『今朝の浅草』
蒸し暑い朝になりましたね・・・。ちょっと歩いただけで全身汗びっしょりです。今朝もナナちゃんが一緒です、最近のナナちゃんは大人になってきたのか、モモちゃんに悪戯をしなくなり、モモちゃんも安心して一緒に歩いているのですが、まだ時々尻尾を囓るのです。でも、甘噛みなですよ。
観音堂拝殿の中に、お盆の「三界萬霊」の位牌が設置されています。新暦で行われる先月のお盆には、外に出されていたのですけどね。旧暦の盂蘭盆会は、東京では一般的じゃ無いのでしょうがないのでしょうかね。
今朝も、ご先祖さまと、過去に我が家で楽しい時間を共有した犬たちの冥福をお祈りしてきたのです。

あほまろが留守の明日、浅草恒例の「灯篭流し(流灯会)」が行われます。この行事は、昭和21年の大戦復興祭のとき、浅草に参集した縁者が、手に手に燈籠を持ち高張り提灯を先頭に行列し隅田公園の河岸へ至り、一つ一つ隅田川に流していたのです。昭和41年の春、高潮防止のため両岸に防潮堤の整備が行われ、この「灯篭流し(流灯会)」は昭和40年を最後に途絶えていたのです。平成17年に隅田川親水テラスが完成したことで、再会されたのです。
お盆に先祖の霊を供養する心と、先の不幸な大戦で犠牲になられた方々の冥福を、一つの小さな灯篭に託して隅田川に流し、参加された方はみなさん素直な気持ちで手を合わせることでしょう。そして遠く遠く海の彼方まで流れていって欲しい・・・。
しかし、この行事に「川に流すと環境破壊になると」の問題を唱える方々も多いようです。隅田川を汚染から守るには、隅田川に親しむ事が大切という意味を込めて創られた親水テラス。そこから流す灯篭は、水に溶けても環境を破壊しない素材で作られてはいるのですが、残念ながらちょっと下流で全数が回収されてしまうのです。一人一人が海の彼方まで流れて欲しいとの心が籠もった灯篭、その物理的な姿は回収されてしまっても、想いは水の流れと共に、遠く遠く天国までにも到達することでしょう。
1.燈籠は環境に配慮した品で金属など紙以外の素材を使っておりません。
蝋燭は植物性原料を使用しております。
2.回収船団を組織して、言問橋上流の親水テラスから引揚げます。
3.回収した燈籠は、故紙として再生します。
みなさまのご協力、よろしくお願い申しあげます。
主催: 浅草観光連盟 浅草夏の夜まつり実行委員会
後援: 浅草大平和塔維持会 隅田川市民交流実行委員会 台東区
これまで徹底していると、環境保護団体も喜ぶでしょうね。
今日から2泊3日、あほまろは仕事を兼ねて長野の天龍川沿いを歩いてきます。この日記は旅先で書くつもりですが、ネット(PHS)に繋がるかどうかは行ってみなければ解りません。もし、更新されていなかった場合は、後日まとめてのアップとなりますので、ご了承くださいね。
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『今朝の雷門』
前を歩いているのがナナちゃんですよ。見えるかな。

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『今朝の一写』
あほまろ同様、ワンちゃんの散歩をするご主人がお詣りをすると、ワンちゃんたちはジ〜ッと待っているのです。これって、浅草独特な犬の仕付なのでしょうね。モモちゃんもあほまろがお詣りを終えるまで、ちゃんと座って待ってますよ。

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『今朝の境内』
境内にセミの鳴き声が響き渡っています。これから残暑が厳しくなるなんて予報もありますね。寒かった夏の始めのつけが支払われるのでしょうかね・・・。

最近は、デジタル一眼レフを持つ方が増えましたね。浅草で見かけるカメラは圧倒的にニコンが多いようです。今朝も、3人の方がニコンの新製品で撮ってましたよ。ちなみにあほまろのカメラはキャノンです。お互いに相手のカメラを横目でチラチラ、これってライバル意識なのかな・・・。

浅草神社です。暑いですね。
浅草の神田。穂が出る前に枯れ始めたような・・・。

浅草神社の裏の被官稲荷です。江戸末期の安政元年、新門辰五郎 の妻女が、重病で床に伏した時、山城国の伏見稲荷社に祈願した甲斐があって、病気が治った
お礼の意味を込め、伏見の祭神を祀った被管稲荷社を建立したとか。

浅草に似合う提灯は、なんといっても赤ちょうちんでしょうね。
白くても赤ちょうちんとはこれ如何に。

浅草は、サンバだって提灯が似合ってしまうんですよ。
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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
夏の夜祭り、昨夜は辻香織ちゃんのワンマンステージでした。来年のポスター用に、このアングルで、観光船が来るのを待っていたのでしたが、とうとう来なかったよ・・・。また来週狙ってみましょうね。


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