『今朝の浅草』
夜明けと共に雨も上がったようです。こんなお天気の時に悩むのが散歩に傘を持って行くかどうかなのです。ベランダから手を伸ばして雨の有無と、外を歩く人が傘を差しているかどうかのチェックによって、判断しているのですが、時々失敗もあるのです。でも、今朝の判断は正しく雨は無かったようです。
浅草の街中に「東京時代まつり」の赤い幟が目立っています。この赤という色はどうしてこんなに目立つのでしょうね。ちょっと難しくなりますが、可視光線380~780nm(ナノメートル)の範囲の中で赤は700nmと他の色よりも波長が長いので目立つようです。ですから、危険を示す注意書きを始めとした警告文は、赤文字で書かれるものが多いのです。
また、赤といえば、血、革命、団結、危険、狂気、圧迫感、衝動的など刺激的な表現にも使われる一方で、歓喜、勇気、エネルギー、祝福、威厳など正反対のイメージにも使われる色なのです。単に他の色よりも目立つ色ということが理由なのか、それとも人間の脳神経に直感的に反応を与える色なのか、不思議な色ですね。
同じ赤い色でも「紅」とか「朱」と表現すればその印象はずいぶんと優しいものになってしまいますね。浅草寺の建物や提灯には朱色が使われています。この色になると観る者に優しさと親しみを与えてくれるのです。浅草には真っ赤な幟よりも朱色が似合っているのではないのでしょうか。派手な幟を見ながらそんなことを考えてしましました。
下の写真は昨夜の雷門です。夜になるとライトアップのおかげで、朱色の雷門が黄色っぽくなってしまうのです。照明によって全体の雰囲気も大きく変わってしまうのですね。あほまろは夜景の雷門も好きで、モモちゃんと夕方の散歩でも撮っているのですよ。しかし、夜はスローシャッターになってしまうので、カメラは並木通りの植え込みの中に有るブリンカーライトの上に固定して撮影をしている関係で、仲見世が中心よりもズレてしまうのです。

モモちゃんとナナちゃん、何が気になるのか同じ方向を見ています。ただの通行人だけしか居ないというのに目線を放さないのです、その瞬間、雷門の方向から大きなワンちゃんが歩いてきたのですよ。きっと、犬同士のテレパシーってのが有るのでしょうね。

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『今朝の雷門』
毎朝ここを通過して行く方々を見ています。普段は通勤通学の方がほとんどですが、週末になると場外馬券場に向かう人が多くなります。そんな中、今朝はこの付近で野宿している世捨て人の団体が所帯道具をいっぱい持って歩いて来ました。この先のどこかに雨宿りに最適な場所が有るのでしょうかね。もちろんそんな連中にはカメラは向けませんでした。
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『今朝の一写』
三匹のワンちゃん。同じ種類の犬を連れて歩いていて、どれが誰かを迷わないのでしょうかね。あほまろは時々、ナナちゃんをモモちゃんと呼んでしまったり、またその逆も。呼ばれた犬もあほまろの態度で自分が呼ばれていることを知るので、そんなのは些細なことですが、他の犬にも同じ言動をとってしまうことも多いのです。やっぱ、年のせいなのかな・・・。

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『今朝の境内』
浅草寺境内の交番は、今年の夏で閉めて一時は内部の備品も無くなってしまったのですが、再び備品が持ち込まれお巡りさんが座っているじゃありませんか。復活するのでしょうかね・・・。

観音裏広場に持ち込まれた「東京時代祭」に使われる大道具類です。雨に濡れても大丈夫なのでしょうかね。
浅草神社です。鳥居の上にハトがとまっていました。

「菊花展」の大輪、色とりどりで奇麗ですね。この写真を撮っている横にやって来たおばさん二人、菊の花を見て“まあ、美味しそう!”、ですって。こんなのも食べちゃうんでしょうかね。そういえば昔アメリカの牧場で、友人が丸々太った牛を指差して“あれ、美味しそうだね”っていったのです。牛を見て美味しそうだねなんて思うのは、さすがにアメリカ人だねと答えると、彼は、“日本人だって水槽の魚を見て美味しそうだと言うのを一緒だよ”、そう答えたっけ。動植物には申し訳無いのですが、人間は生きるためには、なんでも食べてしまうんですよね。
確かにあほまろも菊は食べたことありますよ。

定点観測の懸崖です。

僅かですが蕾が大きくなったような。

今日は競馬の「天皇賞」が開催されます。ここ六区には朝早くからギャンブラーが集まっていましたよ。先日の薬物疑惑で人気のディープインパクトは出走回避だそうですね。今日は、競馬は良く判らないのですけど、3連複で「4、7、15」の組み合わせに賭けてみようと思ってます。電話投票のPATシステムの権利を持っているのですが、年に規定回数を使わないと無効になってしまうそうなのでね。


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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
伝法院通りが江戸町になってそろそろ一年が経ちますね。おかげで、ここを訪れる人もかなり多くなったようです。
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