙っているようです。候補地として元東宝劇場や大勝館などの噂も上がっていますが、これからの動向が楽しみですね。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
お酉さまに今年から家族の一員となった息子の嫁さんも一緒です。考えてみたら、毎年女房と二人だけでしたよ。家族で参拝っての始めてだったんですね。午後5時過ぎでしたが、すでに入場制限が行われており、並んで待つこと20分。わいわいガヤガヤ勝手な言葉を口にする連中の会話を聞きながら待つのも祭の楽しみなのです。

あほまろが毎年買っているのがここ「よし田屋」さんです。

ここの特徴はプラスティックを一切使用していないことです。毎年、3寸物を買っていたのですが、今年から5寸に格上げ。お値段は35000円プラスご祝儀で、お手を拝借、シャシャシャンシャン・・・。80才のお婆ちゃんもお元気でしたよ。
正面の混雑を余所に、中に入ると意外に空いてましたよ。

様々な変わり熊手で有名なお店ですが、今年は特に目立った熊手を創らなかったようでした。

お酉さまといえば切山椒ですね。独特なニッキの香りに引かれて毎年買ってまうのです。
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