『今朝の浅草』
お盆休みで故郷に帰っている方も多いでしょう。あほまろ家のお墓は北海道なのでそう簡単に帰ることもできず、今年のお盆は息子夫婦が墓前に結婚の報告を兼ねて行ってくれることになりました。あほまろは現地に出向かなくても毎朝観音様にご先祖様のご冥福を祈っているので、きっと天国の両親も喜んでくれているでしょうね。なんたって、仏様は宗派に関わらず天空で結ばれているのですから。なんて勝手な解釈で紛らわしているのっていけないのかな・・・。
毎年この時期、観音様に詣でながら、懐かしい故郷の山河、両親との思いでなど幼い頃の生活が走馬燈のように脳裏に浮かんでくるのです。今朝は、あほまろがお詣りをしている横に座って大人しく待っている年老いたモモちゃんの顔を見ていると、過去に飼っていた犬たちの顔がダブって見えてくるのです。
小学生の頃に可愛がっていたモモちゃんそっくりだった雑種のパピー。結婚当時に飼っていたマルチーズのミニー。独立して仕事を始めた時に会社に迷い込んで来た大五郎。交通事故で半身不随で捨てられていた雑種のシロ。東京に越して始めて飼ったヒュー。旅先の犬屋さんで衝動買いをしてしまったハンク。お盆なので、みんな揃ってあほまろの元に帰って来たかのようでした。
あほまろと子ども達の成長の過程で、いつも側に居ていやしてくれた犬たちとの楽しい生活。しかし、すべての生き物には寿命という制限があるのです。少なくても、今飼っている犬たちを送るまでは生きていたい、毎朝観音様にお願いしているのです。
歯は抜け、耳も遠くなってしまったモモちゃん、機敏さは無くなってしまいましたが、まだ散歩を楽しんでいるようです。来年のお盆、今朝のようにモモちゃんと一緒に散歩しながら、昔の犬たちとの再会が出来れば良いのですがね・・・。
昨日は女房の誕生日でした。毎年家族で墨田区のアサヒビール本社屋上のイタリアンレストランで食事をするのが恒例になっていたはずが、昨年は女房と二人だけの寂しい誕生日でした。でも、昨日は息子と嫁さんが付き合ってくれたのでケーキなんかも用意して、夜景を見ながらハッピバースディーの歌なんか歌ってしまったり、女房が照れてましたよ。
8月の毎週金土日は、隅田川親水テラスで「浅草夏の夜まつり」が開催されております。昨日は、激しい雷雨だったので中止になってしまったかな・・・、誕生会に向かう途中に寄ってみると若者たちは雨なんて関係なしに頑張ってましたよ。今夜は6時から浅草の歌姫辻香織ちゃんの単独ライブです。みんさんも浅草にいらっしゃいませんか。
六区ブロードウェイで開催される恒例の夏祭りのポスターが貼りだされました。今年は、17日(木)に開催されるようです。今年は都会の子に馬を見せてあげようと、ポニーがやって来るそうですよ。そして、お馴染み花やしきアクターズスクールのみなさんや、「浅草の唄」で人気の祭五郎さんのライブなど、通りは夜まで賑わうことでしょう。
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『今朝の雷門』
お盆休みの日曜日とあって、普段よりも多くの観光客が来ていました。

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『今朝の一写』
普段は年輩の方だけがお詣りをしている影向堂ですが、お盆とあって若い連中のお詣りも目立っていました。手ぶらでやって来るということは、きっと、近所の方なのでしょうね。ご先祖を感謝して尊敬する風習って良いですよね。仏教徒日本人の魂を忘れさせないために、お盆はあるのでしょうね。

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『今朝の境内』
浅草寺本堂前の大香炉は、普段から若者も多い場所です。線香の煙を身体に貰うことによって患っている場所が直り、頭に貰うことによって頭が良くなる。あほまろとモモちゃんは毎朝貰っているのですが、効果が見えて来ないのですけど・・・。

足の不自由な方には観音様の階段はきついですよね。下でお詣りをして帰る方も多いようです。横のエレベーターが自由に使えたら御賽銭も入るのにね・・・。最近のモモちゃんも昇るのが辛そうなのです。時々抱っこして上げているのですよ。でも、エレベーターに犬は乗せられません。

お盆は忙しいよ。今日は人出が多そうなので屋台はみんな早朝から準備で忙しそうでした。
朝から家族連れが多いですね。ご先祖様のご冥福をみんなで祈ってきたのでしょう。

二天門、修復工事が始まると看板が出されて半年経ちますけど、未だに工事をする様子無し。かなり痛んでいる重要文化財です。(ショーケースに入らないので、国宝にはなれないって誰かがいってましたっけ)

浅草神社の神田です。この時期に穂が出て来ないので今年は実りが無いでしょうね。
いつもの位置から。

花やしき前の長屋、まだ外壁工事が行われてますよ。
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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
花やしきの並びの家に咲いている「ペラルゴニューム」って花、今年三回目の花を咲かせました。この花は南アフリカ原産で、日本には明治末期に渡来して品質改良がなされ春夏秋冬1年中咲く花になったのだそうです。
今までは花を嗜む趣味なんて無かったあほまろですが、最近はちょっとだけ花々が気になってくるのです。年寄りになった証拠なのでしょうね。
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