『今朝の浅草』
暑くなりましたね。朝から気温はすでに30度を超えています。ちょっと遅めの散歩になってしまったので歩道のアスファルトがかなり熱くなってしまったようで、モモちゃんは歩くのを極端に嫌がっています。しかたが無いので石畳の仲見世に入るまで抱っこしてあげました。体重7キロのモモちゃんのおかげで、あほまろは更に更に汗だく。これからは寝坊しないで、もっと早めのお出かけを心がけないといけませんね。
こんな暑い日は、街のみなさんもホースを持ち出して家の周りに水をまいています。打ち水をすることで、アスファルトの水が気化するときに、地表から気化熱をうばうので、気温を下げるという科学的な効果があるそうです。言われる通り、水が打たれた路上を歩くと、とっても爽やかな気分になるのです。
そんなこと当たり前とお思いの方も多いでしょうけど、三年前、夏の電力不足の心配と深刻化するヒートアイランド対策のひとつの試みとして、土木研究所(現独立行政法人)が、水をまくことによって奪われる気化熱が気温を下げるという単純な「打ち水効果」に着目。都内で散水可能とみなされるエリアに、1平米につき1リットルずつ水がまかれたら気温は2℃下がるとの研究発表が発端となって、全国各地で実施されるようになったのです。
昨年の全国での打ち水の参加者は推定で約770万人。それを良いことに、打ち水大作戦は昨年はパリやメキシコでも開催されました。日本人が桶とひしゃくで水をまく姿がテレビでも報じられたのをご覧になった方も多いでしょう。
ゆかた姿で、桶とひしゃく。風流な江戸情緒を楽しもうと、本日、伝法院通りにおいて正午から「打ち水大作戦」が開催されます。みなさんも「江戸の知恵に学ぼう」を体験してみませんか。尚、次回は10日に開催されます。主催者の方々、今日は打ち水にぴったりの真夏日になって良かったですね。10日も晴れると良いですね。
昨夜から隅田川隅田川親水テラスで「浅草夏の夜まつり」が開催されました。このイベントは、これから8月いっぱい毎週金〜日までの三日間午後五時から九時まで親水テラスにオープンカフェが並び、特設ステージではライブ演奏が楽しめるのです。いうなればビヤガーデンって感じですが、ビールやおつまみを買わなくても無料で楽しめる浅草の夏の風物詩にして行こうと昨年から開催されているのです。
昨夜は、浅草の歌姫「辻香織」ちゃんと、我が「浅草ジンタ」によって開会が宣言されました。「浅草夏の夜まつり」の詳細はこちらでご覧ください。
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『今朝の雷門』
おや、今朝も映画の撮影が行われてますね。この炎天下に拍車をかけるかのように、大きなライトが灯されています。照明の前を通っただけで、もの凄い熱気でした。こんなところにこそ打ち水しなくっちゃ。

この照明装置です。
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『今朝の一写』
写真で今朝の暑さを表現してみると、こんな感じかな。これに蝉の鳴き声の効果音を合わせると、今朝の暑さが判りますよ。

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『今朝の境内』
暑くても寒くても、境内はいつも同じ佇まいですが、木々の育ち方によって時期が判り、影の角度と長さによって時間を競れるのです。あほまろが調べている明治から昭和にかけての浅草の絵葉書で、四季と時間を考察するために毎日定点で撮影をしているのです。

伝法院の玄関の側溝工事。このような由緒ある古風な場所なので、コンクリートと鉄板じゃなくて昔風のどぶ板のような側溝にして欲しかったですね。

暑い弁天山の弁天堂。会談途中の左側の小さな木が定点観測をしていた梅の木です。
浅草神社です。

浅草の神田、今年は成長が遅いようですね。

花やしき前の長屋の外壁工事の様子です。おや、さっき出会った「今日の一写」のご夫婦、こちらに歩いてきますね。

人は暑い日には水に親しむのです。おこぼれにあずかろうと、池の鯉にエサをあげているご夫婦の足元にはハトがいっぱい寄ってきました。

この時期、毎晩のように盆踊りが行われています。今夜は墨田区の旧安田庭園の「納涼の夕べ」で、国際盆踊り大会が開催されます。あほまろは、ここに集まる外国人に、「和おどり」への参加のお願いに行ってきますよ。
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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
「浅草夏の夜祭り」の様子です。
あほまろは「和おどり」の打合せだったので、今回の撮影は助手の古麻呂です。ステージは良いのですが、もうちょっと浅草を感じる何かが欲しかったですね。
辻香織ちゃん。

ここに船が通っていたら最高だったのですが・・・。

おなじみ浅草ジンタです。
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